2011年(平成23年)
パナソニック電工と三洋電機を完全子会社化
2010年7月の会見時に握手する三洋電機・佐野社長(左)、パナソニック・大坪社長(中)、パナソニック電工・長榮社長(右)
2011年4月、当社はパナソニック電工と三洋電機を完全子会社化した。
これは2010年1月の事業方針発表会において、大坪社長が表明した当社の創業100周年ビジョン-「エレクトロニクスNo.1の『環境革新企業』への基盤づくりの取り組みであった。
具体的には、2010年7月29日、当社とパナソニック電工、三洋電機が、それぞれの取締役会を開催し、公開買い付けと株式交換により、当社によるパナソニック電工および三洋電機の完全子会社化を推進することを決議し、両社とも公開買い付け、株式交換を経て、予定通り2011年4月1日に、完全子会社化を行った。
両社の完全子会社化を決議した後の2010年8月、当社は「Transformationプロジェクト」をスタートし、グループ全体の事業再編に着手し、グループ事業をお客様起点で、「コンシューマー」「ソリューション」「デバイス」の3つの分野に再編し、シナジー創出のスピードアップと最大化を進めた。
この再編に基づく新体制は、両社完全子会社化の翌年2012年1月にスタートした。