- 熱って何?
- どうして風邪(かぜ)をひくと熱が出るんだろう?
- 地球の中心はと~っても熱い
- ろうそくの火とコンロの火、色が違(ちが)うのはどうして?
- 太陽がなければ地球も凍(こお)る?
- 一番熱い温度と一番冷たい温度って何度?
- 火に近付けたら、1円玉と10円玉、どちらが先に熱くなる?
- どうして熱い日には汗(あせ)が出るの?
- 使い切りのカイロはどうして温かくなるの?
- 空気だって凍(こお)ることがある!
- どうして食べ物を冷蔵庫(れいぞうこ)に入れるの?
- お湯に手を入れると「痛(いた)い」と感じるのはなぜ?
- どうしてマッチは擦(こす)っただけで火が付くの?
- 体温計に42度までしか目盛(も)りがないのはどうして?
- 南極の海はどうして凍(こお)らない?
- 手足がすぐに冷えるのはどうして?
- ストーブでタンクまで燃(も)えないのはどうして?
空気だって凍(こお)ることがある!
例えば水が温度によって、水蒸気(すいじょうき)になったり氷になった りするように、空気も、温度を下げていくと液体(えきたい)や固体になる んだ。水が凍る温度は0度。でも、空気を作っている窒素(ちっそ)や酸素 (さんそ)が凍る温度はもっともっと低いんだよ。
温度は0度より低いとマイナス何度という呼(よ)び方をするんだけど、 空気をどんどん冷やしていって、温度が約マイナス190度以下になると、 わずかに青みをおびた液体になる。さらに温度を下げていくと、マイナス 219度で空気の中の窒素や酸素が凍って固体になるんだ。地球上で一番 低い気温は南極のマイナス88.3度。吸(す)おうとしたら空気が凍って た…、なんてことはないから安心して。