「経営基本方針の伝道師 髙橋荒太郎 ~誰にも負けない立派な仕事をする~」
会期:2025年11月27日(木曜日)~2026年1月31日(土曜日)休館:日曜・祝日・年末年始(12月27日~1月4日)
松下幸之助歴史館では、毎年、春と秋の2回、経営理念特別展を開催しています。
今回の特別展では、パナソニックグループの創業者である松下幸之助の片腕として、当社の経営を実務面で支えた髙橋荒太郎・元松下電器会長にスポットを当てます。
髙橋は、幸之助の経営理念に基づく経営基本方針を自らの“よりどころ”とし、これに徹することで当社を成長・発展に導くとともに、社員にその大切さを説き続けたことから、社内で“経営基本方針の伝道師”“ミスター経営基本方針”と称された人物です。
歴史館の展示では、終戦後の苦境や事業の再建など厳しい経営課題に、信念と熱意をもって立ち向かい、当社の成長を牽引した髙橋の事跡とその時々の思いを紹介しています。難局に立ち向かう気持ちの持ち方、人材育成のために大切なこと、経営基本方針に徹するとはどういうことかなど、皆様方がそれぞれの立場で参考にしていただければ幸いです。
(1)経営基本方針に徹する
創業者・松下幸之助の片腕として、全幅の信頼のもと、戦前から戦後の復興期、拡大発展期に、当社の経営を実務面から支えた髙橋荒太郎。経理基準や人事方針など、会社の基盤とも言える制度・方針の策定を担い、また数々の事業再建を成功に導きました。幸之助の経営理念に基づく基本方針を徹頭徹尾、自らの“よりどころ”とし、経営課題に対峙してきた事例を紹介しています。
(2)任せて育てる——人をつくる事業経営
髙橋は、前職であった朝日乾電池(株)で、常務として経営改革を進めた経験から「経営にとって人がいかに大切か」を学び、「人をつくる事業経営」に心血を注ぎました。当社が求める人材——つまり、経営基本方針を理解し実践できる人材の育成を国内外で行ってきた事例を紹介しています。
(3)至誠天に通ず——最後の最後まで諦めない
髙橋の功績の中で、特筆されるものとして、終戦後、松下電器がGHQ(連合国軍総司令部)から受けた指定解除に尽力した活動と、当社の飛躍的な発展に欠かせなかったオランダ・フィリップス社との提携交渉を成功させたことが挙げられます。どちらの事例にも共通するのが、正しいと信じたことは信念を持って貫き通す、駆け引きなどせずに誠心誠意をもって全力を尽くす、そして、成功すると信じて決して最後まで諦めない姿勢でした。当時の史料とともに展示しています。
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