Discover “ものづくりイズム”

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により、ミュージアムのあり方も問われました。
パナソニックミュージアムでは、この機会にホームページをリニューアルし、これまでの「ご来館いただくための情報提供型」から、「ご来館いただけなくても展示内容をご覧いただけるオンライン型」に大きく改訂いたしました。
この企画展では、新しいホームページのメインコンテンツの1つである「銘品History」と連動し、当社のこれまでの製品の変遷を、時代の変化とともに伝えるタイムラインに、製品の実物展示と、「ものづくりイズム」を探る開発ストーリー「イズムストーリー」を加えて立体的にご紹介しました。

※ このコンテンツは、2021年3月6日から9月4日まで開催されたパナソニックミュージアム「ものづくりイズム館」の企画展「Discover “ものづくりイズム”」をWeb用に再編集したものです。

銘品History

ものづくりイズム館の企画展では、Webコンテンツ「銘品History」を展示で再現しましたが、ここでは、Webコンテンツ「銘品History」をぜひご体験ください。
「銘品History」では、1918年の創業時の製品「アタッチメントプラグ」から、2019年発売のフルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX S」まで、パナソニックを代表するおよそ160の製品を、時系列でご紹介しています。

Webコンテンツ「銘品History」へ

イズムストーリー

企画展では、「銘品History」でご紹介している製品のうち14製品について、開発のストーリー(イズムストーリー)をご紹介しました。100年間変わらぬパナソニックのものづくりに対する熱意や創意工夫をお伝えします。

松下幸之助と中尾哲二郎のことば

自ら考案した改良アタッチメントプラグで松下電気器具製作所(現、パナソニック)を創業した松下幸之助。創業期において、電熱器、ラジオ、電池とジャンルの異なる製品を次々と開発し、当社の業容を拡大させた中尾哲二郎。彼らのモノづくりに対する思いは当社の原点です。
製品のご提供を通じて「くらしを豊かにしたい」。100年を超えて脈々と受け継がれてきたこの思いは、現在も、そして未来も変わらぬパナソニックの道標となっています。
不易流行の精神でパナソニックは歩みつづけます。

真剣であれば、物が語りかけてくる

これまで、電気器具を主とする商品をつくり販売する仕事を長年続けてきましたが、その過程では、それぞれの商品がぼくに何ごとかを語りかけ、訴えかけていると感じたことが少なからずあったのです。
もの言わぬはずの商品が何ごとかを語りかけてくるというのは、いったいどういうことなのか。
ぼく自身もよく分からないのですが、結局、そのような声が聞こえるかどうかは、自分の側にどれだけの真剣さがあるかによるのではないかと思います。

松下幸之助
『PHP』 昭和59年4月号

その壁を一歩突き抜けなければならない

行き詰まる。その壁を一歩突き抜けなければならない。
しかもなかなかその一歩を突き抜けることができない。
まだだれもやったことがない、それを初めてやらねばならない立場に置かれた場合、だれも知らないものであればあるほど、不安にさいなまれ、そこでやめようかやめまいかと迷ってしまうと思う。
これからは、技術が高度化し、開発に長期を要し、莫大な投資を必要とすることになればなるほど、この一歩が難しくなってくる。こういうとき、不安と孤独に打ち勝っていくには、“これを完成させるのは自分だ”という強い信念以外にはないと信じている。

中尾哲二郎
昭和43年10月 「技術」誌 論説

関連リンク

パナソニック ミュージアム