キッド・ウィットネス・ニュース(KWN) KWN 日本コンテスト 2023    2023年度の最優秀作品賞が決定しました! ★最優秀作品賞、各受賞作品の映像をご覧ください!

小学生部門

ベストメッセージ賞

みんな大好き

制作: 横浜市立西が岡小学校
グループ名:5くみB上級生グループ

SDGs目標10

中学生部門

アイデンティティー賞

Coming Back Home ~帰郷~

制作: いわき市立中央台南中学校
グループ名:放送委員会

SDGs目標11,17

高校生部門

SDGs賞

ちょっとヒーロー

制作: 宮崎日本大学高等学校
グループ名:SUNNY-STUDIO

SDGs目標6,14,17

小学生部門

Panasonic賞 / ベストメモリー賞

なくならないよ~私たちの宝物~

制作: 南相馬市立八沢小学校
グループ名:八沢小学校5年生

SDGs目標11

ベストジャーナリスト賞

陽だまりのような君たちへ

制作: 森村学園初等部
グループ名:Team 2023

SDGs目標3,17

中学生部門

ベストシネマ賞

見るもの全てが本当じゃない

制作: 捜真女学校中学部
グループ名:捜真女学校中学部

SDGs目標5,10,16

ベストクエスト賞

地球を包む

制作: 京都府立南陽高等学校附属中学校
グループ名:南陽高校附属中学校放送局中3

SDGs目標12,15

ベストコミュニケーション賞

中学生がつなげる人とまち
~100年後もこの島で~

制作: 広島県尾道市立瀬戸田中学校
グループ名:瀬戸田中学校3年生

SDGs目標11

高校生部門

ベストインタビュー賞

かけ橋

制作: 埼玉県立小川高等学校
グループ名:グローカルメディア研究部2年

SDGs目標11,12,17

ベストシナリオ賞

Reflect

制作: 聖徳学園中学・高等学校
グループ名:動画研究部・理科実験部合同チーム

SDGs目標15

幸せがふえる選び方

制作: 葛飾区立金町中学校
グループ名:アナウンス部

SDGs目標1,2,10,17

ハッピーボーイの
俺こそがSDG-Men's!!

制作: 静岡聖光学院中学校・高等学校
グループ名:きつねうどん

SDGs目標12,14,15

選抜

制作: 昭和薬科大学附属高等学校
グループ名:高校あーとぷ

SDGs目標10,11,16

関西大学
総合情報学部 教授

黒上 晴夫 氏

関西大学  総合情報学部  教授 黒上 晴夫 氏

映像には2種類の視点が含まれています。一つは、映像のテーマとなったヒト・モノ・コトの視点です。ヒトだと、取材対象者が何をどう感じているか、どのように考えているのかといったことが記録されます。モノやコトでは、それがどのような意図でそこにあるのか、なぜつくられたのかなどが映し出されます。もうひとつの視点は、映像をつくる制作者の視点です。それらをなぜ取材したのか、取材したことから何を切り取って、どのように伝えたいのか、ということが絞り込まれます。この2つの視点が絡まったところに、映像が出来上がります。KWNでは、2つの視点それぞれにKWNならではの背景が読み取れます。長い時間をかけた「学習活動」の文脈の中に取材があって、複数の学習者の議論や協働の末に生まれるのが、KWNの映像です。いつも、どんな豊かな学習活動がこの映像を成り立たせているのだろう、と楽しみにしながら観させてもらっています。

東京藝術大学
大学院 教授

伊藤 有壱 氏

東京藝術大学 大学院 教授 伊藤 有壱 氏

今年の最終候補作品、一つ一つにより心に染みる個性を感じました。身の回りの出来事をテーマとして見つめ直すことで、本心が自然と現れて深みが増していたようです。一方作風はバリエーションが豊かで、ドキュメンタリーから、自分達の紹介、学生が出演しないインタビューに特化したもの、フィクションとして練り上げたドラマ、など観客としても大いに楽しませていただきました。 いずれも「自分達にとって大切な何かに向かい合う」ことと「映像作品を作る行為」が重なり合って、その成果として作り手の成長にもなったこと、嬉しく思います。完成した映像作品、作品を多くに人に見てもらうことで作り手の想いがより広がることにつながります。そのためにもKWNコンテストや、公式サイトからの配信が役に立つことでしょう。応募規定で作品の長さが「3−5分」と改善された事も、テーマを語る選択肢が増えて良い効果となったようですね。今回KWNに関わったことで、日本、そして世界に映像を通じて伝え合う仲間ができたことが皆さんへの応援でもあります。未来に向けて、これからも映像で自分達の思いを伝えるトライをしてほしいと思います。

