「LIGHT UP THE FUTURE」活動でフィリピンの人々の未来を照らす(フィリピン)

パナソニック マニュファクチャリング フィリピン(PMPC)では、シャイニング ライト財団(Shining Light Foundation)とのパートナーシップを通じて、リサール州アンティポロの家庭に明かりを届けています。

フィリピンの人々の未来を照らす

フィリピンの様々な地域に、いまだに電気を利用できない人々がいることは周知の事実です。子どもたちは電気がないために勉強するのが難しく、親たちは日があるうちに仕事をやり終えなければなりません。夜の暗闇の中では、活動がより困難になります。このような日常が続いている家庭がフィリピン全土にあり、多くの家庭がジレンマを抱えながら毎日を過ごしています。
無電化のような現実問題を解決する方法を見つけることは、パナソニックにとってまさに取り組むべき課題です。そのため、2013年、毎日無電化の生活を送っている家庭のために、充電器を兼ねたソーラーランタンを開発し、電気を利用できない人々に寄贈することで、フィリピンの人々の生活向上に向けた取り組みを行ってきました。

(左から右の順に)Reynaldo San Juan, Jr.アンティポロ副市長、ピュア エネルギー&パナソニック ブランド アンバサダーのGary Valenciano氏、シャイニング ライト財団理事長兼会長のAngeli Pangilinan-Valenciano氏、PMPCの樋上社長、上妻取締役、Angelo Tamayo取締役

アンティポロに明かりを

2023年8月11日、シャイニング ライト財団と提携して、リサール州アンティポロの150世帯にソーラーランタンを寄贈しました。このパートナーシップは、ランタンがいかに機会を創出し、素晴らしい瞬間を育み、人々の生活を改善することに役立つかを、さらに強調しています。当日は寄贈式典を開催し、アンティポロ副市長、シャイニング ライト財団の理事長兼会長らをお招きし、市の方々にソーラーランタンを手渡しました。
PMPCでCSRを担当しているMike氏は、「このランタンは、主に再生可能エネルギーの可能性を認識してもらうための手段として日本の本社が開発したものです。この小さなランタンとソーラーパネルによって、多くの家庭の環境が改善され、より良くなるでしょう。」と述べました。さらに、「多くのフィリピンの人々に、手を差し伸べるのは当然のことです。パナソニック グローバルコミュニティの一員として、私は、自分自身、何か大きなものの一部であることを実感しています。この活動に関われたことは、私にとって、仕事を超えて大きな喜びです。」と話しました。

ランタンを受領した方々が感謝の気持ち表したのは言うまでもありません。1つのソーラーランタンが、いかに大きな笑顔を生み出し、彼らの家庭と未来を照らすことを手助けするかが分かる、心温まる光景でした。

ソーラーランタンを受け取って満面の笑みを浮かべるリサール州アンティポロの人々。

パナソニックの「LIGHT UP THE FUTURE」活動

パナソニックは10年前から、ソーラーランタンを通じて電気を利用する余裕のない家庭のために未来を照らす活動を行っています。そして、ランタンだけでなく日本品質の製品を通じて、日々の暮らしの向上に貢献し続けています。
Mike氏は、さらに次のように述べています。「パナソニックは、単に寄付や支援を行うのではなく、実際に時間をかけてコミュニティを巡り、住民の方々と話をし、彼らの日常生活を理解しようと努めています。フィリピンの家庭にランタンがもたらされることで、子どもたちはより勉強できるようになり、家族はより容易に活動できようになり、手の届くところに電気のある明るい家の中で、より快適な暮らしができるようになっています。日々の暮らしがより良く、より明るくなったのです。これは小さなことですが、重要な達成です!」

LIGHT UP THE FUTURE 関連活動