Panasonic SWING
アジア5カ国を巡るツアートーナメント
2017年、パナソニックは、
アジアンツアーとのパートナー契約を結び、
日本を含むアジア5カ国の大会を対象とした
ポイントレース「Panasonic SWING」
を始動しました。
タイ・インド・インドネシア・マレーシアをまわり
日本のパナソニックオープンへ
つながる“SWING”。
各大会では順位に応じてポイントが与えられ、
合計ポイント1位から3位のプレーヤーには
それぞれ賞金を授与。
さらに、1位となったプレーヤーには
ヨーロピアンツアーの1戦への切符が用意されています。
かつてヨーロッパで発祥したゴルフが、
北米で盛り上がり、そしていまアジアへ――。
各国のゴルファーの活躍と
アジアのゴルフシーンの発展を願い、
Panasonic SWINGがアジアを駆け巡ります。
Panasonic SWINGについて
アジアンツアーとは、日本を除くアジアのゴルフ大会を統括し、東南アジアを中心に数々のツアートーナメントを開催している団体です。
パナソニックは、これまでもタイ・インド・インドネシア・マレーシアの4カ国でローカルツアーをサポートし、各大会で上位となった地元選手を日本のパナソニックオープンへ招待するなど、各国のゴルファーの支援活動を行ってきました。2017年から、アジアのゴルフシーンのさらなる発展と、その発展を世界へと伝えていくことを目的に、ポイント制による新しいサーキットプログラムをスタートさせました。
■開催概要
タイ・インド・インドネシア・マレーシアの海外大会と、フィナーレとなる日本のパナソニックオープンゴルフチャンピオンシップを合わせた5大会がPanasonic SWINGのポイントレース対象トーナメントです。ポイントレースに参加するには、2020年に日本で開催される予定のパナソニックオープンゴルフチャンピオンシップを含む最低2大会への参加が必要となります。Panasonic SWING 3rdシーズンはマレーシア大会、日本大会中止に伴い、日本大会への参加義務が免除され、3大会で完結となります。
![タイ[Thailand OPEN] 2019年11月7日~10日 タイカントリークラブ、インド[Panasonic OPEN INDIA] 2019年11月14日~17日 クラシックゴルフ&カントリークラブ、インドネシア [Indonesian Masters] 2019年12月12日~15日 ロイヤルジャカルタゴルフクラブ、マレーシア[Maybank Championship] 2020年4月16日~19日 サウジャナゴルフ&カントリークラブ、日本[パナソニックオープン ゴルフチャンピオンシップ] 2020年9月24日~27日 城陽カントリー倶楽部](/content/dam/panasonic/phd-jp/ja/corporate/about/sponsorship/panasonic-open/swing/swing_img02_3rd_jp.png)
タイ
Thailand OPEN
2019年11月7日~10日
タイカントリークラブ
インド
Panasonic OPEN INDIA
2019年11月14日~17日
クラシックゴルフ&カントリークラブ
インドネシア
Indonesian Masters
2019年12月12日~15日
ロイヤルジャカルタゴルフクラブ
マレーシア
Maybank Championship
2020年4月16日~19日
サウジャナゴルフ&カントリークラブ
日本
パナソニックオープン
ゴルフチャンピオンシップ
2020年9月24日~27日
城陽カントリー倶楽部

■獲得ポイント
ポイントは、各大会で上位80位以内のプレーヤーに付与されます。なお、日本のパナソニックオープンでは、海外大会の1.5倍のポイントを得ることができます。
![海外大会 1位:1800ポイント、2位:1100ポイント、3位:630ポイント、80位:2ポイント/日本大会[ポイント1.5倍] 1位:2700ポイント、2位:1650ポイント、3位:945ポイント、80位:3ポイント](/content/dam/panasonic/phd-jp/ja/corporate/about/sponsorship/panasonic-open/swing/swing_img05.png)
■賞金と特典
すべての大会が終了した時点で総ポイント数1位から3位までのプレーヤーには米ドルで総額150,000ドルの賞金が授与されます。さらに、1位のプレーヤーにはヨーロピアンツアーの1戦に参加する権利が与えられます。

