- 熱って何?
- どうして風邪(かぜ)をひくと熱が出るんだろう?
- 地球の中心はと~っても熱い
- ろうそくの火とコンロの火、色が違(ちが)うのはどうして?
- 太陽がなければ地球も凍(こお)る?
- 一番熱い温度と一番冷たい温度って何度?
- 火に近付けたら、1円玉と10円玉、どちらが先に熱くなる?
- どうして熱い日には汗(あせ)が出るの?
- 使い切りのカイロはどうして温かくなるの?
- 空気だって凍(こお)ることがある!
- どうして食べ物を冷蔵庫(れいぞうこ)に入れるの?
- お湯に手を入れると「痛(いた)い」と感じるのはなぜ?
- どうしてマッチは擦(こす)っただけで火が付くの?
- 体温計に42度までしか目盛(も)りがないのはどうして?
- 南極の海はどうして凍(こお)らない?
- 手足がすぐに冷えるのはどうして?
- ストーブでタンクまで燃(も)えないのはどうして?
地球の中心はと~っても熱い
地球のずっとずっと中の方は、何と6000度っていう、すごい熱さなんだ。どうしてそうなったと思う?
大昔の地球は、小さな星同士がたくさんぶつかってできた、ドロドロの熱い塊(かたまり)だった。そのうち重い鉄(てつ)を含(ふく)んだ部分は沈(しず)んでいって、軽い物だけが浮(う)いてきた。地球の熱が冷めてくると、表面が固まって、岩や土の地面ができて、熱いドロドロは地球の中だけに残ったというわけ。
中がそんなに熱いのに、地面はどうして熱くないんだろう? それは、地面の下にはマントルという土や岩のとても分厚(あつ)い壁(かべ)があって、熱を伝えにくくしているからなんだよ。