

Helping to connect people with different backgrounds with sports

※「SPORTS CHANGE MAKERS」開始時の情報です。
SPORTS CHANGE MAKERS日本代表に選ばれたのは、チームではなく単独で参加した横瀬健斗さん。横瀬さんはフィンランドに交換留学をしていた時にSPORTS CHANGE MAKERSを知った。「審査員の林さんのツィートでこの企画を知り、国際オリンピック委員会へのプレゼンテーションやアイデア実装の可能性など、多くの魅力を感じました。子どものころのサッカーの想い出も、参加をする上で大きなモチベーションになりました」と横瀬さんは語る。

「サッカーをしていた子どものころから10年以上が経ちました。振り返ってみると、何よりも思い出に残っていることは、テレビで上手い人のプレーを見るとか、そういう体験ではなくて、友達と日が沈むまで夢中でサッカーをしていた記憶でした。それは日常の本当に些細な時間かもしれません。でもそれがまさに自分にとってのスポーツの原点で、その場所はいつも公園だった。今2021年を生きる子どもたちに向けて、かつての自分のようにスポーツを楽しむことができる機会をつくりたい。彼らが10年、20年経って振り返った時に、僕と同じように尊くてかけがえないものだったと思えるような体験がつくりたい。そう思って僕はこのプロジェクトに取り組んできました」

Idea
“Our Play Park”


Barrier
目で見るだけでなく
体験することで、
よりスポーツの素晴らしさを
感じることができる
Target
子どもたち
Solution
子どもたちが
アスリートの動きを
遊具で体験できる公園
Presentation Movie
Prototype
横瀬さんはパナソニックの技術サポートのもと「Our Play Park」の模型を製作した。オリンピック・パラリンピックに出場しているアスリートの動きをパナソニックの映像技術を用いて撮影し、3次元(3D)のオブジェクトに変化させたものだ。走り幅跳びの選手が飛ぶ軌道や、着地の際の手足の動きが細密に表現されている。

Prototype
横瀬さんはパナソニックの技術サポートのもと「Our Play Park」の模型を製作した。オリンピック・パラリンピックに出場しているアスリートの動きをパナソニックの映像技術を用いて撮影し、3次元(3D)のオブジェクトに変化させたものだ。走り幅跳びの選手が飛ぶ軌道や、着地の際の手足の動きが細密に表現されている。

From Advisors
全世界へ生配信されたファイナルプレゼンテーションでは、多様な視点を持つアドバイザーと議論しながらアイデアを磨いていった。
Epilogue
横瀬さんをサポートしてきたパナソニックチームの誰もが感じたのは、彼がただただ純粋に「Our Play Park」をつくりたい一心で突き進んできたということだ。彼にどんな角度から質問をしても「子どもたちにかけがえのない思い出をつくってほしい」という思いはブレなかった。自分の人生のプランや、ビジネスにつなげようとする意図は一切見られず、ただ純粋にものをつくり、誰かに喜びをもたらすことだけを考えていた。我々は彼に、ものづくりの原点を見た。
横瀬さんは語る。
「私が代表になれたのは、自分が本当に見たいと思う未来の風景をまっすぐに提案できたからだと思っています。このような大きなプロジェクトを進めていく上で、学生の自分にはまだ分からないことも当然たくさんあるのですが、それと同じように学生の自分だからこそ提案できるアイデアもたくさんあると思っています。そういう自分にしかできないことをとことん信じてやっていこうと思いました」
私の夢は、何かをつくることがこれからも好きでいられること、
そして自分のつくるものをずっと好きでいられることです。
日本代表 横瀬 健斗さん
