- 熱って何?
- どうして風邪(かぜ)をひくと熱が出るんだろう?
- 地球の中心はと~っても熱い
- ろうそくの火とコンロの火、色が違(ちが)うのはどうして?
- 太陽がなければ地球も凍(こお)る?
- 一番熱い温度と一番冷たい温度って何度?
- 火に近付けたら、1円玉と10円玉、どちらが先に熱くなる?
- どうして熱い日には汗(あせ)が出るの?
- 使い切りのカイロはどうして温かくなるの?
- 空気だって凍(こお)ることがある!
- どうして食べ物を冷蔵庫(れいぞうこ)に入れるの?
- お湯に手を入れると「痛(いた)い」と感じるのはなぜ?
- どうしてマッチは擦(こす)っただけで火が付くの?
- 体温計に42度までしか目盛(も)りがないのはどうして?
- 南極の海はどうして凍(こお)らない?
- 手足がすぐに冷えるのはどうして?
- ストーブでタンクまで燃(も)えないのはどうして?
どうしてマッチは擦(こす)っただけで火が付くの?
マッチ棒(ぼう)の頭をマッチ箱の横に擦りつけると、箱の赤リン(せきりん)が少しはがれてマッチの頭に付く。この赤リンが、擦った時に起きる熱、摩擦熱(まさつねつ)で燃(も)え出すと、マッチ棒の頭に交ざった硫黄(いおう)なども燃えて、ボッと火が付くんだよ。
物が燃える温度はそれぞれ違(ちが)う。燃え出す温度を発火点と言って、紙の発火点は450度、木の発火点は400~470度位。マッチに使われている赤リンは発火点がとても低くて260度位。擦った時の温度で、赤リンは十分燃え始めることができる。燃え始めは低い温度だけど、火が付いた瞬間(しゅんかん)のマッチの温度は何と2500度もあるんだ!