Report

目的：

これまでの“課題に気づいて解決する”取り組みから発展して、多様な特性を持つ人との共感を目指して対話を重ねることで、あたらしい「やさしさ」をつくるために必要な視点を学ぶためのワークショップ。そしてここで得た内容を今後の商品開発に広く活かせるような考え方に落とし込みました。

内容：

ワークショップに参加した社員が、社内外の障害のある方や、認知症のある方、性的マイノリティの方、小さなお子さんのいる方など、多様性のあるユーザーの方一人ひとりが待つテーブルを、巡回しながら対話を重ねました。ご自身の障害や特性はどのようなものか、どのような生活やお仕事をされているかなどの普段のくらしに関わる内容から、どのような社会になってほしいかや当社への期待などをお伺いしました。また、様々な当社商品や考え方、検討中のアイデアについても説明することで、お互いの理解を深めました。

気づき：

当事者の方が、「自分でやりたい」気持ちを持っておられて他者が配慮しすぎるのは実は嬉しくない場合もあることや、当事者だけでなく家族を含めた周りの人にも理解してもらえる提案でなければ使って頂くことが出来ないなど、多くの気づきを得ることができました。