CO2削減に貢献する商品
家庭向けエアコン
ルームエアコン「エオリア」Xシリーズは、昨今の電気代高騰を受け、省エネに対する関心が一段と高まる中、年間を通じて快適性と省エネ性を両立する製品です。
従来のエネチャージ快湿制御に加え、精緻な風量制御と圧縮機制御の進化により低能力運転を実現する「エコインバータ制御」により更なる省エネ性向上を実現しました。さらに、進化した「AI快適おまかせ」では、当社が蓄積したユーザーデータから最適な温度を導く独自のアルゴリズムを構築し、ワンボタンでその時の環境に応じた運転モードだけでなく、快適な温度までも自動で設定が可能になりました。
これらの取り組みが評価され、エオリア24XS・HXシリーズでは、「2023年度省エネ大賞」において、省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。省エネ大賞の受賞は3年連続となります。
GHP(ガスヒートポンプエアコン)
GHP(ガスヒートポンプエアコン)は、室外機内にあるコンプレッサーをガスエンジンで駆動し、ヒートポンプにより冷暖房を行う空調システムです。
2020年に発売した超高効率GHP「エグゼアⅢ」は、機器サイズおよびメンテナンススペースを削減し、設置面積を従来から17%低減しました。また、冷凍サイクル効率および送風機効率向上などの技術開発により、年間エネルギー消費量を前シリーズ比約10%削減し、コンパクト化と省エネ性を両立しました。
これらのことが高く評価され、2020年度省エネ大賞(資源エネルギー庁長官賞)他、数々の賞を受賞しました。
エコキュート
<太陽光自家消費促進型 自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機>
パナソニックは、おひさまエコキュートで再生可能エネルギーの自家消費を促進し、カーボンニュートラルの実現に貢献します。
「おひさまエコキュート」はお湯を沸かす際、大気熱と太陽光発電と電気を併用。CO2排出量と給湯にかかる光熱費が削減できます。
エネルギーの自給自足をめざした新しい生活スタイルが求められる昨今、地球温暖化や自然災害など、私たちを取り巻く環境は、刻々と変化しています。
おひさまエコキュートは太陽光発電でつくったエネルギーを有効活用し環境に配慮してお湯をつくります。
吸収式冷凍機『節電型ナチュラルチラーPR型ジェネリンク』
吸収式冷凍機は、圧縮機を使わず真空下での冷媒の気化熱を利用する空調システムです。冷媒に水を使い、運転動力源に工場の廃熱やガスの燃焼熱など熱エネルギーを使うため消費電力量が少なく環境にやさしい空調設備として、ドーム球場などの大規模施設の空調に適しています。冷房負荷が大きい時に電力負荷のピークを下げられることに加え、自然冷媒の水を使用していること、また、同程度の能力が必要な空調設備として室外機の設置スペースが少ないという大きなメリットがあります。
本製品は従来製品から定格冷却水流量を30%、冷却水ポンプ搬送動力を65.7%削減することで、電力消費の大きい冷却水ポンプの消費電力量を限界まで削減且つ、廃熱利用によるガス燃焼23.5%削減による製品全体としての省エネを実現したことを評価していただき、平成29年度(2017年)のデマンドサイドマネジメント表彰において、ヒートポンプ・蓄熱センター振興賞を受賞しました。
欧州向け温水暖房システム
欧州向けに販売しているAquarea Air to Water(A2W)は、再生可能エネルギーを活用した環境に優しい次世代暖房システムです。業界トップクラスの省エネ性を実現し、太陽光発電システムとの連動も可能です。各社に先駆け、自然冷媒であるプロパン(R290)を採用したラインアップもそろえ、さらなる環境負荷軽減に貢献しています。また、優れた工業デザインとして、グッドデザイン賞を受賞。IoTクラウドを用いた遠隔監視など、お客様の暮らしに寄り添ったサービスも展開しています。
2024年には、集合住宅向けの大能力A2Wのラインアップも追加リリース予定。環境にも人にもやさしい商品として、当社Aquareaは進化し続けます。
IAQ制御搭載 熱交換気システム
春秋の室内外の温度差が小さいときは、給気風量はそのままで、排気風量を絞った運転で消費電力を抑えます冬期は外気温が室内の温度より低くなり、すき間風などの自然換気が増えます。換気システムによる換気量(給気・排気共に)を減らして消費電力を抑えます。
