5つ行動指針の二つ目である「Insight・気付く」の「常に見落としていること、聴こえていない声があることに気づくようにする」ために、想定するユーザーの範囲を広げ、見落としている困りごとや、聴こえていない声があることを、意識しやすくするためのツールです。
【使い方】
横軸で、多様性は身体能力だけでなく、神経多様性、内的側面の多様性、外的側面の多様性など、様々な多様性があることを一覧で認識できるようになっています。
縦軸では様々な特性のある方に対して、Include(包括)したノウハウを共有したり、Includeするための仮説や課題を検討出来るようになっています。
まず1段目でその商品やサービスでIncludeできていたり、これからIncludeしたいターゲットに〇を入れて、具体的な施策やインサイトから導き出したアイデアを共有します。
次に2段目では、その施策を他のターゲットにも広げていけないか検討したり、新たな仮説などを記載します。
3段目では、1段目、2段目で特定のターゲットをIncludeしたことにより、新たにExclude(疎外)される人がいないかも検討します。
もしExcludeされる人がいた場合は、4段目でその対策を考えられるようになっています。