Panasonic SWING 3rdシーズン大会レポート
Panasonic SWING 3rdシーズンはキム・ジュヒョン選手が王者に
タイランドオープン、パナソニックオープンインディア、BNIインドネシアンマスターズの3戦を終えたPanasonic SWING 3rdシーズンは、新型コロナウイルス感染症の影響により、残る2大会の中止を余儀なくされた※。
SWINGランキングは、既に開催された3大会のトータルポイントで決定され、パナソニックオープンインディアの優勝者であるキム・ジュヒョン(韓国)が2172.60ポイントで王者に輝いた。大会当時17歳だったキムは、パナソニックオープンインディア以降も目覚ましい活躍を遂げ、その存在感をアジアに見せつけた。
「Panasonic SWINGランキングで1位になれたことに興奮しています。これまで私を支えてくれたすべての人に感謝します。そしてパナソニックの支援に心から感謝します。Panasonic SWINGは私にとって大きな後押しとなりました。私はこれからも努力を惜しまず走り続けます」
SWINGランキング2位には、1960ポイントを獲得したシブ・カプール(インド)が、3位には1903.60ポイントでジョン・カトリン(米国)が入賞した。賞金総額はシリーズの縮小とともに90,000USドルに変更となり、キムは50,000USドル、カプールは25,000USドル、カトリンは15,000USドルを獲得した。
※ マレーシアで開催される予定だった「メイバンク選手権」は、時期を変えて開催予定ですが、Panasonic SWING 3rdシーズンの対象にはなりません。

Panasonic SWING 3rdシーズン優勝者
キム・ジュヒョン選手

上位3名の選手(左からシブ・カプール選手、キム・ジュヒョン選手、ジョン・カトリン選手)
2019 BNI Indonesian Masters
開催日:2019年12月12日~15日
開催地:ロイヤルジャカルタゴルフクラブ(インドネシア)
第3シーズンの3戦目はロイヤルジャカルタゴルフクラブ(パー72)で開催されたBNIインドネシアンマスターズ。2日目をトップと7打差の14位タイで終えたジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)は、3日目に2イーグル、7バーディ、1ボギーの「62」で追い上げ、通算16アンダーで単独首位に浮上した。最終日、同じくタイのガン・チャルングンが1打差で追う中、ジェーンワタナノンドはチャルングンに5打差をつける通算23アンダーで突き放し、見事トロフィーを手にした。
地元インドネシア国籍を持つ最上位選手は5位のダニー・マスリンとなり、マスリンには2020年のパナソニックオープン日本大会への出場権が贈られた。
Panasonic SWING第3シーズンランキングは、これまでの2戦でポイントを稼いだキム・ジュヒョン(韓国)がこの試合でも21位タイに入り103.60ポイントを加算。通算2172.60ポイントでトップをキープした。第2シーズンの優勝者でもあるジェーンワタナノンドは今シーズンではこの試合が初参加となり、1800ポイントを獲得し4位となった。

優勝したジャズ・ジェーンワタナノンド選手
2019 Panasonic OPEN INDIA
開催日:2019年11月14日~17日
開催地:クラシックゴルフ&カントリークラブ(インド)
第3シーズンの2戦目は、昨年までとは舞台を変えインド北部のハリヤナ州で開催されたパナソニックオープンインディア。悪天候により第1ラウンドを2日間に分けて行い、競技は54ホールに短縮された。
最終日、キム・ジュヒョン(韓国)が「65」をマークし、通算13アンダーでアジアンツアー初優勝。17歳のキムは、アジアンツアーのトーナメントで2番目に若い優勝者となった。2位には、通算12アンダーのシブ・カプール(インド)とセナッパ・チッカランガッパ(インド)の地元勢がつけた。
Panasonic SWINGランキングは、1週間前に行われたタイランドオープンで269ポイントを獲得していたキムがトータル2069ポイントで1位に躍り出た。2位はジョン・カトリン(米国)で1800ポイント、3位はシブ・カプール(インド)で1730ポイントとなった。

優勝したキム・ジュヒョン選手
2019 Thailand OPEN
開催日:2019年11月7日~10日
開催地:タイカントリークラブ(タイ)
Panasonic SWINGの第3シーズンがいよいよ開幕。アジア5か国をまわっていくポイントレースの初戦はタイランドオープンからスタートした。
連日の熱戦が続いた最終日、ジョン・カトリン(米国)とシブ・カプール(インド)、パビット・タンカモルプラスート(タイ)の3名が通算11アンダーで首位に並びプレーオフに突入。1ホール目、466ヤード/パー4の18番ホールでカプールとタンカモルプラスートのティーショットがラフに入る中、カトリンはフェアウェイをキープ。見事バーディを獲得し今季初優勝を遂げた。
Panasonic SWINGランキングは、カトリンが1800ポイントで1位、タンカモルプラスートとPanasonic SWING第1シーズンのチャンピオンでもあるカプールが同点で865ポイントを獲得。地元タイの選手で最上位となったタンカモルプラスートには2020年のパナソニックオープン日本大会への出場権も贈られた。

