「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)グローバルサミット2020」の様子は上記よりご覧いただけます。


2020年11月21日(土)~22日(日)オンラインにて「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)グローバルサミット2020」を開催しました。両日を合わせて世界4か国6校26名の子どもたちと、教員等関係者が参加しました。

こちらではキッズアワードの結果とサミットの様子をご紹介いたします。

各国代表の作品の中から優れた内容のものを子どもたち自身の投票で選ぶ、「キッズアワード選定」にて以下の3校が優秀賞に決定しました。

小学生部門:プライマリー(12歳以下)優秀賞 ※同点2校


Ordinary Days
MESSAGE

2020 年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、子どもたちがパラスポ ーツを通じて学んだ「思いやり」。それは障がいを持つ方々だけでなく、身近な 人々の生活や世界をより良く変え得る力であることを作品をご覧になる全て の方々に伝えたい作品です。 企画会議が終わる前の2018年から機会があるごとに子どもたちがずっと追っ てきたテーマであり、今回の作品を作るために森村学園初等部のこれまでの 10年も含め、どのチームよりも取材やロケを重ねてきた渾身の一作です。


MESSAGE

2020年の初めに発生した新しいコロナウイルスの影響は、皆さんの心にも波及していきました。中国の精神、地域社会への感謝の気持ち、そして武漢の状況を作品を通して身近に見ることができます。北京万泉小学校は、すべての人のために命を危険にさらしている医療関係者と不可欠な労働者の両方に感謝の気持ちを表すために、一緒に歌って地域社会を鼓舞しました。


中学生・高校生部門:セカンダリー(13歳以上18歳以下)優秀賞


I'm okay
MESSAGE

この作品は「人生における誇りと実感」を表しています。典型的な家族を養うために働かなければならない幼い子ども。彼の作品を通じて、彼は自分自身を向上させ、自然と交信することができました。あなたが持っているものに対して感謝し、日々発展することが重要なことなのです。

毎年、各国の優勝校を集めてグローバルコンテストを開催していましたが、本年度より、子どもたちの成長により一層貢献するよう、コンテストを取りやめて「異なった文化を知り交流を深める場」、「グローバルの社会課題を深める場」としてKWNグローバルサミットを企画しました。また、本年8月のパラリンピック期間中での開催を予定しておりましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、各国をオンラインで結んでの開催としました。

オープニング後、互いに自己紹介をし、クイズ形式で「SDGs」について楽しく学ぶアイスブレイクが行われました。

続いて、クレイアニメーターとして活躍中の東京藝術大学 大学院 伊藤有壱教授を講師に迎えての「アニメーション映像ワークショップ」を実施しました。ワークショップでは、アニメーションを作る材料として、子どもたちが持ち寄った廃材を使用しました。また、各国の作品をつなぐバトンとしてSDGsのロゴボールが使用されています。各国の子どもたちが社会課題として問題視しているテーマを取り上げ、アニメーション制作にチャレンジしました。作品「PASS THE SDGs BATON!」は以下よりご覧いただけます。

特別ワークショップ講師:東京藝術大学 大学院 教授 伊藤有壱氏

東京藝術大学大学院  教授 伊藤 有壱 氏 の写真
伊藤 有壱 氏

☆グローバルサミット2020スペシャル☆
KWN日本コンテスト審査員、クレイアニメーター、CMディレクターとしても活躍され、KWN日本の公式キャラクター「ジャンプル」の生みの親でもある伊藤有壱先生による 特別ワークショップを開催します。


伊藤先生の公式ホームページ/ I.TOON(アイトゥーン)



KWN グローバルコンテスト 2019


結果発表

厳正な審査の結果、「小学生部門」と「中学生・高校生部門」の各部門でグランプリが決定。あわせて各賞も発表されました。素晴らしい作品の数々をぜひご覧ください。



※動画は英語版です。

小学生部門

※動画は英語版です。

中学生・高校生部門

KWNキッズアワード

表彰式に参加した子ども達が選んだ受賞作品。
自校を除く各自のエントリー部門(小学生部門/中学生・高校生部門)の作品に投票。子ども達の目線で最も多く票を集めた作品です。



メッセージ

最終選考まで勝ち残ったチームメンバーからのメッセージ。作品に込めた想いや背景などを語ってくれました。



小学生部門
Ordinary Days
MESSAGE

孤児である私たちは孤児院、学校、教会、そして農場しか知りません。この作品で紹介しているのは私たちの日常です。皆さんの日常とは違いますか?私たちは皆さんのことを知りたいと願っています。

Sunshine After Rain
MESSAGE

マレーシアでは貧困などの理由により小学校を中退する子どもが少なくありません。例えば、子どもに新しい靴や靴下を買うことは、都市部では普通のことですが農村部ではそうではありません。農村部の子ども達は、教育こそが貧困を解決する唯一の方法であることを理解していないために、放課後や週末に仕事をしようと考えているのです。

