イノベーターの仕事
01
2012年入社 工学研究科卒
パナソニック ホールディングス(株) テクノロジー本部
阪田 隆司
Ryuji Sakata
大学では情報系とは無縁の航空宇宙工学を専攻していました。ただ、研究でデータ処理のプログラムを扱う中で情報技術に興味を持ち、入社後は情報システム系の職場に配属。そこでさまざまなデータを生かすためのスキルを身につける重要性が分かり、業務の合間にデータサイエンティストが集うコミュニティ「Kaggle」でコンペなどを通じて腕を磨き、2019年6月にGrandmasterの称号を得ることが出来ました。現在、こうした経験を生かして、モバイル用バッテリーの使用時データを収集・解析し、電池の利便性を向上させるアルゴリズム開発に取り組んでいます。また、AIの研修講座の講師も担い、AI人材の育成にも貢献しています。


02
2011年入社 工学研究科卒
パナソニック(株) エレクトリックワークス社 ソリューション開発本部
高尾 好江
Yoshie Takao
大学院時代は研究と部活のオーケストラに没頭する毎日で、「いろいろなことをやりたい」という欲求がありました。人のくらしに関わる住空間を自社製品ですべてまかなえる幅広い事業領域に魅力を感じ入社しました。住宅の電設資材を開発する部署にてHome IoT関連機器の開発に従事し、今は省エネをはじめ、時短や防犯などくらしをサポートする「AiSEG2」の次期展開に向けた開発をしています。結婚や出産を経験し、ライフステージの変化とともに住空間に求められることをワーキングマザー目線で捉え、Home IoTの技術でお客様のくらしに寄り添った価値をつくっていきたいと思います。


03
2014年入社 知能機械工学科卒
パナソニック コネクト(株) プロセスオートメーション事業部
李 強麗
Kyourei Ri
中国黒龍省ハルピン出身で日本の大学に通いながら日本語の勉強もかねたアルバイトで生活費を稼ぎながら必死でがんばり成績優秀者として4年間学費免除の特典も受けました。
就職活動での会社説明会でグローバル展開をしている「実装機」と出会った瞬間、心がときめきました。実装機とはプリント基板に電子部品を高速かつ正確に配置する装置。この設備開発に関わりたいと思い入社しました。入社3年目で新製品開発のプロジェクトリーダーを経験し、今は工場の実装ラインを世界初の「無人化」とするための供給部品ユニットの要素技術開発をしています。「やれば出来る」という自信もつき、グローバルに活躍出来るエンジニアになりたいです。


04
2011年入社 工学研究科卒
パナソニック(株) くらしアプライアンス社 キッチン空間事業部
池上 陽一郎
Yoichiro Ikegami
「変なものをつくりたい。」それは子どもの頃から心の奥にあった衝動でした。モノをつくること自体より、どうやったらみんなに『おもしろい』と思ってもらえるかを考えるのが好きです。「ちょっとおもしろい家電をつくる」が夢で、さまざまな家電を開発しているイメージがあったパナソニックに入社しました。家電単体ではなくキッチン空間全体を対象に調理に関する行動すべてにおいて提供できるお役立ちを考えています。今はキッチン家電の統合アプリ『キッチンポケット』の実装開発のマネジメントや新規機能の開発を担当しています。「今までにないものをつくる」、ようやく辿り着いた“夢の入口”です。


05
2017年入社 電気電子情報工学科卒
パナソニック オートモーティブシステムズ(株) インフォテインメントシステムズ事業部
吉田 陵平
Ryouhei Yoshida
電気自動車や自動運転などクルマのあり方を提案するモノづくりをしたい。パナソニックが車載にも取り組んでいることを知り入社しました。欧州向けディスプレイユニットのハード設計を担当し、今は映像や音楽といったカーナビ機能以外の機能が入った車載用ディスプレイオーディオユニットの国内向け開発で電気回路設計を担当しています。厳しい基準が決められている車載ユニット内では、専用の半導体ICを取り付ける面積がどんどん小さくなる中で、IC同士の通信干渉や熱滞留を防ぐ最適配置をまるで高度なパズルを解くような感覚で考えながら、異なる領域の技術の集合体を、ひとつのシステムとして仕上げていけるかが腕の見せ所です。


06
2016年入社 工学研究科卒
パナソニック ホールディングス(株) マニュファクチャリングイノベーション本部
川上 みずほ
Mizuho Kawakami
環境対応車へのシフトを加速させる車載用二次電池を製造する装置の開発担当しています。子供の頃からロボットが好きで学生の時はサークルに入り、ロボットコンテストにも参加しました。私の目標は「自分が設計した設備で作った製品を通した社会への貢献」。そのためにグループ内の発注側関係者と設備仕様を何度も何度も詰め、最適な設備になるよう日々努力しています。こうしたことを通じて自分の仕事に対する責任感も高まっています。保有する多くの先端技術を駆使して、自社設備を発注側と一緒に開発が出来るのがパナソニックならではと感じています。