優勝したジョン・カトリン選手
Panasonic SWING 2ndシーズン大会レポート
パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ
2019 Panasonic OPEN Golf Championship
開催日:2019年9月26日~29日
開催地:東広野ゴルフ倶楽部(日本・兵庫県)
「Panasonic SWING」2ndシリーズ最終戦「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ2019」が9月26日~29日、兵庫県三木市の東広野ゴルフ倶楽部で行われた。タイ、インド、インドネシア、マレーシアのアジア4か国をサーキットしてきたポイントシリーズも日本で最終決戦を迎えた。
ここまでタイ大会2位、インドネシア大会優勝でポイントを積み上げ、本大会をランキング1位で迎えたのはプーム・サクサンシン選手(タイ)。2位にはタイ大会優勝のパヌポール・ピッタヤラット選手(タイ)がつけていたが、両選手とも日本大会ではスコアを伸ばせず、予選落ちとなった。
ランキングで3位のジャズ・ジェーンワタナノンド選手(タイ)は、予選ラウンドを66,69の7アンダー、6位タイで通過。暫定1位のサクサンシン選手との差648.07ポイントを逆転するには、4位以上でフィニッシュする必要があった。今年アジアンツアーで賞金ランキング1位、日本ツアーでも上位につけるジェーンワタナノンド選手は、決勝ラウンドに入っても好調をキープ。通算13アンダーの単独4位で、ポイントを「3020.93」にまで伸ばし、逆転で「Panasonic SWING」2代目王者となった。賞金70,000USドルと、2019年から2020年にかけて開催されるヨーロピアンツアーの1戦に参加する権利が与えられた。
SWING2位には、サクサンシン選手、SWING3位にはピッタヤラット選手が入り、それぞれ賞金として、50,000USドル、30,000USドルを獲得した。

津賀大会会長(パナソニック株式会社 代表取締役社長)(左)とPanasonic SWING 2ndシーズン優勝者
ジャズ・ジェーンワタナノンド選手(右)

パナソニックオープン2019で優勝した
武藤俊憲選手
2019 Maybank Championship
開催日:2019年3月21日~24日
開催地:サウジャナゴルフ&カントリークラブ(マレーシア)
「Panasonic SWING」第4戦は、アジアンツアーとヨーロピアンツアーの共催である「メイバンク選手権」。2018年ライダーカップ・欧州代表キャプテンのトーマス・ビヨーン(デンマーク)、海外メジャー4勝のアーニー・エルス(南アフリカ)らの有力選手に加え、日本からも、石川遼、宮里優作、谷原秀人など8名が参戦した。
大会は最終日の最終組が18番グリーンに到着したところで突然の雷雨による1時間41分の中断。再開後にナチョ・エルビラ(スペイン)が10mのバーディパットをねじ込み通算15アンダーで首位に並びプレーオフに突入したが、プレーオフ1ホール目でスコット・ヘンド(オーストラリア)が1mのウィニングパットを沈めて熱戦に終止符を打った。最終盤までドラマティックな展開の連続で期間中に訪れた4万人を超える観衆を魅了した。
日本選手では通算8アンダーの川村昌弘が15位タイに入ったのが最高だった。地元マレーシア国籍選手の最上位者に与えられる、パナソニックオープン日本大会の出場権は、15位タイのニコラス・ファンが手にした。
「Panasonic SWING」ランキングでは、インドネシア大会優勝のプーム・サクサンシン(タイ)が今大会も60位タイで19.0ポイントを加算、通算2919.0ポイントで首位をキープ。2位には2468.0ポイントでタイ大会優勝のパヌポール・ピッタヤラット(タイ)が、3位には2270.9ポイントで今大会3位のジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)とタイ勢がつける。
「Panasonic SWING」2ndシーズンも残すは9月に開催されるパナソニックオープン日本大会のみ。最終戦は優勝で獲得できるポイントが1.5倍=2700ポイントになる。ここまでに219.0ポイント以上獲得している33名の選手にシリーズ優勝の可能性が残った。

