昭和のユニーク家電展 PartⅡ ―東京オリンピックから大阪万博へ― 家電が彩った1970年のくらし 2018年11月27日(火曜日)~2019年2月28日(木曜日) パナソニックミュージアム

ものづくりイズム館 昭和のユニーク家電展 PartⅡ ~家電が彩った1970年のくらし~

会期:2018年11月27日(火)~2019年2月28日(木)

戦後日本復興の象徴として人々が歓喜した1964(昭和39)年の「東京オリンピック」から、1970(昭和45)年の「大阪万博」に至るまでの激動の6年間は、景気の上昇とともに電化製品が家庭生活に定着してきた時代でした。人々が高度経済成長の波に乗り、大阪万博の先に広がる明るい未来を信じて邁進していった、あの頃の生活を振り返ります。

【協力:大阪くらしの今昔館】

クセモノ家電が彩った高度成長時代

昭和期の一癖も二癖もある面白い製品のホーロー看板を作成。それらを浅草の花屋敷内の壁に掲示したメッセージ広告が、2018年5月に「第71回 広告電通賞」のOOHメディア屋外メディア部門の優秀賞を受賞しました。
その広告の世界観とともに、今から見ても斬新なユニークな家電製品を展示しました。

電化製品の可能性を模索した時代

家庭に電化製品が入りはじめた昭和30年代は、電気で何ができるか?くらしがどう便利になるか?を模索した時代でした。

昭和30年代後半になると「家電三種の神器」と言われたテレビ、冷蔵庫、洗濯機をはじめ、電化製品の普及率は急速に上昇します。

明るい未来を信じて

戦後日本の復興の象徴として人々が歓喜熱狂した「東京オリンピック」から「大阪万博」に至るまでの6年間は、右肩上がりで景気が上昇。賃金も上がり、高値の花だった電化製品が家庭生活に定着してきました。
人々が高度経済成長の波に乗り、大阪万博の先に広がる明るい未来を信じて邁進していった時代でした。

オシャレで夢のあるシーンを…:電化ワゴン

電気ポットやホットプレートを載せて、移動させて調理するいわば動く台所。また当時、ちょっと贅沢な楽しみとしてホームバーを造るというものがありました。この電化ワゴンの下のすりガラスのケースに、サイドボードのように洋酒を飾り、天板の上でカクテルを作るといった、お洒落で夢のある使い方もできました。

1963(昭和38)年 定価 20,800円

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