地震はどうして起きるのかな?

地面を大きく揺(ゆ)らす地震。突然(とつぜん)グラグラと揺れて、地面がひびわれたり、家を壊(こわ)したりと、大きな被害(ひがい)をもたらしてしまう。そもそも、地震はどうして起きるのかな。

地震が起こるしくみを知るには、まず地球のことを知らなくてはならないね。地球の表面は、プレートという大きな岩の板でおおわれている。プレートはひびがはいった卵(たまご)のからのように、何枚(まい)もに分かれている。そしてたがいにぶつかりあったり、地球の中にもぐりこんだりして動いている。そんな動きが地震になるんだ。

プレート同士がぶつかり、動いているのは、プレートのさらに下にあるマントルが関係しているよ。マントルは高い熱でドロドロに溶(と)けた岩石だ。マントルは熱くなるとわき上がり、冷たくなると沈(しず)みこむ。このマントルの動きが、その上にあるプレートを動かしているんだ。

だけど、プレートがもぐりこんでいない場所でも、地震が起きることがある。地震がどうして起きるのかは、まだわかっていないことも多いんだ。