ジャンプルKWNレポートpart4  KWN日本公式キャラクター「ジャンプル」が参加校のみんなの活躍を紹介するよ! NEW 新しいレポートを追加したよ!みんなで見てね!

―カンテレ×Panasonicスペシャル・コラボ・ワークショップ」を開催しました―

「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)」は、パナソニックグループが企業市民活動の一環として推進する映像制作を通じた教育支援プログラムです。2023年度は、93校の小・中・高等学校・特別支援学校が参加し、年明け開催予定のコンテストに向けて、「SDGs ~今、つたえたいこと」をテーマに作品制作に取り組んでいます。KWNでは映像制作サポートとして毎年、様々なワークショップを企画し、提供しています。今年は8月9日(水)関西テレビ共催「スペシャルコラボワークショップ」を初めてリアルでの開催となり関西圏を中心に関東からの参加も含め35名の児童と生徒(引率者含む)が参加してくれました。

- 関西テレビ共催「スペシャル・コラボ・ワークショップ」-

■日時:2023年8月9日(水)
■場所:関西テレビ 社屋
■参加校:5校 35名(引率者含む)

SDGsを推進する関西テレビ放送と共に、テレビの現場で活躍する人の「伝える力」を学ぶ授業を実施しました。午前中はマスター室見学、午後は①アナウンス講座、②映像視聴と講評の2部構成でワークショップ開催しました。

■実施内容
(1) 午前の部 マスター室見学 (20分)

5校35名の参加者が関西テレビに集合し、関西テレビ野手さんから関西テレビのレクチャーをいただいた後、2班に分かれマスター室見学をスタート

テレビ局の心臓部である、マスター室を見学。マスター室の岩田さん・高橋さんがマスター室の役割や仕事について、説明してもらった後、操作卓で『緊急速報ボタン』を押す、という貴重な体験をさせていただきました。(説明を受け操作をしたのは、テスト環境と呼ばれる予備系操作卓で放送には影響を及ぼさないものです)

(2) 午後の部 
①テレビ局の仕事を学ぶ+アナウンサー講座 (60分)       
講師:関西テレビ 藤本景子アナウンサー

<ワークショップのポイント>
発声の練習後、実際に放送されたミニ番組の原稿を使用して全員がナレーションに挑戦。原稿を正しく理解する方法、「伝える力」のスキルとして言葉に表情をつける方法などを練習しました。
 

腹式発声等基本を学んだ後、映像に合わせて、映画紹介のナレーション原稿読みを全員が体験。藤本アナウンサーに1人ずつ個別指導を頂きました。

②事前課題1分動画
「わが街・わが校の自慢したい有名人や良いところ」 の映像視聴・ディスカッション・講評 (90分)
講師:関西テレビ 制作部・ディレクター 芳仲 真雪子氏

<ワークショップのポイント>     
事前課題作品を見ながら子どもたちとディスカッション。ワンランクアップするポイントや工夫をアドバイスいただきました。

▶︎事前課題作品「わが街・わが校の自慢したい有名人や良いところ」
作品はコチラからご覧いただけます

事前課題1分動画「わが街・わが校の自慢したい有名人や良いところ」について、学校毎に、芳中ディレクターから感想・アドバイスをいただきました。真剣にメモをとる姿もみられました。

<参加校子どもたちの感想> 抜粋

▶︎アナウンス講座
・実際の原稿を読み上げることが印象に残っていて、それぞれにちゃんとして読み方の特徴があって、全く飽きませんでした。自分が読んだ原稿も、「ここがよかったね」などと、ただ「よかったね」と言うのではなく、自分が読んだ中でも細かいところをよく聞いてくれていて嬉しくなったし、もっといいようになると思います。今後の活動に活かします。
・もともとアナウンサーという仕事に興味はあったのですが、今日の体験を通して、実際にやってみたいと思いました。

▶︎映像制作について
・動画の構成など特に伝える事が分かりやすく、勉強になりました。私たちの作品にも的確なアドバイスをいただき、「伝えたいことは動画の始めに持ってくる方が良い」ということや「映像(カット)が短すぎる部分がある」など、その通りだと思いました。
・他校の皆さんの60秒ムービーを見ることができました、地域や学校の素晴らしいところが上手にピンポイントで照らされていて、素晴らしいと思いました。私たちの60秒ムービーへの良いところやアドバイスなども、すごく細かいところまで説明してくれてとてもためになりました。メモなどを取ろうと思っていたのに、お話に夢中になりすぎてつい忘れてしまいましたが、アドバイスを活かし、良いところを伸ばして、より良い作品づくりにつなげていきたいと思います。

▶︎全体を通じて
・はじめてテレビ局を見学させてもらって、すごいなと思いました。今まで、テレビの映像がどんな風に出来上がってるのか?など考えたことがなかったので、出演者以外にも企画の構成を作る人とか、各家庭に映像を届ける人とかたくさんの人が作り上げていると知って驚きました。自分が思っている以上に家でテレビを見る前や見ている時もテレビ局の方々が動いてくれていると知って、ありがたいなと思いました。
・最高だったと思います。技術的な面や、能力的な面でも伸ばしていけるところが増えるような講習でした。カンテレの皆さんもとても私達のために尽くしていただきとても嬉しかったです今回教わった技術や能力は、今後の作品づくりはもちろん、将来役立てることに活かしたいと思います。本当に今回はありがとうございました!!

<関西テレビ講師の皆さんの感想>

▶マスター室
・岩田さん
「マスターはテレビ局の中でも何をしている所なのかわかりにくいと思いますが、今回をきっかけに少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
・高橋さん
「普段見慣れないモニターだらけの環境に少し驚いたようなリアクションだったのが印象的でした。皆さんの家庭にカンテレの放送をしっかり届けるために色んな設備があるということを知ってもらえる良い機会だったと思います。

▶アナウンス講座 
・藤本さん
「参加してくれたみんなが、発声練習や原稿読みを、とても丁寧に頑張ってくれていたのが、印象的でした。声に出して文章を読む、ということの楽しさを一緒に体験出来て嬉しかったです。ありがとうございました!」
 
▶映像ディスカッション
・芳仲さん
「参加者の皆さまが熱心に動画制作に取り組んでおられることがワークショップを通して伝わってきました。僭越ながらいくつかアドバイスをさせていただきましたが、皆さまのお役に少しでも立てたのであれば嬉しく思います。」

■関西テレビ サステナビリティビジョン
https://www.ktv.jp/sustainabilityvision/

今後も、パナソニックグループの企業市民活動では、他社との協業や、グループ内の様々な部門との連携を進めつつ、グループのリソースやノウハウを生かしながら、子どもたちの創造性やコミュニケーション能力、チームワーク力、そしてキャリアデザイン力を育む人材育成支援を継続してまいります。

■キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)日本サイト
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/kwn.html

■パナソニックグループの企業市民活動について
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship.html