優勝したスコット・ヘンド選手
BNI Indonesian Masters
開催日:2018年12月13日~16日
開催地:ロイヤル・ジャカルタ・ゴルフクラブ(インドネシア)
「Panasonic SWING」第3戦は、2018年シーズンのアジアンツアー最終戦「インドネシアンマスターズ」。昨年覇者でリオ五輪金メダリストのジャスティン・ローズ(イングランド)、同銀メダリストのヘンリク・ステンソン(スウェーデン)ら世界のトッププロに加え、国内男子ツアー賞金王・今平周吾ら日本からも5名が出場した。
2日目終了時点で2位に3打差をつけて単独トップに立った2016年大会覇者プーム・サクサンシン(タイ)が、他の追随を許さず、通算20アンダーで優勝。「Panasonic SWING」ランキングでも通算2900.0ポイントでトップに立った。タイ大会優勝のパヌポール・ピッタヤラット(タイ)、インド大会優勝のカーリン・ジョシ(インド)もそれぞれポイントを加算し、2468.0ポイント、1867.0ポイントでサクサンシンを追う。
地元インドネシア国籍選手の最上位者に与えられる、2019年開催のパナソニックオープン日本大会の出場権は、64位タイのダニー・マスリンが手にした。日本勢では通算7アンダーで、今平周吾が12位タイに入ったのが最高位。

優勝したプーム・サクサンシン選手
2018 Panasonic OPEN INDIA
開催日:2018年10月25日~28日
開催地:デリーゴルフクラブ(インド)
「Panasonic SWING」第2戦は「パナソニックオープン インディア」。3日目終了時点で、首位に並ぶカーリン・ジョシ(インド)とシディクール・ラーマン(バングラディッシュ)が最終日に直接対決。地元インド出身の26歳ジョシが最終18番ホールのバーディで逆転し、アジアンツアー初優勝を果たした。ラーマンは1打差で2位。
ジョシは、地元インド国籍選手の最上位者に与えられる、2019年開催予定のパナソニックオープン日本大会の出場権を手にした。日本勢では通算10アンダーで、新木豊が10位タイに入った。
「Panasonic SWING」ランキングは、6月のタイ大会優勝のパヌポール・ピッタヤラット(タイ)が52位で38.0ポイントを加算し1位をキープ。今大会優勝のカーリン・ジョシが1800ポイントで2位、ラーマンが1136.0ポイントで3位。

優勝したカーリン・ジョシ選手
2018 Thailand OPEN
開催日:2018年6月7日~10日
開催地:タイカントリークラブ(タイ)
アジア5か国を巡るアジアンツアーのポイントシリーズ「Panasonic SWING」。その2ndシーズンが「タイランドオープン」からスタートした。
3日目に単独首位に立った地元・タイ出身の25歳、パヌポール・ピッタヤラット(タイ)が逃げ切り、アジアンツアー通算2勝目をあげた。
トップ5を地元のタイ勢が独占した。日本人選手では片岡大育が通算1アンダーで30位が最高位だった。
「Panasonic SWING」ランキングは、ピッタヤラットが1800ポイントで首位に立った。また、ピッタヤラットは、タイ国籍選手の最上位者に与えられる、2019年に開催予定のパナソニックオープン日本大会の出場権も手にした。

優勝したパヌポール・ピッタヤラット選手
Panasonic SWING 1stシーズン大会レポート
パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ
2018 Panasonic OPEN Golf Championship
開催日:2018年4月19日~22日
開催地:茨木カンツリー倶楽部(日本)
「Panasonic SWING」シリーズ最終戦「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」が2018年4月19日~22日、大阪府の茨木カンツリー倶楽部で行われた。
インド、タイ、マレーシア、インドネシアの海外4か国をサーキットしてきたシリーズも日本で最終決戦を迎えた。ここまでインド大会の優勝をはじめ4大会でトップ20位以内をキープして、本大会にランキング1位で迎えたのはインド出身のシブ・カプール選手。パナソニックオープン日本大会では、-1、48位タイで予選ラウンドを通過。決勝ラウンドではスコアを伸ばせず、+4で53位タイに終わったが、ここまでの貯金がきいて、合計2922.90Ptで首位。カプール選手が、Panasonic SWING初代王者の称号を手にした。賞金70,000USドルとヨーロピアンツアーの1戦に参加する権利が与えられた。
SWING2位には、日本大会で優勝を果たしたラヒル・ガンジー選手、SWING3位にはタイランドオープン優勝で、日本大会でも4位タイと活躍したラタノン・ワナスリチャン選手が入り、それぞれ賞金として、50,000USドル、30,000USドルを獲得した。

津賀大会会長(パナソニック株式会社 代表取締役社長)(左)とPanasonic SWING初代優勝者
シブ・カプール選手(右)

