音声付き信号機、ノンステップバス・・・。

「安全」や「わかりやすさ」を考えたものがたくさんあるね。
そんな思いやりの工夫に気づいたら、困(こま)っている人のことを考えよう!

音声付き信号機は、信号が青に変わった時に音が流れるので、
目の不自由な人には安心だし、そうでない人にも
青になったのがすぐにわかる。みんなに安全をとどけるしくみだね。

ノンステップバスは、バスのゆかを低くし階段(かいだん)をなくして
スロープを使うので、車いすを使用している人や、おとしより、
赤ちゃんをだっこしている人など、
みんなにとって楽に、安全に乗りおりできるバスなんだよ。

駅などにあるエレベータには、おしボタンが高い位置だけではなく、
低い位置にも着いているよ。車いすを使用している人にも、
背(せ)が低い子どもにも、使いやすくてうれしいね。
人によって使うボタンが選べるね。

駅やデパートには、案内の表示(ひょうじ)が日本語だけでなく、英語や中国語、
韓国(かんこく)語などで書かれているところがふえているよ。
それに、ピクトグラム(絵文字)がプラスされているところもあるから
いろいろな外国のお客さまにも、文字が読めない人にもわかりやすいね。

街には、よく見るといろいろな人への思いやりの工夫がたくさんあるんだね。
その思いやりの工夫を学んだからこそ、困っている人に
気を配ることができるのかもしれないね。