陸はどうやってできたの?
誕生(たんじょう)したばかりのころ、熱いマグマの海におおわれていた地球。やがて海ができてからは、地球表面のほとんどが海でおおわれるようになった。表面だけを見ると、まるで水の球みたいだったそうだ。
では、どうやって陸(りく)ができたのかな?海の底、地球の中をのぞいてみよう。海底はどうなっていたかというと、うすい岩の層(そう)でできた地殻(ちかく)でおおわれていた。そして、その下にはマントルという熱いかたまりの層があった。
地球が生まれて数億(すうおく)年たったころ、地球のまん中に「中心核(ちゅうしんかく)」と呼(よ)ばれるもっと熱い部分ができた。これがマントルをあたため、軽くなって浮(う)き上がってくると海底で冷やされてプレート、つまり岩盤(がんばん)になったんだ。プレートはマントルの流れに乗って動き、ほかのプレートとぶつかった。ぶつかり合ったプレートの境目(さかいめ)あたりには、つぎつぎと花こう岩という軽い岩の島が生まれた。そんな島がぶつかりながら集まって、やがて大陸ができたと考えられているよ。