時代を超えた人間尊重の原則
『経営心得帖』
動画の配信は終了しました。
ご視聴ありがとうございました。
セミナー内容
松下幸之助は、本書の中で、経営者とは「たとえ小さな商店であれ、あるいは大きな会社であれ、店主ともなり、最高幹部ともなれば、他人は遊んでいても、自分は遊べない」ものだといい、「何人、何十人、あるいは何百人、何千人もの上に立って、その人たちの運命をいわば双肩に担うということ」に「生きがいといいますか、面白みといいますか、あるいは救いというものがある」と語ります。
幾多の困難を乗り越えてきた経営観とは、どのようなものなのでしょうか?
本セミナーでは、その具体的な内容の紹介に加え、幸之助本人の肉声や写真なども交え、書籍を深堀りします。
クリックで拡大
セミナー視聴者からお寄せいただいた感想
- 偉人と呼ばれるような人は、偉大な先人らの教えを自分のものとして取り込み、自分の考えとして実践されているのだと思います。それが人の話を聞くということにつながっていたのでしょうね。
- たとえ自分の部下であっても、適材とあらば自分の席を譲るというところまで徹底し、人を活かすというお話、果たしてどれだけの経営者が実践できるのだろうか。
- 現場を重視する一方、「電話魔」と呼ばれるほどに電話をかけて効率的に仕事を進めたという幸之助さん。今の世の中におられたら、現在のコミュニケーションツールをどのように使われるのでしょう。
- サイボウズの青野さんの「何に命をかけるのか?」と具体的に考え抜いたというお話、幸之助さんがおっしゃる「自身の仕事に命をかける真剣さ」を実践する上で、大変参考になりました。同時代を生きる方が、幸之助さんの教えをいかに実践されているのかがわかる事例は、とても貴重ですね。
開催概要
開催日時:1月29日(土)14:00
配信方法:YouTubeライブ(Channel Panasonic)ライブ配信後、1カ月間アーカイブで視聴可能
講師プロフィール
川上 恒雄(かわかみ・つねお)
PHP理念経営研究センター 首席研究員(松下理念研究部 研究部長)
●専門分野:松下幸之助研究、宗教学、社会学
1991年から1997年まで(株)日本経済新聞社で新聞記者および出版編集者として勤務。その後、渡英し、エセックス大学で社会学、ランカスター大学で宗教学を専攻。宗教学博士(Ph.D.)。社会学修士(M.A.)。南山宗教文化研究所研究員、京都大学経営管理大学院京セラ経営哲学寄附講座非常勤助教を経て、2008年(株)PHP研究所入社。松下幸之助について、多様な観点から研究を進めている。著書に『ビジネス書と日本人』(PHP研究所)。