パナソニックオープン2018で優勝した
ラヒル・ガンジー選手
Maybank Championship
開催日:2018年2月1日~4日
開催地:サウジャナG&CC(マレーシア)
「Panasonic SWING」シリーズ第4戦の舞台はマレーシアで開催された「メイバンク選手権」。ヨーロピアンツアーとアジアンツアーのダブルサンクションのビッグトーナメントに、両ツアーの強豪に加えて、日本からもトッププロが参戦した。
優勝はインドの新鋭21歳、シュバンカー・シャルマ。最終日に10バーディ、ノーボギーの「62」でスコアを伸ばして、3日目までの19位タイから、大逆転を果たした。ヨーロピアンツアー2勝目。日本勢では、石川遼と谷原秀人が通算16アンダーの5位タイ。片岡大育は通算12アンダーで23位、宮里優作は27位、池田勇太は39位だった。
SWINGランキングは、今大会優勝のシュバンカー・シャルマがここまでの3戦で獲得していた300.67Ptに、1800.0Ptを加えて、2100.67Ptで2位に浮上。ここまでランキング首位に立っていたシブ・カプールは今大会23位タイに入り、2870.40Ptと得点を伸ばし首位を守った。タイ大会優勝のラタノン・ワナスリチャンが1884.00Ptで3位に続く。
日本勢では宮里優作が583.14Ptで、14位と最高位。石川遼と谷原秀人が297.20Ptで32位タイにつけている。SWING最終戦の日本でのパナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ2018は、優勝で獲得できるポイントがこれまでの4戦の1.5倍になる。従って、優勝すれば2700Pt獲得することになるので、ここまでSWINGランキングで170.40Pt以上獲得している前述の日本人選手3名を含む47名の選手に優勝の可能性が残った。
なお、地元マレーシア国籍の最上位39位タイに入った、ギャビン・グリーンに、2018年4月のパナソニックオープン日本大会への出場権が与えられた。

優勝したシュバンカー・シャルマ選手
Indonesian Masters
開催日:2017年12月14日~17日
開催地:ロイヤルジャカルタゴルフクラブ(インドネシア)
「Panasonic SWING」シリーズ第3戦の舞台は、今季のアジアンツアー最終戦「インドネシア・マスターズ」。
世界ランク6位のジャスティン・ローズが62,69,66,62の計「259」で通算29アンダー、2位に8打差をつける圧勝劇でメジャーチャンピオンの実力を見せつけた。今季の日本男子ゴルフツアーチャンピオンの宮里優作も参戦し、計18アンダーで4位に入った。
SWINGランキングは、今大会優勝のジャスティン・ローズが1800.0Ptを獲得し3位に。2戦終わって首位に立っていたシブ・カプールが今大会でも20位タイで、3戦連続となる106.4Ptで得点を獲得し、2771.4ptに伸ばした。また宮里優作が500.0ポイントで18位、SWINGランキングに日本人が初めて顔を出した。なお、地元インドネシア国籍の最上位となった、ジョージ・ガンラナタには、2018年4月のパナソニックオープン日本大会への出場権が与えられた。

優勝したジャスティン・ローズ選手
Panasonic OPEN INDIA 2017
開催日:2017年11月2日~5日
開催地:デリーゴルフクラブ(インド)
「Panasonic SWING」第2戦の場はインド。2011年の初開催から今年で7年目となる「パナソニックオープン インディア」 がデリーゴルフクラブで開催された。
3日目に首位タイに立った地元・インド出身の35歳シブ・カプールが、最終日も5バーディ、1ボギーの「68」とスコアを伸ばし、通算17アンダーで優勝した。
「Panasonic SWING」ランキングでも、シブ・カプールが、5月の「タイランドオープン」で獲得した865ポイント(2位タイ)に、今大会の優勝で1800ポイントを加算し、2665ポイントでトップに立った。シブ・カプールは、インド国籍選手の最上位者に与えられる、2018年のパナソニックオープン日本大会の出場権を手にした。

優勝したシブ・カプール選手
Thailand OPEN 2017
開催日:2017年5月18日~21日
開催地:タイカントリークラブ(タイ)
タイのナショナルオープンに位置づけられる「タイランドオープン」が、今年からアジアンツアーで始まったポイントレース「Panasonic SWING」対象5試合の初戦として開催された。
初日から3日目まで首位を守ってきた地元・タイ出身の21歳、ラタノン・ワナスリチャンが最終日も5バーディ、1ボギーの「67」とスコアを伸ばし通算21アンダー。逃げ切りで、アジアンツアー初優勝を飾った。「Panasonic SWING」ランキングは、ワナスリチャンに1800ポイントが加算され首位に立った。また、ワナスリチャンは、タイ国籍選手の最上位者に与えられる、2018年のパナソニックオープン日本大会の出場権も手にした。

優勝したラタノン・ワナスリチャン選手
『Panasonic SWING始動』:2017年5月18日公開
映像提供:アジアンツアー
※英語のみの映像です。
※英語のみのサイトです。