- 熱って何?
- どうして風邪(かぜ)をひくと熱が出るんだろう?
- 地球の中心はと~っても熱い
- ろうそくの火とコンロの火、色が違(ちが)うのはどうして?
- 太陽がなければ地球も凍(こお)る?
- 一番熱い温度と一番冷たい温度って何度?
- 火に近付けたら、1円玉と10円玉、どちらが先に熱くなる?
- どうして熱い日には汗(あせ)が出るの?
- 使い切りのカイロはどうして温かくなるの?
- 空気だって凍(こお)ることがある!
- どうして食べ物を冷蔵庫(れいぞうこ)に入れるの?
- お湯に手を入れると「痛(いた)い」と感じるのはなぜ?
- どうしてマッチは擦(こす)っただけで火が付くの?
- 体温計に42度までしか目盛(も)りがないのはどうして?
- 南極の海はどうして凍(こお)らない?
- 手足がすぐに冷えるのはどうして?
- ストーブでタンクまで燃(も)えないのはどうして?
どうして風邪(かぜ)をひくと熱が出るんだろう?
風邪をひくと、頭が痛(いた)くなったりせきが出たり、遊びにも行けないし、嫌(いや)だよね。それに、熱が出て体がだるくなる。でも、どうして風邪をひくと熱が出て体が熱くなるんだろう?
風邪をひくのは、体の中に風邪のウイルスが入ってくるから。ウイルスというのは、小さな小さな生物。生物なのに自分だけでは生きられなくて、動物の体の細胞(さいぼう)に入らないといけないんだ。
ウイルスが入ってくるとやっつけようとして、体の中の白血球が出動して戦う。この時、熱が出るんだ。風邪のウイルスは温度が高いとあまり動けなくなるんだけど、反対に白血球たちは元気になる。だから体は熱を出して、悪いウイルスをやっつけやすくするってわけ。体の中では白血球たちが、みんなが元気になるように頑(がん)張(ば)ってくれているんだよ。