風量一定制御機能付の給気・排気の2つのDCモーターと熱交換気・普通換気の切替えを温度センサー・湿度センサーで効率よくコントロール。最適な風量と換気方式で快適と省エネを実現します。
再エネ利用最大化のための個別空調システム「ハイブリッドGHP」
本製品は、エンジン駆動式コンプレッサと電気駆動式コンプレッサを組み合わせたハイブリッドGHPであり、上げ下げDRへの対応を可能としたシステムです。主な機能としては、従来モデルである「スマートマルチ」の遠隔制御に加えて、外付け基板を介してアグリゲータ等からの信号を受信し、運転モードを切り替える機能を搭載し、空調性を損なうことなく手軽に電力変動への対応を可能としました。運転モードの1つには電力を優先的に使用するモードを搭載し、簡易的な上げデマンド運転も可能としました。
また、運転制御において電気とガスの良いとこ取りで標準GHPからAPFpを約16%向上し、業界トップクラスのAPF2.46(20馬力)を達成。さらに、設置スペースは標準モデルと同等とし、電気またはガス遮断時の運転継続範囲の拡大も実現しました。
省エネマネジメントサービス
AIが外部環境と利用者の温度設定を学習し、約20%※1の省エネと快適性を両立するサービスです。本サービスは2024年4月よりHVAC CLOUDの省エネマネジメントサービスのプレミアムプラン「AI省エネコントロール」として提供※2致します。サービス提供時は契約前に1年間の試用期間を設け、実際の省エネ効果を踏まえて、導入を判断いただいています。2024年4月よりオフィス・店舗用エアコンに展開しています。
業界初※3のAIによる運転制御で省エネと快適性を両立し、夏季期間での実地検証により、約20%※1の消費電力削減効果を確認しました。
※1 2022年6月~9月に関東地方の物販店舗(約1000m2)の施設で検証。「設定温度自動リターン」機能(一定時間で指定した温度設定に戻る機能)との比較。実際の省エネ効果は、使用環境等の条件により異なります。
※2 各サービスは、パナソニック産機システムズ(株)より提供され、サービス提供にかかる同社との有償利用契約の締結が必要となります。
※3 空調機業界において、当社調べ(2023年3月8日時点)。
シルキーファインミスト
シルキーファインミストは、低圧エア(0.25MPa以下)でも微細ミスト粒径(約6~10μm)で噴霧可能なミストの登録商標です。シルキーファインミストを噴霧するノズルを用いた二流体加湿装置(噴霧機)は、フレキシブルな施工方法で、場所を選ばず、簡単に設置できます。
工場における加湿が必要な工程において利用することにより、従来の間接的蒸気式加湿装置の加熱エネルギーや電極式蒸気加湿装置の電気エネルギーを必要としないことで、従来の加湿設備に比べて、消費電力を大幅に削減することが可能です。また、低エア圧駆動のため省エネ性にもすぐれています。なお、グリーンAC Flex電気噴霧機(噴霧機型番AE-GF011:ノズル型番AE-GNG013)は、環境省LD-Tech「2023年度」認証製品に選ばれています。また、シルキーファインミストを用いた2024年夏に商品化予定の工場加湿ステムの導入により、大規模空間を微細ミストで加湿制御を行うことで、工場の省エネ化に貢献します。
家庭用冷蔵庫
GX対応冷蔵庫9Xシリーズは2023年度省エネ大賞の製品・ビジネスモデル部門において最高賞である「経済産業大臣賞」を受賞しました。
主な特長は、①AIが客先の使い方を学習、家庭ごとの生活に合わせ冷却器の霜取り運転を最適化することで、無駄な消費電力を削減する「AIクーリング」、②庫内の温度変動を低減し食品表面への霜つきを抑制し長期間おいしさを保つ「うまもり保存」、③AIが気象警報と連携して停電時でも庫内の低温を長続きさせ、食品廃棄ロスを減らす「停電そなえモード」です。JIS条件においてトップクラスの消費電力量(600Lクラス)を達成するとともに、実使用環境下で霜取り時の消費電力量を22%削減しました。消費電力量削減によるCO2排出量削減、フードロス削減、気候変動に適応するレジリエンスに貢献します。
生ごみ処理機
生ごみ処理機は家庭から排出される生ごみを130℃の温風で乾燥し、体積を約5分の1まで減量かつ軽量化できることから、ごみの減量化に効果があり、自治体の焼却施設や焼却灰処理で発生するCO2排出量の削減に貢献が可能です。
昨今、日本においては老朽化などによりごみ焼却施設が減少傾向にあり、回収したごみを近隣自治体のごみ焼却施設まで長距離運搬する地方自治体も少なくありません。
