導入事例:X-Area ‐モビリティサービスプラットフォーム‐

薬局と患者をロボットがつなぎ
非対面で処方箋医薬品をお届け

アインホールディングス 様

写真:小型低速ロボットと利用する人

事例概要

新型コロナウイルス感染症の拡大防止を目的とし、電話や情報通信機器による診療や服薬指導、処方箋医薬品の配送が可能となる措置がとられる中、2021年3月、神奈川県藤沢市のFujisawaサスティナブル・スマートタウンにおいて、調剤薬局最大手のアインホールディングスとともに、自動走行ロボットを用いた処方箋医薬品の配送サービスの実証実験を実施しました。

ロボットは遠隔管制センターと接続され、オペレーターが周辺の様子を見守ることができます。事前にオンライン服薬指導を済ませた患者宅へその日のうちに薬を届けることができ、店舗に行く手間が省ける便利さや、ロボットならではの安心感など前向きな感想が寄せられました。今後もロボットを用いた街の配送インフラ構築に取り組み、安心・安全のくらしに貢献していきます。

導入の様子

薬剤師による医薬品積み込み
公道を走行するロボット
遠隔からロボット周辺の様子を見守り
オンライン服薬指導による医薬品提供フロー(アインホールディングス提供)

お客様の声

診療から医薬品受け取りまで非対面で完結

先進的な技術を活用し、コロナ禍でも患者様へより安心安全で利便性の高い薬物治療を提供していきたいと考えていました。ロボットによる配送でオンラインでの診療・服薬指導から処方箋医薬品の受け取りまでを非対面で完結できるのは、患者様にとっても感染防止の観点においてメリットを感じてもらえると思います。また、単に機能面だけでなく、自動走行するロボットが自宅まで運んでくれるのはFSSTの街全体のワクワクするような体験でもあります。今後も利便性の高い先進的な薬局モデルを構築することで、街の全世代が健康で豊かに住み続ける未来を目指したいと思います。

株式会社アインホールディングス 経営企画室
金 順伊 様

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