経営理念特別展「企業の社会的責任-産業人タルノ本分ニ徹ス-」
会期:2021年4月23日(金)~2021年9月4日(土)
現在、松下幸之助歴史館では、経営理念特別展「企業の社会的責任-産業人タルノ本分ニ徹ス-」を開催しております。来年4月の持株会社制への移行に向け、本年度は当社が将来に向けて真のスタートを切る非常に重要な年です。この節目にあたり、経営理念特別展として、当社の経営理念の根底に流れる松下幸之助の「企業は社会の公器」の考え方に学び、会社は何のためにあるのか、何のためにこの会社で働いているのか―をいま一度、考えるきっかけとして企画しました。
なお、本展示会はパナソニック社員向けとなっておりますが、一般のお客様もご覧頂けます。
「企業は社会の公器」と考えるに至った経緯
幸之助は創業以来、事業が急速に拡大する中で、自ら手掛ける事業と、国や社会、国民全体との関わりについて考えを深め、「企業は社会の公器」という考えに至りました。その使命や責任の思いの軌跡をたどります。
幸之助の考える企業の社会的責任
幸之助は、企業の社会的責任について3つの原則を説きました。事業を通して社会に貢献すること、利益を生み社会に還元すること、社会と調和すること。
3つの原則ごとに事例を紹介し、当社の経営理念の冒頭に掲げられる言葉「産業人たるの本分」とは何かを紐解きます。
幸之助、「企業は公器」を語る
商売は公のもの、私企業といえども公器であるとの信念は、幸之助の経営観の根底をなしていました。「公器」の思いについて、機会あるごとにさまざまな観点から社員や企業経営者に語った一端を紹介しています。