Language : English | Japanese
ネットワーク構築の課題
すべてのモノがネットワークにつながる時代。増え続ける機器とさまざまな課題に対応できる通信手段が求められています。高速有線通信HD-PLCは、IoT時代のネットワークの問題解決に大きく貢献するIPソリューションです。
有線通信速度を早くしたい
通信のセキュリティが心配
配線⼯事コストが⾼い
HD-PLCで解決
HD-PLCは、あらゆる線を活用して
データ通信を行うことができる技術
電⼒線だけでなく、同軸線、ツイストペア線、電話線など、建物内外の既存のケーブルを通信回線として利用できます。HD-PLCを利用することで、新たにケーブルを敷設することなく簡単にネットワークを構築することができます。
通信回線として利用できる既存線

HD-PLCが選ばれる理由
HD-PLCは、さまざまな場所で活用されています。
有線通信の高速化を実現
「RS485 Modbus」「低速PLC」「HBS(IEBus)」などの通信を、IoTの時代に備え高速化したいというニーズがあります。HD-PLCを導入することでこれらの配線はそのままでMbpsオーダーの高速通信が可能になります。
例)スマートメーター・業務⽤空調・太陽光発電など

低コストでの ネットワーク構築が可能
既存の配線(専用線や電力線)を活用することで新たなLANケーブルを敷設する手間を軽減。これにより低コストでネットワークの構築が可能になります。
例)店舗・工場・病院等の監視カメラ、インターホン、ナースコールなど

高いセキュリティ性が 求められる場所でも利用が可能
通信データの暗号化に加え、伝送路特性の変化に対応して、サブキャリア毎に最適な変調を⾏うことで高いセキュリティを実現。情報漏洩やサイバー攻撃の危険性が軽減。セキュリティの問題で無線を禁止している施設でのネットワーク構築が可能になります。
例)ガソリンスタンド、無線利用禁止のプラントなど

省線化、省施⼯を実現
複数の制御線や信号線をまとめることで。配線数を減らすことができます。これにより、断線リスク・故障率の低減、軽量化、製造のリードタイムの削減、エレベーター等の定期点検の時間を短縮することができます。
例)エレベーター、ロボットなど

無線通信が 難しい場所でもつながる
トンネルや地下施設などの閉鎖空間では無線が届きにくいという課題があります。HD-PLCを使えば、既存線を活用することで、これらの場所でも通信が可能になります。
例)トンネル、地下施設、エレベーター、RC造の建物など

長距離の通信が可能
ビル、工場などの大規模な施設やスマートメーターにおいても複数の子機を中継する「マルチホップ」技術により、数キロ~十数キロの通信が可能※です。
例)スマートメーター、スマートビルディング、工場、スマート街路灯、HVAC、太陽光発電など
※通信距離は使用環境によって異なります。

導入実績
IPコア導入実績
8社
HD-PLCのエコシステム
PanasonicはHD-PLCアライアンスに参画しており、多くのパートナー様と協業を行っております。
導入事例
確かな技術
HD-PLC4 IPコア
パナソニックのHD-PLC4 IPコアは、PLC通信のPHY、 MAC およびファームウェア(サンプルアプリケーションを含む)を提供 いたします。長距離、高速通信などのターゲットに応じた カスタマイズも可能。お客様の開発をサポートいたします。

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※HD-PLC:高速電力線通信(High Definition Power Line Communication)
※HD-PLC™およびHD-PLC™マークは、パナソニック ホールディングス株式会社の日本、その他の国における登録商標または商標です。