NHK報道局
ネットワーク報道部長

飯田 香織 氏

NHK報道局 ニュースウォッチ9   編集責任者

力強いメッセージの作品ばかりで、審査にあたって今回もとっても悩みました。少子高齢化や環境問題、災害経験の伝承、ダイバーシティーの重要性など、さまざまな社会課題に真正面から取り組んだ作品が多かったです。一方で、大人ではとれないようなこどもどうしのやりとりやインタビュー、表情、涙など、小学生・中学生・高校生という等身大の姿も見せてくれました。画面上の文字やグラフの見せ方、演出、撮影など、スキルの向上も素晴らしかったです。全体を通じて「日本のいま」を切り取っていると感じました。今後もぜひ「聞いて、聞いて!こんなおもしろいこと/こんなびっくりしたこと/こんなひどいことがあったの!」といった「伝えたい気持ち」を大切にしてください。新しいニュース、新しい映像作品を期待しています。

プレジデント社
プレジデントファミリー編集部 編集長

中村 亮 氏

プレジデント社 プレジデントファミリー編集部  編集長 中村 亮 氏

今年の参加作は、さらに一皮むけた素晴らしい作品ばかりでした。ここ数年の作品のレベルアップには本当に驚かされ、参加してくれた小学生・中学生・高校生たちが持っているエネルギーに圧倒されています。未来を創るクリエイターとして成長していることを頼もしく感じます。「なぜだろう」と疑問を持って、現場を訪ねる行動力。自分にも何かできるのではないかと一歩踏み出す勇気。そして、それを多くの人に伝える表現力。チームで一つのものを作り上げる経験はとても豊かな学びになっていると思います。KWNの動画作品は、今を生きる子供たちの感性が捉えたニュースです。現代の私たちに訴えてくるのはもちろんのことですが、何年後、何十年後に見ても意味のある、ひとつの時代の貴重な記録ともなっているのではないでしょうか。これからもぜひ、表現活動を続けて行ってほしいと思います。

株式会社ハット
企画演出部 ディレクター

山口 香 氏

株式会社ハット  企画演出部 ディレクター 山口 香 氏

KWNを経験した学生さんの中で、社会人になって映像の世界に入った方がいると伺いました。とても嬉しいことです。僕がCMの仕事を始めた27年ほど前は、フィルムで撮影をしていました。カメラのファインダーを覗けるのはカメラマンだけ。とても職人気質な世界でした。今はデジタル技術が進み、スマホで誰でも綺麗な映像を撮ることができるようになりました。それは映像を身近なものにするというポジティブな面と、誰かを傷つけるような映像を容易につくれてしまうというネガティブな面があると考えます。KWNに応募される作品はどれも、テーマを考え、構成を考え、人にどのように伝わるかを考え抜かれたものばかりです。そういう作品をつくる経験をされた学生が映像の世界に入ってきてくれることを本当に嬉しく思いますし、そこにもKWNが存在する意義があると感じました。

フリーアナウンサー
内閣府知財創造教育検討委員
(公財)東京学校支援機構評議員

香月 よう子 氏

香月 よう子 氏

例に漏れず、審査はとても大変でした。大きく票が割れ、様々な視点から検討しなおした部門もありました。また、今はやりの考察をしあう作品、高い映像技術にプロも舌を巻く作品、一同が改めて考えさせられる作品など、審査員も作品を我が子のように大切に鑑賞いたしました。今年は、コロナ禍が多少の収束を見せ、制約も緩和。そのため、選ぶテーマも少し幅広くなり、取材や撮影の範囲も広くなりました。その分、子どもたちが協力して各自の力を最大限に活かし、丹精込めて制作している作品が目立ちました。個々の力や仲間の信頼を大切にし、対話や主張を通じて成長しているのだろうなという姿が見える作品が多くて感動いたしました。ご指導の先生方も子どもたちの活動を見守りながら、やきもきすることも多かったことでしょう。KWNは活動の過程に意義や学びがあるのだと理解しています。多くの先生方の参加を心よりお待ちいたします。

