「パナソニック スカラシップ アジア」
2024年度の活動がスタート

現地の大学や職業訓練校で学ぶ学生を支援する地域密着型の次世代育成プログラム「パナソニック スカラシップ アジア」が、フィリピンでの認定式を皮切りに、インドネシアや台湾で開催され、2024年度の活動が本格的にスタートしました。

認定式には、現地パナソニックグループの会社社長のほか、幹部や、奨学生出身の大学関係者、スカラシップの卒業生も出席。奨学生代表が決意と将来の抱負を述べた後、各奨学生に認定証が授与されました。

2024年度は9つの国・地域あわせて116人の奨学生が認定される見込みです。今後、ベトナム、タイ、マレーシア、カンボジア、インド、中国でも順次認定式が開催さます。
才能を持った新たな学生たちが未来を切り開く姿を、私たちも見守り、応援してまいります!

7月12日、パナソニック マニュファクチャリング フィリピン(PMPC)での認定式が開催され、樋上社長をはじめとする幹部社員らが集まり、17名の新たな奨学生が認定されました。奨学生代表が力強く決意を語る中、樋上社長は、「夢の実現に向けて懸命に努力し、困難な場合は柔軟に立ち向かってください。支えてくれた人々や支援を必要とする人々を思い出してください。そして、フィリピン社会と世界に貢献してください」と熱いメッセージを送りました。

式典には平日にもかかわらず、多くのスカラシップ卒業生が集まり、フィリピンでの卒業生との繋がりの強さを感じました。卒業生たちは当時の思い出や近況を語り合い、お互いの成長を喜び合う姿が見られました。また、新しい奨学生や社長をはじめとする幹部との交流も行われ、彼らの経験やビジョンを聞くことで、奨学生たちにとって大きな刺激となり、未来への希望を持つきっかけとなりました。

アルムナイも参加し交流を図った

7月29日、パナソニック マニュファクチャリング インドネシア(PMI)で、21名の新たな奨学生が認定されました。式典には、PMIの笹下社長をはじめとする幹部社員が集結し、熱気に包まれました。笹下社長は、「パナソニック奨学金を通じて、人材育成を支援し、インドネシアと日本の友好関係を深め、国際協力を促進することを心から願っています。そして、この奨学金を受けた皆さんが、母国の未来に大いに貢献することを期待しています」と述べ、未来を担う若者たちの夢が広がる素晴らしい式典となりました。

8月30日、パナソニック台湾(PTW)での認定式は、10名の新奨学生が認定されました。PTWの黄総経理は、「学びに終わりはない。それぞれの分野での活躍を期待している」と力強いメッセージを贈り、学生たちの心に火を灯しました。

認定証を授与

さらに、当日はインターンシップ経験者による報告会も開催されました。パナソニック台湾では、奨学生を対象に2か月間のインターンシップを支援しており、今年度は2023年度と2024年度の奨学生から5人がその貴重な経験を積みました。報告を聞いた黄総経理をはじめとする幹部たちは、インターン生たちの素晴らしい報告を聞き、2ヶ月間のサマーインターンシップが学生たちの復学後、さらには将来の社会での活躍に大いに役立つことを心から願っていると語りました。

インターンシップ報告会

技術展示室を見学する学生たち