"誰でも使える"家電を目指したアタッチメントチップ

"誰でも使える"
家電を目指した
アタッチメントチップ

フラットな家電の操作部に貼るだけ。操作がちょっとラクになる補助ツールをつくりました。

フラットな家電の操作部に貼るだけ。
操作がちょっとラクになる
補助ツールをつくりました。

見えにくさ・使いにくさを、みんなで超えていく

私たちは、“あたらしい「やさしさ」をつくる”という想いのもと、
さまざまな方々とともにインクルーシブデザインに取り組んでいます。

今回ご紹介するのは、フラットな操作部を持つ家電をサポートするために開発した、
アタッチメントチップです。
公開されている3Dプリント用データを出力し、お手持ちの家電に“貼るだけ”。

ほんの少しの工夫で、家電の操作がもっとやさしく、もっと身近になります。

見えにくさ・使いにくさを、
みんなで超えていく

私たちは、“あたらしい「やさしさ」をつくる”という想いのもと、 さまざまな方々とともにインクルーシブデザインに取り組んでいます。

今回ご紹介するのは、フラットな操作部を持つ家電をサポートするために開発した、アタッチメントチップです。
公開されている3Dプリント用データを出力し、お手持ちの家電に“貼るだけ”。

ほんの少しの工夫で、家電の操作がもっとやさしく、もっと身近になります。

※3Dプリント用データを配布している外部サイト「COCRE HUB(ICTリハビリテーション研究会運営)」に移動します。
※ご利用には同サイトでのユーザー登録と、利用規約への同意が必要です。

※3Dプリント用データを配布している外部サイト「COCRE HUB(ICTリハビリテーション研究会運営)」に移動します。
※ご利用には同サイトでのユーザー登録と、利用規約への同意が必要です。

家電の“ちょっと不便”に、みんなで応える。

くらしのあり方が多様になってきた今、一人ひとりの好みや求めるものもさまざまです。
そんな中で、「ちょっと使いづらいな」と感じたときに、すぐに家電を買い替えるのではなく、
“いまあるものを、もっと自分に合う形で使い続けられたらいいのに”――
そんな声から、共にアイデアを出し合いながら生まれたのが、このアタッチメントチップです。

家電の“ちょっと不便”に、
みんなで応える。

くらしのあり方が多様になってきた今、一人ひとりの好みや求めるものもさまざまです。そんな中で、「ちょっと使いづらいな」と感じたときに、すぐに家電を買い替えるのではなく、“いまあるものを、もっと自分に合う形で使い続けられたらいいのに”――

そんな声から、共にアイデアを出し合いながら生まれたのが、このアタッチメントチップです。

育児中の方

赤ちゃんを抱っこしていると、頭や身体で視界が制限されてしまうことは日常茶飯事。
手探りで触ったとしても、「ここがボタンだ」とわかるので、安心して操作がしやすくなります。

赤ちゃんを抱っこしていると、頭や身体で視界が制限されてしまうことは日常茶飯事。手探りで触ったとしても、「ここがボタンだ」とわかるので、安心して操作がしやすくなります。

操作を覚えるのが苦手な方

たくさんのボタンがあると、迷ってしまうことがあります。
でも、よく使う場所にだけアタッチメントチップを貼っておけば、「ここを押せばいい」とすぐにわかるようになります。

たくさんのボタンがあると、迷ってしまうことがあります。でも、よく使う場所にだけアタッチメントチップを貼っておけば、「ここを押せばいい」とすぐにわかるようになります。

見えにくい方

操作部がフラットな家電で「どこにどんなボタンがあるか見えない/見えにくい」場合でも、
このアタッチメントチップを貼ることで、「ここを押せば良いんだ」と分かりやすくなります。

操作部がフラットな家電で「どこにどんなボタンがあるか見えない/見えにくい」場合でも、このアタッチメントチップを貼ることで、「ここを押せば良いんだ」と分かりやすくなります。

