パナソニック パンサーズが枚方市立五常小学校と
取り組む次世代教育

五常小学校の6年生（2021年度卒業生）が、年間70時間ある「総合的な学習」でパンサーズを取り上げてくれました。そもそものきっかけは、彼らが4年生の時に開催したバレーボール教室。その後も、下校時の「見守り隊」活動などを通じて交流を深めてきましたが、まさか学習のテーマに選んでもらえるとは思いもよりませんでした。6年生のみんなが各学年を回ってチームの魅力を紹介したり、学校の廊下に選手のプロフィールやポスター、試合予定などを掲示してくれるので、五常小はパンサーズ一色！　学校全体で応援してくださり、とても励みになっています。子どもたちの熱い想いに応えるためにも、一戦一戦、全力で戦って「五常小学校のみんなのおかげで優勝できたよ！」と報告したいです。

コロナ禍で子どもたちと直接会える機会は少なくなってしまいましたが、そういった中でも、オンラインビデオで教室と繋いで活動の報告を聞いたり、質問を受けたりしてコミュニケーションをとっています。
子どもたちとの触れ合いは純粋に楽しいです。身長が高い選手を見たときに、目を真ん丸にしてポカーンと見上げている姿とか、素直な反応がすごくいいなって思います（笑）。僕自身も子どもの頃、地元のチームのバレーボール教室に参加したり、そこで会った選手に憧れて今があるので、そういう体験を今の子どもたちに返すことが自分の役目。子どもたちが憧れるような選手になることで、バレーボール界の発展に貢献できればと思っています。

通常は年間で70回ほど、全国各地でバレーボール教室を開催しています。リーグ中は回ることができないので、活動は主に夏場です。練習との両立は決してラクではありませんが、現役の選手が教えることで、より子どもたちの力になれると思うので、こうした活動はこれからも大事にしていきたいです。そして将来、ここで出会った子どもたちが選手として活躍してくれたら、こんなにうれしいことはありません。選手同士でも「〇〇にすごく有望な子がいたよ！」「××ではつかみのトークに失敗した！（笑）」など、活動について話し合うことは多いです。これからも、選手みんなで楽しみながら、バレーボールを盛り上げていければと思っています。

パナソニックは、オリンピック・パラリンピックが目指す「より良い世界・インクルーシブな社会の実現」に共感し、1987年からオリンピック・2014年からパラリンピックのワールドワイドパートナーとして大会をサポートしています。そしてこれからも、バレーボール教室をはじめとするさまざまなスポーツ活動を通じて、子どもたちの可能性を引き出す学びの場を提供。未来を担う若い世代の育成に貢献していきます。