159. 「大阪21世紀計画」開幕式が挙行される 1983年(昭和58年)

昭和58年10月、「大阪21世紀計画」の開幕式が大阪城ホールで、皇太子ご夫妻をはじめ在日外国公館代表や企業・団体の招待客約7,000人が参加し、開催された。

この計画は、大阪を21世紀に向け、世界に開かれた国際的で、文化的な都市にすることを目的に、昭和57年4月に「大阪21世紀協会」が発足、18年間にわたり各種の行事を実施するというもの。

同協会の初代会長に就任した相談役は、開幕式であいさつし、「本日から21世紀に至る18年間、皆さんの衆知を集めて、ぜひとも大阪を日本の繁栄と世界の平和に貢献できる国際都市にしたい」と抱負を述べた。

その翌日、相談役のテープカットで、大阪のメーンストリートの御堂筋を舞台に大パレードが行われた。鼓笛バンド、子供みこし、民謡、花車など海外からの参加を含め、合計110チーム、約15、000人が華やかに行進した。 相談役は、同協会の会長を3年10ヵ月務め、昭和60年1月に、退任した。