使い方

パナソニックのインクルーシブデザインを通して生まれた、
フラットな操作部を持つ家電をサポートするためのアタッチメントチップ。

もし普段のくらしの中で「ちょっと使いづらいな」「これを使えば解消できるかも」
と思っていただけたら、是非以下の手順で使ってみてください。

使い方

パナソニックのインクルーシブデザインを通して生まれた、フラットな操作部を持つ家電をサポートするためのアタッチメントチップ。

もし普段のくらしの中で
「ちょっと使いづらいな」
「これを使えば解消できるかも」
と思っていただけたら、是非以下の手順で使ってみてください。

1

家電のボタンサイズを測る。

2

COCRE HUB(コクリハブ)で会員登録し、3Dプリント用データをダウンロードする。

3

自宅の3Dプリンターで出力する。または作業療法士をはじめとするCOCRE HUB(コクリハブ)のコラボレーターに相談。

4

家電のボタン部分に両面テープで貼り付けて、完成です。

様々な家電のボタンに対応できるよう、4種類の形状と8種類の記号を用意しています。

様々な家電のボタンに対応できるよう、4種類の形状と8種類の記号を用意しています。

ダウンロード案内

データは外部プラットフォームCOCRE HUBで提供中

本アタッチメントチップの3Dプリント用データは、特定非営利活動法人 ICTリハビリテーション研究会が運営するサイト「COCRE HUB(コクリハブ)」を通じて提供しています。

※3Dプリント用データを配布している外部サイト「COCRE HUB(ICTリハビリテーション研究会運営)」に移動します。
※ご利用には同サイトでのユーザー登録と、利用規約への同意が必要です。

COCRE HUBとは

特定非営利活動法人ICTリハビリテーション研究会が運営する「自助具をつくる活動を支援するプラットフォーム」です。
自助具や支援ツールのデータをユーザーと協力者が共有できる環境が整備されている他、
全国各地のコラボレーター(※)を探すことができます。
※個人・団体含めて85のコラボレーターを有しています。(2025年7月現在)

COCRE HUBとは

特定非営利活動法人ICTリハビリテーション研究会が運営する「自助具をつくる活動を支援するプラットフォーム」です。
自助具や支援ツールのデータをユーザーと協力者が共有できる環境が整備されている他、全国各地のコラボレーター(※)を探すことができます。
※個人・団体含めて85のコラボレーターを有しています。(2025年7月現在)

開発のプロセス・事例紹介

このプロジェクトは、アイデアの段階から見えない・見えにくい人や高齢者、子育て中の方と
一緒に開発した「インクルーシブデザイン」のプロセスでつくりました。
開発の背景についてはこちらをご覧ください。

このプロジェクトは、
アイデアの段階から
見えない・見えにくい人や高齢者、
子育て中の方と一緒に開発した
「インクルーシブデザイン」の
プロセスでつくりました。
開発の背景については
こちらをご覧ください。

FAQ

Q.


アタッチメントチップとは何ですか?

A.


フラットな操作部を持つ家電のボタンの位置をわかりやすくするために、操作部に後付けしていただく部品です。 お客様がご自身で3Dプリントで出力し、両面テープで貼り付けていただくことを想定しています。


Q.


利用者を限定せず誰でも使えますか?

A.


はい。どなたでもご利用いただけます。


Q.


アタッチメントチップのデータはどこから入手できますか?

A.


パナソニック外部のウェブサイトCOCRE HUB(コクリハブ)からデータをダウンロードできます。
ご利用には、無料のユーザー登録と利用規約への同意が必要です。


Q.


COCRE HUB(コクリハブ)とは何ですか?

A.


特定非営利活動法人 ICTリハビリテーション研究会が運営する、自助具の共有プラットフォームです。


Q.


アタッチメントチップの3Dプリント用データは有料ですか?

A.


いいえ。データは無料でご利用いただけます。


Q.


利用にあたって注意点はありますか?

A.


COCRE HUBのダウンロードページに記載の利用規約や注意事項をよく読み、内容をご理解いただいた上、安全に注意してお使いください。


Q.


アタッチメントチップの形状は1種類ですか?

A.


いいえ。アタッチメントチップは「タイルタイプ」と「フレームタイプ」の2種類をご用意しています。
詳細はCOCRE HUBのダウンロードページをご参照ください。


Q.


自分好みにチップのサイズを調整したり記号を選択できますか?

A.


はい。
COCRE HUBの「パラメトリック」機能を使えば、チップのサイズを調整したり、8種類の中からお好みの記号を選ぶことができます。


Q.


COCRE HUBの使い方や3Dプリント方法など、技術的な質問はどこに問い合わせればよいですか?

A.


技術的なご質問は、COCRE HUBまでお問い合わせください。
問い合わせ先メールアドレス:info@ictrehab.com


Q.


自分で3Dプリントする方法がわかりません。
誰かに教えてもらったり、サポートしてもらうことはできますか?

A.


COCRE HUBの「コラボレーター」ページにて、協力してくれる方を探すことができます。

※障害の漢字表記に関して:スムーズな読み上げを実現するために、障害という単語を漢字で表記しています。