環境NGO「ezorock」の組織基盤強化ストーリー

ミッション・ビジョンの見直しと情報共有化で組織がステップアップした 未来になう若者の声を届け、次世代に引き渡せる社会をつくる

助成概要

組織基盤強化事業名


団体のブランド構築

助成実施期間


2009年1月1日~2009年12月31日

助成額


150万円

実施した事業と成果

実施した事業

1.

団体の方針及び戦略を明確化

2.

Webサイトとパンフレットのリニューアル

3.

ezorockブランドの人材を育成

実施後の成果

1.

ミッション・ビジョンの再設定を行い、方向性を内部・外部に示すことができ、社会的な役割を確認することができた。
一つのプロジェクトの開始から終了までの流れを図化することができた。
ロゴのデザインを改めた。

2.

Webサイトの全面リニューアルにより、情報を一元化させ、アンケートやボランティア募集受付フォームの設置が独自で行えるようになった。
運営の管理方法をメーリングリストから団体独自のSNSへ転換。積極的に情報公開を進めることで、意思決定プロセスの共有が進み、横の連携が生まれると共に日常的な活動のやり取りがデータベースとして蓄積できるようになった。携帯電話だけで活動へ参加できるようになり、社会人の参加拡大につなげた。
プロモーションビデオを通して、今後の団体の方向性を伝えることができた。

3.

団体の活動を提供する対象を定義し、団体が社会に輩出したい人材の方向性を確認。
4回連続のコーチングセミナーを実施した。

数字で見る組織の変化

●助成申請当時(2008年)

スタッフ数

2名(いずれも常勤)

会員数

211名

財政規模

1141万円

●現在(2010年)

スタッフ数

4名

会員数

210名

財政規模

2523万円

事務局より

イベントの環境対策事業でスタートし、設立から7年経ち、道内の青年層だけでなく、社会人や地域社会に対しても影響力を持つ団体になってきていました。運営に関する技術的なアドバイザーや会を支えてくれる人が増えてきている点も期待できました。
中長期計画の策定・ミッションの見直しを、すでに助成獲得前から開始しており、また、今回の助成が獲得できなくても、この改革は必須であり、他の事業を失くしてもやらなければならないという覚悟があった点も評価しました。
より一層の発展を経て、北海道の環境NGOのトップランナーとなることを期待しています。