地震にはどうやって備(そな)えたらいいのかな?
地震が起きると、本棚(ほんだな)やたんすなど、普段(ふだん)は何でもないものが危険(きけん)なものになってしまう。きみの部屋では、家具がたおれたり、ものが落ちたり、ガラスが割(わ)れたりする危険はないかな。棚などの上に、重いものを置いていないかな。ねている場所にものが落ちてこないかな。家具がたおれた時、出入り口をふさいでしまわないかな。一度、チェックしてみよう。
家族が離(はな)ればなれになった時、連絡(れんらく)する方法を決めておくことも大事だね。どこに避難(ひなん)しているかを書いて自宅(じたく)に貼(は)り紙をするとか、 親戚(しんせき)に連絡をとることなど決めておこう。また、市区町村が指定する避難場所が、どこにあるかを確認(かくにん)しておくといいよ。
地震に備えて、持ち出し品を用意しておくことも大切だ。食べ物や飲み物のほか、お金や通帳などの貴重品(きちょうひん)も欠かせない。懐中電灯(かいちゅうでんとう)、携帯(けいたい)ラジオ、乾電池(かんでんち)は、役に立つからぜひ用意しておこう。他にタオルやトイレットペーパー、薬なども必要だ。あらかじめリュックの中に入れておいて、すぐ取り出せるところに置いておくといいね。