第4回のゲストは、株式会社中川政七商店 代表取締役会長 中川政七氏です。
「日本の工芸を元気にする!」というビジョンにもとづく経営の実践により、中川政七商店を大きく成長させた中川政七氏。「全てはビジョン達成のため」と語る、中川氏のものづくりや経営、ブランドへの思い、について伺います。

中川政七
株式会社中川政七商店 代表取締役会長

1974年奈良県生まれ。京都大学法学部卒業後、2000年富士通株式会社入社。2002年に株式会社中川政七商店に入社し、2008年に十三代社長に就任、2018年より会長を務める。「日本の工芸を元気にする!」というビジョンのもと、業界特化型の経営コンサルティング事業を開始。初クライアントである長崎波佐見町の陶磁器メーカー有限会社マルヒロでは、新ブランド「HASAMI」を立ち上げ空前の大ヒットとなる。2015年には、独自性のある戦略により高い収益性を維持している企業を表彰する「ポーター賞」を受賞。工芸復活のためには「産地」という単位で物事を考えなければならないという現実に直面し、2017年「日本工芸産地協会」を立ち上げ、また中川政七商店としては奈良の地に数多くのスモールビジネスを生み出し、街を元気にするプロジェクト「N.PARK PROJECT」を提唱。産業観光によるビジョンの実現を目指している。

関連企業・団体:株式会社中川政七商店 https://www.nakagawa-masashichi.jp/company/