パナソニック コネクト株式会社
メディアエンターテインメント事業部
プロフェッショナルAV事業総括担当
ダイレクター

谷口 昌利 氏

谷口 昌利さん顔写真

まだ流行期もあるコロナですが、おおよそ活動に制限はなくなりKWNの活動もやりやすくなったと感じています。この「日常のありがたさ」が続いてくれることを期待します。さて、SDGsをテーマにしたKWNの作品、年々レベルが上がっていると感じます。連続して参加頂いている学校だけでなく、初めての学校であってもそのように思います。また、テーマ設定についても変化してきています。SDGsを掲げ始めたころはリサイクル、ゴミなどを選ばれるもの(SDGs12,14,15)が多かったですが、最近では、平等、町、健康など(SDGs3,10,11)が増えてきたと言えます。これはSDGsの認知度が上がり、難しいテーマに取り組んでいこうという皆さんの想いの表れかと思います。このように技術的にも、テーマ的にもレベルアップしてきているので、審査する側もそれに応じた目線で見ていけるようにじっくりと評価させていただいています。今まで以上に時間もかけることになっていますが、とても楽しく、また考えさせられることも多く、とても良いことと感じています。今後も継続して映像制作に取り組んで頂き、大きく成長してもらえればと願います。

パナソニック ホールディングス株式会社
企業市民活動担当室
室長

堂本 晃代

パナソニック ホールディングス株式会社 CSR・企業市民活動担当室  主幹 堂本 晃代

KWNが20年の節目を迎える中、私は、今回初めて審査を担当させていただきましたが、テーマやストーリーも個性的で、涙が止まらない作品や地域愛が感じられる作品、笑顔になれる作品など、心に響く作品がたくさんありました。インタビューに力を入れたり、カメラワークに拘ったり、自作の挿入歌や手作りの着ぐるみモチーフを効果的に使ったり、観るたびに新たな発見があり、撮影や編集技術力の高さにも驚かされ、審査は本当に難しかったです。皆さんが情熱をもって楽しみながら映像制作に取り組んでこられたことが、伝わってきました。身近な課題を深く掘り下げ、SDGsに向き合い、行動に繋げているところも素晴らしいです。審査員の先生方の専門的な視点でのご意見も大変勉強になりました。また、「伝えたいことを、伝える」ということは、とても難しいことだと思いますが、自由な発想で工夫された映像を通して、とても上手く表現されていて、感動しました!

作品テーマ

「今、つたえたいこと」

をテーマに「SDGs」を意識して作品作りに取り組みましょう!

  1. 自分たちが「今、つたえたいこと」をテーマに決めてください
  2. 提出作品が「SDGs」のどの項目に当てはまるかを選択してください(複数選択可)

作品提出締切日

2024年1月15日(月)必着

部門・応募資格

  • 小学生、中学生、高校生を対象
  • 学校内のクラブ、有志、クラス等のチームであること
  • 指導できる先生または担当者がいること
  • 学校長の承認を得ていること
  • 活動報告書と作品の提出ができること

提出物

時間

3分以上5分以内

提出方法

DVD・BD・SD・データ便

作品点数

1チーム1作品まで

②取り組みに関する活動報告書およびアンケート

作品点数

A4サイズ3~4枚

注意事項・映像作品の取り扱いについて

※参加メンバーの中で最高学年での部門登録となる

(例)小学生と中学生の混合チームの場合→「中学生部門」

※1校で複数チームの参加は可能であるが、同一人物が複数チームに所属することはできない
※他のコンクールやコンテストに出品したことがある作品ではないこと
※提出作品は1チーム1作品までとすること
※著作権・肖像権について理解し映像制作を行うこと

※提出いただきました映像作品につきまして、下記の取り扱いをいたします

  1. 応募作品の著作権はパナソニック ホールディングス株式会社に属します
  2. パナソニック ホールディングス株式会社のホームページならびに企業サイトへの写真・映像掲載
  3. YouTube内に設置した「チャンネルパナソニック」ならびに「KWNチャンネル」への掲載
  4. パナソニック ホールディングス株式会社の広告利用ならびに各種メディアへの写真・映像掲載
  5. 各種報道機関での写真掲載と映像放映(新聞・TVでの写真記事・映像として使用)

※著作権・肖像権について

  1. 本人の許可なく撮影映像中に顔などを公開することはできません(肖像権)
  2. 映像に音楽を付ける場合、著作権のある音楽に関しては著作権者から音楽使用の許諾を受ける必要があります(制約条件がないか等を予めご確認ください)
  3. 音楽使用の許諾を受けるにあたっては、別途使用料も発生する場合がありますご注意ください
  4. 使用にあたって制約条件のない著作権フリーの音楽を使用することを推奨します

今年度の表彰式は、2024年3月17日にパナソニックセンター東京の1階ホールで開催され、2018年以来のリアルで実施されます。昨年はYouTubeライブのみでの配信でしたが、今年は現地での開催に加え、会場の雰囲気を覗ける「観覧ビュー配信」も行います。