Shiro and the Furoshiki
MESSAGE

私たちは気づかないうちに恵みを与えてくれている海にゴミを捨て、生き物を死なせているかもしれない。けれど日本には風呂敷という昔から伝わる自慢できる文化がある。風呂敷を使うことで便利で環境に優しくなる。みんなで協力すれば海のゴミをなくせるのです。


中学生・高校生部門
SPORT FOR LIVING [BOXING FOR LIFE]
MESSAGE

1試合あたり4,000バーツ(約14,000円)を稼ぎ、家族を養うラク。私たちは彼の生き様をこの作品を通して伝えるために、取材や撮影、編集などすべてに全力を尽くしました。

I'm okay
MESSAGE

私たちが伝えたいこと。それは、セレブやソーシャルメディアのスターのように振る舞わなくていい、自分ではない誰かになる必要などないということです。10代の若者は、ソーシャルメディア上の”誰か”が投稿した素晴らしい生活や旅行や体験を見て、自分と比較して誤った影響を受けがちです。

Treasure
MESSAGE

マレーシアでは1日当たり平均3万トンの廃棄物が発生しています。その内、実に40%が適切なゴミ箱に捨てられていません。ゴミは適切なゴミ箱に捨てることでリサイクルが可能になります。捨てる前に考えてみましょう。



結果発表

厳正な審査の結果、「小学生部門」と「中学生・高校生部門」の各部門でグランプリが決定。あわせて各賞も発表されました。素晴らしい作品の数々をぜひご覧ください。



※動画は英語版です。

小学生部門

※動画は英語版です。

中学生・高校生部門

KWNキッズアワード

KWNグローバルサミット2018に参加した子ども達の投票による受賞作品。
サミット期間中に、各自のエントリー部門(小学生部門/中学生・高校生部門)の作品に投票。子ども達の目線で選ぶ賞として今回初めて実施されました。



メッセージ

最終選考まで勝ち残ったチームメンバーからのメッセージ。作品に込めた想いや背景などを語ってくれました。



小学生部門
A message
タイ

Anuban Saraburi School(アヌバーン・サラブリー校)

MESSAGE

この作品を見た皆さんのコミュニケーションが、より充実したものになることを願っています。

The Bremen Cog
ドイツ

Junior High Geestemünde(ゲーシュテミュンデ校)

MESSAGE

私たちにとって初めての作品を完成させることができ、船が展示されている博物館で上映することもできて、とても誇りに思っています。上映会では同世代の子ども達をはじめ多くの人を前にインストラクター気分で解説しました。船について博物館で取材やリサーチを行い、たくさんの歴史に触れたことは貴重な体験でした。そして史実に基づいてストーリーをコツコツと作り込む作業は楽しく価値のあるものでした。

My Troublesome Friend
香港

Hong Kong Red Swastika Society Tuen Mun Primary School

(テュン・ムン小学校)

MESSAGE

他人を理解すること。それは、その人が求めていることを理解すること。


中学生・高校生部門
STITCHED LOVE
米国

Val Verde High School(ヴァル・ヴェルデ校)

MESSAGE

私たちは作品を通して、過去の経験に苦しんでいる多くの人へ「自分を愛する大切さ」を伝えたいと考えました。正しい知識と許しによって、人は過去にとらわれずに、明るい未来へと踏み出すことができるでしょう。

Help... I'm Trapped
インドネシア

111 Junior High School(111中学校)

MESSAGE

現代の子ども達はスマホなどのデジタルツールに依存しています。それによって、彼らの生活に及ぼす影響を描きたいと思いました。

Living Together
タイ

Assumption College Thonburi

(アサンプション・カレッジ・トンブリー校)

MESSAGE

人間も動物もすべての命は尊いものです。肥沃な森林に恵まれているタイでは人とゾウが一緒に暮らすことができ、ゾウの世話をすることによって様々な事が学べます。この作品は、人や動物、すべての命に愛情を注げば、皆が幸せに暮らせる世界を実現することができることを伝えています。


審査員

伊藤 有壱
為末 大
石田 賀寿男
福田 里香
山崎 晋吾

相川貴之 KWN グローバル事務局
ギド・ワイハーミュラー ドイツ
シェリル・アントニオ 米国
ブルー・スティーブン ニュージーランド
ラクサナ・クライカオ タイ

特別審査員
Philippe Furrer 国際オリンピック委員会(IOC)
Duane Kale 国際パラリンピック委員会(IPC)
Mark Wallace オリンピック放送機構(OBS)
Wendy Mclnroy オリンピック放送機構(OBS)


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