地球はいつ、どうやって生まれたの?
わたしたちがすんでいる地球はいつ、どうやってできたのかな?広い宇宙(うちゅう)の中にある地球。銀河系(ぎんがけい)という星の集団のはしに太陽系(たいようけい)があり、そこに地球はある。それでは、誕生(たんじょう)のひみつをさぐってみよう。
地球が生まれるきっかけは、およそ50億(おく)年前にさかのぼる。宇宙のどこかで、星の大爆発(だいばくはつ)が起こったんだ。この爆風によって、うすいガスやチリが大きな渦(うず)を作り始めた。渦の中心には物質(ぶっしつ)が集まってどんどん高温になり、やがて核融合反応(かくゆうごうはんのう)というものが起きた。こうして生まれたのが、太陽だよ。
一方、ぐるぐるまわっている渦の中では、ガスが冷えてこまかな粒子(りゅうし)ができた。粒子は集まって、やがて微惑星(びわくせい)と呼(よ)ばれる大きなかたまりになった。微惑星はおたがいに引力で引きつけあって、どんどん大きくなる。これが地球をはじめ、惑星の原型になったんだ。原始の地球は、およそ46億年前にできたと考えられているよ。