- 熱って何?
- どうして風邪(かぜ)をひくと熱が出るんだろう?
- 地球の中心はと~っても熱い
- ろうそくの火とコンロの火、色が違(ちが)うのはどうして?
- 太陽がなければ地球も凍(こお)る?
- 一番熱い温度と一番冷たい温度って何度?
- 火に近付けたら、1円玉と10円玉、どちらが先に熱くなる?
- どうして熱い日には汗(あせ)が出るの?
- 使い切りのカイロはどうして温かくなるの?
- 空気だって凍(こお)ることがある!
- どうして食べ物を冷蔵庫(れいぞうこ)に入れるの?
- お湯に手を入れると「痛(いた)い」と感じるのはなぜ?
- どうしてマッチは擦(こす)っただけで火が付くの?
- 体温計に42度までしか目盛(も)りがないのはどうして?
- 南極の海はどうして凍(こお)らない?
- 手足がすぐに冷えるのはどうして?
- ストーブでタンクまで燃(も)えないのはどうして?
どうして暑い日には汗(あせ)が出るの?
夏って暑い。汗がいっぱい出て、かゆくなったりするね。でもどうして汗なんか出るんだろう? 実は汗には体温を調節してくれるという大切な役目があるんだ。
夏みたいに暑い日には、体温も上がってしまう。風邪(かぜ)をひいて熱が出たときもそうだね。体温が上がると体が辛(つら)く感じる。そんな時、汗は、皮膚(ひふ)に開いた小さな穴(あな)から出てきて、蒸発(じょうはつ)する時に体の熱を奪(うば)っていってくれるんだ。そうして体温を大体36.5度前後に保(たも)ってくれている。夏には1日で5~10リットル(2リットルのペットボトル2~5本分)もの汗が流れることもあるんだって。