2008年(平成20年)
パナソニック(株)に社名を変更、あわせてブランドを全世界でPanasonicに統一
本社屋上の看板から「松下電器」の表記を取り外す作業
創業90周年の節目を迎えた2008年10月1日、当社は社名を「パナソニック株式会社」に変更し、あわせてブランドを全世界でPanasonicに統一した※。
社名とグローバルブランドを一本化すると同時に、グループ会社で「松下」「ナショナル」を冠する企業も、「パナソニック」を冠する名称に変更。同時に、日本国内の白物家電・住宅設備分野の商品に使用していた「National」ブランドの「Panasonic」ブランドへの切り替えを進めた。
当社は1918年に松下電気器具製作所として設立・創業して以来、1929年の松下電器製作所への改称を経て、株式会社組織となった1935年から松下電器産業株式会社を社名としており、それ以来の変更となる。
社名変更は2008年1月に発表、6月の株主総会の決議を経て正式決定となった。大坪社長は株主総会の席上、社名変更、ブランド統一の決議に際して、「グループ社員すべての活動、すべての成果をパナソニックの名の下に結集し、強いブランド力をグローバルに築いていく」と決意を表明。合わせて、松下幸之助創業者の経営理念をしっかり共有し、全員で実践することを強調した。
一方、Panasonicへのブランド統一については、白物家電分野でNationalブランドを継続してきた日本において、10月のエアコン・冷蔵庫・ななめドラム洗濯乾燥機・家庭用サイクロン式掃除機の新製品導入を皮切りに、順次Panasonicへの切り替えを進めた。
※特例として中国では、「松下電器」の使用を継続している。