「子ども・環境 サポーターズ☆マッチング基金」を創設(2006年「Panasonic NPO サポートファンド」に名称変更)
NPO・NGOの運営基盤強化と事業の質的向上、および日本における寄付文化の創造を目的とし、2001年「Panasonic サポーターズ☆マッチング基金」を創設。2006年、名称を「Panasonic NPOサポート ファンド」に改め、子ども分野と環境分野で社会課題の解決に向け活動する団体が、安定した活動を継続できるよう、団体の基盤強化を資金面で支援。さらに事業相談に応じたり、ノウハウシェアリングの場を提供するなど総合的な支援も実施。
OBPアーツ プロジェクトの実施(~2005年)
大阪ビジネスパーク(OBP) 地区にて、「アートを通じて、ビジネス街での世代を超えたコミュニケーション」を目的としてスタートしたプロジェクトに、メセナ活動の一環として、企画・運営に参画しました。プロジェクトでは、主に芸術系大学生に対して、芸術イベントの企画・運営、表現場所の提供、資金面での支援などを行っていくプロジェクトで、2001年10月より2005年12月まで実施しました。
子ども向けワークショップ「パナソニックわくわく体験ディスカバリー」実施(~2008年)
第一線で活躍中の講師の方々のお話を聞き、本物の芸術文化に触れながら、オリジナルな作品を自ら創作することを通じて、子どもたちが深い感動を味わい、忘れられない体験をしていただくことを目的として、子どもや親子を対象にした芸術文化体験の伝統工芸や演劇等ワークショップを2004~2008年に実施しました。
理数の魅力体験ミュージアム「リスーピア」開設(~2020年)
子どもたちの「理数離れ」が叫ばれる中、少しでも理数の面白さや楽しさを伝えたいという目的で2006年8月、パナソニックセンター東京内に「リスーピア」を開設。子どもたちの五感に訴えかける体感型展示と、教育機関やNPO/NGOなどの外部講師による専門性・新規性の高いワークショップを開催し、理科の面白さや驚き、数学の美しさや不思議を伝えることで、子どもたちの好奇心を育みます。2010年には世界で2番目の施設としてベトナム・ハノイに「パナソニック リスーピア ベトナム」を開設(~2022年閉館)。
WWF黄海エコリージョン支援プロジェクトのスタート(~2015年)
2007年9月、世界最大の自然保護NGOであるWWF(世界自然保護基金)と、黄海の海洋生態系の保全を目指す「黄海エコリージョン支援プロジェクト」を推進することに同意。この地域の適切な保全と管理を目指し、WWFの国際企業パートナースキームであるコーポレートサポーターとして、支援を決定。12月に初年度の助成団体(中国5団体、韓国3団体)を選定し、本格的な活動を開始しました。
「ながきの森」植林活動(~2016年)
ものづくりなどの事業活動では多くの森林資源を活用することから、2007年4月から10年間にわたり、“緑”への恩返しの活動として、和歌山県田辺市龍神村の20haに『森や生き物がいつまでも長生きするように』という想いで、「パナソニック・田辺龍神 ながきの森」と名づけ、毎年2ha、広葉樹を中心に約4,000本を植樹しています。
本業のノウハウを活かした「出前授業」
社会科・環境学習プログラム エコ・モノ語(がたり)を開始(~2018年)
教育支援の取り組みのひとつとして、社員自らが学校を訪問し、普段の業務で身に付けたノウハウや経験を活かして授業を行う出前授業「エコ・モノ語(がたり)」を開始。「エコ・モノ語(がたり)」は、子どもたちが“工業生産を支える人たちの役割”を通して考える社会科・環境学習プログラムです。身近な家電製品を題材とし、工業製品は国民生活を支える役割を果たしていること、モノづくりに携わる人々が環境に配慮しながら、世の中の多様な課題を解決するために努力や工夫を行っていることに気付くことができるように構成されていました。
TABLE FOR TWO (TFT)
TFTとは、NPO法人TABLE FOR TWO(TFT)が飢餓・栄養不足に悩む途上国と、生活習慣病・肥満に悩む先進国の「食の不均衡」の解消を目指した社会貢献活動です。当社グループでは、2009年8月より参加しています。
具体的には、食堂において提供されるヘルシーメニューや募金により、アフリカ諸国の子どもたちの給食一食分に相当する約20円程度が寄付されます。