2022年度の表彰式ライブの写真

各国の優秀作品に選ばれた学校の生徒児童が出席
3つのアワードの発表が行われます。

スペシャルMC

図師 英嗣(ずし ひでつぐ)さん

東京都出身
DJ・ナレーター・スポーツ実況などをはじめとして幅広く活動。これまでの主な出演作はTBS『元気の源泉』『名作の風景』。NACK5『SUNDAY COUNT DOWN THE TOP 40』。FM長野『RIMIX SIGHT』など

図師 英嗣さんの顔写真

第二部サポートMC

平井 佳織(ひらい かおり)さん

神奈川県出身
女優・タレント・モデルをはじめとして幅広く活動。 主な出演作にTBS「関口宏の東京フレンドパーク」。TBS「情報ニュースキャスター7days」(日本花子として)。 AbemaTVアベマ的ニュースショーなど

平井 佳織さんの顔写真

第一部サポートMC

細田 紗希 (ほそだ さき)さん 2年生
▲写真の左側
矢島 風 (やじま ふう) さん 2年生
▲写真の右側

葛飾区立金町中学校 アナウンス部

細田 紗希(ほそだ さき) 2年生 ▲写真の左側 / 矢島 風(やじま ふう) 2年生 ▲写真の右側

参加校作品提出:1月15日(月)

事前審査会/社員投票による審査

パナソニック社内審査員により応募全作品を審査し、入賞候補作品などを選出。
また、社員投票システムによる審査も実施して「Panasonic賞」を選出

最終審査会

表彰式「同時ライブ配信」

表彰式ライブ:3月17日予定!

関西大学
総合情報学部 教授

黒上 晴夫 氏

関西大学  総合情報学部  教授 黒上 晴夫 氏

メディアを活用した授業デザインやカリキュラム開発、「学び」に関するシステムや評価法などについて実践的な研究を行っている。2003年KWN日本の立ち上げ時より映像指導等に深く携わり支援をいただく。

東京藝術大学
大学院 教授

伊藤 有壱 氏

東京藝術大学 大学院 教授 伊藤 有壱 氏

東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。日本アニメーション協会理事、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授、大阪芸術大学キャラクター造形学科客員教授、クレイアニメーター、CMディレクターとしても活躍。

NHK報道局
ネットワーク報道部長

飯田 香織 氏

NHK報道局 ニュースウォッチ9   編集責任者

2014年から2016年まで本コンテストの審査員を務められ、その後、2017年よりロサンゼルス支局長となる。帰国後も経済報道の最前線にて活躍。2019年より審査員再任となる。

プレジデント社
プレジデントファミリー編集部 編集長

中村 亮 氏

プレジデント社 プレジデントファミリー編集部  編集長 中村 亮 氏

創刊以来「プレジデントファミリー」を担当。小学生、中学生を取り巻く世界をウォッチし続けているのがプレジデントファミリーの強み。

株式会社ハット
企画演出部 ディレクター

山口 香 氏

株式会社ハット  企画演出部 ディレクター 山口 香 氏

2001年にCM監督としてデビュー。カンヌライオンズ FILM部門ブロンズ、フジサンケイ広告大賞 メディアミックス部門グランプリ。CMだけでなく、キャンペーン映像やド キュメンタリー映像も手掛けている。

フリーアナウンサー
内閣府知財創造教育検討委員
(公財)東京学校支援機構評議員

香月 よう子 氏

香月 よう子 氏

番組パーソナリティや、ナレーターなどを行うかたわら、話し方などの講演を行う。学校と学校外を繋ぐ「一般社団法人きてきて先生プロジェクト」にて、多くの出張授業をプロデュース。東京都生涯学習審議委員なども務め、学校地域連携の仕組みを作る。

パナソニック コネクト株式会社
メディアエンターテイメント事業部
上席主幹

谷口 昌利 氏

谷口 昌利さん顔写真

入社して十数年、プロ用カメラ、VTRの方式開発、設計に携わる。その後業務用プロジェクター設計、事業推進を行い、ビジュアルシステム事業責任者を経て、2020年よりプロフェッショナルAV事業責任者を務める。

パナソニック ホールディングス株式会社
企業市民活動担当室
室長

堂本 晃代

パナソニック ホールディングス株式会社 CSR・企業市民活動担当室  主幹 堂本 晃代

入社以降、営業部門にてカメラ業界、通販業界(カタログ・Web・テレビ通販)等を担当、販路拡大や業界向け製品の開発に携わる。2008年 AV製品のサービス部門にて経営管理を担当、2019年 同サービスパーツ部部長、お客様価値向上と経営体質強化に取組む。2024年3月企業市民活動担当室主室長。

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