2019(令和元)年11月27日、『パナソニック技術百年史』が刊行されました。
今回、この刊行を記念して技術百年史の内容と連動した企画展を開催し、この100年間に技術開発に携わってきた数多くの技術者たちのモノづくりに対する熱い思いを、実際の商品や資料とともにご紹介します。
協力:イノベーション推進部門
※このコンテンツは、2021年3月2日から8月29日まで開催されたパナソニックミュージアム「ものづくりイズム館」の企画展「パナソニックの技術100年展」をWeb用に再編集したものです。
第1部 本社技術運営の変遷
1918(大正7)年の松下電気器具製作所創業以来、100年間の歩みを、本社技術の三つの柱である「本社技術部門」「モノづくり部門」「知財部門」の変遷を通じて振り返ります。
第2部 商品技術の変遷
この100年間に当社が世の中に送り出してきた数多くの商品の中から、代表的な
商品を40点セレクト。
それらの開発ヒストリーを通じて、当社の技術の変遷を振り返ります。
家事の手間を省き、利便性や快適性をもたらすなど、当社技術進化の根幹となった商品の変遷が紹介されています。
洗濯機/冷蔵庫/IHクッキングヒーター/食器洗い乾燥機/ルームエアコン/空気清浄機/照明/美容家電/自転車
企画展では、「食器洗い乾燥機」と「美容家電」を取り上げました。
人々の感性やコミュニケーションのあり方を見つめながら、デジタル技術を加えて進化してきたAV家電の代表的商品の変遷が紹介されています。
テレビ/ビデオ/ビデオカメラ/デジタルカメラ/テクニクス/車載インフォテインメント/固定電話/携帯電話/ファクシミリ
企画展では、「ビデオカメラ」と「テクニクス」を取り上げました。
近年「B to B」と称されるようになったビジネスユース。長年ユーザーニーズを汲み取り改善を続けてきた歴史が紹介されています。
タフブック/レッツノート/アビオニクス/高輝度プロジェクター/映像セキュリティシステム/コールドチェーン/A機器(実装機)/配線器具・分電盤
企画展では、「高輝度プロジェクター」と「コールドチェーン」を取り上げました。
一般消費者の目には直接触れないデバイス材料も当社技術の根幹です。その先にある、お客さまが用いる商品の進化を願い、基礎研究・開発に取り組んできた道程が紹介されています。
一次電池/二次電池/太陽電池/二波長半導体レーザー/システムLSI/角チップ抵抗器/多層基板材料
企画展では、「一次電池」を取り上げました。
世界中の人たちの願いをカタチにし、日々より良くなっていく。
それが、私たちに課せられた使命です。
「くらしと世界をアップデート。」
パナソニックは、人と技術を通して、常に挑戦し続けます。