
原 吉輝
パナソニック株式会社
コネクティッドソリューションズ社

石井 隆
パナソニック株式会社
コネクティッドソリューションズ社
オリンピック・パラリンピックで繰り広げられるスポーツの躍動や感動を、より臨場感豊かに世界の人々に伝えるために、大会ごとに最先端の技術やアイデアが投入されて新たな視点のスポーツ映像が追求され続けている。平昌2018冬季パラリンピックでは、初めて江陵ホッケーセンターにパナソニックの360度ライブカメラが導入された。ライブ中継にも対応できる4K画質の360度映像によって、また新しい臨場感の映像が競技の情熱を世界へ拡散していく。
「今回、2台のカメラのうち、1台は通常の目線の高さでアイスリンクの真ん中から撮影しました。もう1台はゴール横で、3mほどの少し高い位置からカメラを逆さまにして撮影しています。そうすることで360度ライブカメラならではの迫力のある映像が撮れると考えたからです。どのように三脚を設置すれば効果的な映像が撮れるのかに苦労しましたが、視聴者があたかも会場にいるかのように映像をご覧いただいくことができたと思います。」
「東京2020大会では、4Kの360度映像のライブ配信も可能になっているはずです。今回の取り組みの知見を生かして、さらなる臨場感を体験できるような空間作り、映像作りで競技の情熱を多くの人々と共有したいと思っています。」