地震が起きた!その時どうする?

地震は突然(とつぜん)やってくる。もしも大きな揺(ゆ)れが起きたら、とっさにどうしたらいいんだろう。まずは、自分の身を守ることだ。たおれやすい家具や窓(まど)ガラスから離(はな)れて、机(つくえ)の下などに身をかくそう。ざぶとんがあったら、ざぶとんで頭を守るといい。外にいたら、かばんなどの持ち物で頭を守ろう。ブロック塀(べい)のそばやせまい路地では、物が落ちてきたりたおれてきたりするかもしれない。倒れている電柱(でんちゅう)や電線など、危険(きけん)なところから離れよう。

もし火がついていたら、すばやく火を消そう。それから、いつでもにげられるように、窓や戸を開けよう。ドアが地震でゆがんでしまい、開かなくなる危険があるからだよ。避難(ひなん)する時は、その前に電気のブレーカーを切って、ガスの元栓(もとせん)をしめること。電気やガスは火災(かさい)の原因(げんいん)になるから、必ず確認(かくにん)しよう。

気をつけたいのは、あわてて外へ飛び出さないこと。屋根瓦(やねがわら)や窓ガラスなどが落ちてきて、けがをすることもある。学校にいる場合は、先生の指示(しじ)にしたがって避難しよう。駅やビルの中、地下街にいる時も、駅員や係りの人の指示にしたがって、落ち着いて避難することが大事だよ。