東京グローブ座への支援
1990年より、東京グローブ座への支援を開始。1995年には、夏休みに親子で楽しめる「子どものためのシェイクスピア」がスタート。さらに2000年からは、グループ会社や事業場と協働し、「パナソニック 子どものためのシェイクスピア ツアー」を開始。子どもたちへシェイクスピアの舞台の魅力を伝えるため、全国各地で公演を開催。
パシフィック ミュージック フェスティバル(PMF)の支援
本フェスティバルは、1990年、世界の若手音楽家の育成を通じて世界平和に貢献することを目指し、故レナードバーンスタインが創設した札幌を中心に行われる国際教育音楽祭です。当社は、1991年よりグランドパートナーズの1社として支援をすると同時に、2003年からは大阪公演を特別協賛。「PMF支援」に対して、1999年「メセナ育成賞」(企業メセナ協議会)を受賞しました。
ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル(NYSE)の公演の主催
ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル(NYSE)は、世界的に有名なオーケストラであるニューヨーク・フィルとメトロポリタン・オペラ・オーケストラの有力メンバーを中心に組織された楽団です。毎年夏に日本でツアーコンサートを開催し、当社もその一部を主催していました。公演会場では、障害のある人々の芸術文化活動に役立てられるハートフルメセナ基金への募金活動を実施し、社員ボランティアも運営を支援していました。
松下電器ハートフルメセナ基金を創設
1994年、障害を持った方々の、音楽・美術・演劇といった芸術文化分野での「創作活動」や「鑑賞活動」を支援することを目的として、当社は (財)大阪コミュニティ財団内に、同基金を設けました。各種公演会場で寄せられたチャリティー募金にマッチング(同額程度を上乗せ)したものを財源としています。年1回、大阪コミュニティ財団によって募集・選考された団体に助成しています。
オリジナルキットによる「手づくり乾電池教室」スタート
これまで実施してきた乾電池工場の見学に加え、新たにオリジナルのキットでマンガン乾電池の手づくり体験ができる「手づくり乾電池教室」を開始しました。
KIDS TDL(東京ディズニーランド)のプロジェクト支援
1994年より、身体障害および知的障害を抱えた子どもたちや、難病による闘病生活のために普段外出の機会が少ない子どもたちと社会人ボランティアがグループを組み、園内で交流しながらアトラクションを楽しむプロジェクトです。松下電器は第1回からこの活動を応援し、社員がボランティアとして参加。
岡山吉備高原車いすロードレースへの支援開始
車いすランナーと一般ランナーが同じコースを走り、お互いの理解、交流を深める事を目的に1988年に開始したロードレース大会。当社では1996年から大会の協賛を、1998年からはパナソニック吉備(株)が主体となり大会運営を支援しています。地元の多数のボランティアや企業、団体に支えられた大きな大会に発展しています。
創業80周年記念「パナソニック スカラシップ」奨学助成金制度を創設(現、パナソニック スカラシップ アジア)
松下電器創業80周年を記念して、21世紀のアジアをリードする人材の育成と、日本とアジアの相互理解・友好親善を目的に設立された奨学金制度です。アジアから日本の理工系大学院修士課程に留学する私費留学生のべ370人を支援し、2016年3月に発展的に解消しました。2014年からは「パナソニック スカラシップ アジア」に名称変更し、地域密着型の次世代育成支援として、9つの国・地域の現地の大学や職業訓練校で学ぶ学生を支援しています。
創業80周年記念「松下アジア スカラシップ」奨学助成金制度を創設
松下電器創業80周年記念事業として、日本とアジア諸国との交流の促進、アジアの発展と真の国際相互理解の増進に寄与する人文科学・社会科学分野のアジア研究を志す日本人学生・研究者のアジア留学を支援するために設立された奨学金制度です。現在は、松下幸之助記念志財団が運営をしています。
社員・OB対象の「ボランティア活動資金支援制度」を創設(~2016年度)
1998年、社員と家族(一親等)、定年退職者のボランティア マインド向上と所属するボランティア団体の社会貢献活動の推奨を目的とし、その活動資金の一部を支援する「ボランティア・市民活動資金プログラム」を創設。2010年度、パナソニック地球市民活動支援プログラムに改称。
地球を愛する市民活動(Love the Earth=LE)開始(現、パナソニック・エコリレー・フォー・サステナブル・アース)
地球を愛する市民活動(Love the Earth=LE)は、従業員とその家族が家庭や地域社会でも積極的に環境活動を行うことで環境意識を向上し、ライフスタイルを変革することを目的としたもの。2008年からは、地域に根ざした環境活動をそこで働く従業員自らが企画し実施する「パナソニック エコリレー」を世界各地で展開。さらにグローバルへ活動を拡大発展し、2010年10月からは世代を超えてつなぐという想いをこめたパナソニック エコリレー・フォー・サステナブル・アースという新たな名称で、地球市民として持続可能な地球環境と社会づくりへの貢献を目指しています。
癒しの芸術「フィーリングアーツ」の支援
美術作家・北村 義博氏によって独自の感性と技法で創造され、絵画と光彩と音楽を融合させた「フィーリングアーツ」を、松下電器のメセナ活動の一環として応援。絵と光と音と人の心が対話する体感型の芸術として、医療や福祉の領域からも注目され、子どもの感性開発教育においても評価を受けました。2001年からは、子どもたちに体験してもらい、イメージした世界を絵として自由に表現してもらうキッズ・フィーリングアーツを子供病院・施設などで実施し、さらに2004年度からは、国内外のさまざまな医療・福祉・教育施設で草の根的な公演活動も行っています。
国際こども平和壁画展「キッズ ゲルニカ」の支援(~1999年)
平和の希求をテーマに、世界の子どもたちがピカソの「ゲルニカ」と同じサイズの大壁画を描くという日本が生んだ国際文化プログラム。日本からインターネットで世界に発信され、世界各地で展開され、当時、当社は、ホームページ運営のサポートをしていました。
ツイン21チャリティーコンサートを主催
1999年より、大阪ビジネスパーク(OBP)にあるツイン21・ギャラリーの大空間をフルに活用して、社員ボランティアの運営による手作りのコンサートを毎年開催。
会場ではチャリティを募り、障害のある人々の芸術活動を支援する「松下電器 ハートフルメセナ基金」の財源としています。