当社はこれまでの活動をふまえ、生ごみ処理機のサブスクリプションサービスを開始し、自治体との連携により前記サービスへの補助金事業の立ち上げに貢献いたしました。
今年度においては約27の自治体と連携を開始しており、生ごみ減量化を目指すとともに住民一人ひとりのごみに対する意識改革を図り、ごみをなるべく排出しないライフスタイルなど循環型社会の構築に向け活動していきます。
LED投光器 「グラウンドビームER」
投光器はスタジアム・多目的アリーナなどスポーツ施設に設置されている特定方向に強い光を照射できる照明器具です。器具光束65,000lm(ルーメン)以上の新型LED投光器「グラウンドビームER」は、従来光源のマルチハロゲン灯(メタルハライドランプ)2000・1500・1000形相当をラインアップし、従来のHID投光器と比較すると大幅に消費電力を削減することが可能です。
一体型階段灯 ワイド・ミドル・スリムタイプ
蛍光灯センサなし器具から、一体型階段灯に改修すると年間約75%節電が可能。
人を検知して100%点灯、人がいない時は必要最小限の明るさに抑えて節電もしくは人の動きを検知し、自動でON/OFF。人がいない時は消灯して節電します。
電気自動車時代を見据えた【住宅用】V2H蓄電システム「eneplat(エネプラット)」
太陽光でつくった電気を売電するのではなく、家庭内で利用する自家消費のニーズが高まっています。V2H蓄電システム「eneplat(エネプラット)」は電気自動車のバッテリーに蓄えた電力を家庭へ供給するV2H(Vehicle to Home)と蓄電池を連携させたシステムで業界初※4の電気自動車※5と蓄電池による同時充放電を実現。より多くの太陽光発電を家庭内で有効活用でき、太陽光発電の売電量・系統からの購入電力量を減らし電気の自給自足を目指します。
また、家庭内の様々な家電や住宅設備機器を連携させるエネルギーソリューションの中核機器「AiSEG2(アイセグ2)」と「eneplat」と連携し自家消費向上、CO2削減に貢献します。
※4 国内の住宅用DC連携タイプV2H蓄電システムの2022年11月25日時点で発売済みの商品において(2022年11月25日時点 当社調べ)
※5 接続可能な電気自動車は、当社公表の対応車種に限ります。
家庭用燃料電池「エネファーム」
家庭用燃料電池 エネファームは、都市ガス(天然ガス)またはLPガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させて発電させ、その反応時に出る熱は貯湯タンクに蓄えて家庭で活用することができる、高い発電効率と省エネ性を兼ね備えたシステムです。
エネファームは、全数にLPWA(Low Power Wide Area)通信機能を標準搭載し、クラウドを通じて気象情報を受信できます。「停電リスク予測」を受信した場合には、自動的に発電モードを切り替えて停電に備えます。深夜などエネファームが発電を停止している時間帯に停電が発生した場合においても外部電源による再起動が不要になり、停電発生時でも安心して電気をお使いいただけます。
また、ガス供給が停止した場合には、電気ヒーターを使用してお湯をわかす機能を新たに搭載。さらに断水時には貯湯タンクのお湯を、生活用水として使用する事もできます。これらの機能により、エネファーム1台で「停電時の電力」「ガス供給停止時のお湯」「断水時の生活用水」という災害時における必要最低限のインフラ確保がより容易になり、在宅での避難が必要なときでも、あんしんな気持ちでお過ごしいただけます。
エネルギーマネジメントソリューション「エマネージ」
エマネージは、施設の省エネ活動を問題発見から運用及び設備改善まで継続的にサポートするクラウド型サービスです。見える化では、ブレーカ別の電力計測結果、ガスなどの計測結果の推移を年、月、週、日(1時間)、日(30分)単位に切り替えて表示。系統別の電力計測結果、さらに電灯系統・動力系統の詳細も積み上げグラフで確認できます。いつ、どこで、何に、どれくらい電力を使っているのかを明確にして、発見した問題点に対して照明機器やエアコンのデマンド制御など運用の改善を図ることにより、お客様の使用エネルギーの削減に貢献します。
純水素型燃料電池「H2 KIBOU」
純水素型燃料電池は、家庭用燃料電池「エネファーム」で培った技術を応用しています。例えば、燃料電池のキーデバイスであるスタックをエネファームと共用化することにより、安定した発電性能と業界最高※6の発電効率56%※7を実現しました。また、本製品は業務用途をターゲットにしているため、家庭用エネファームの発電出力(700W)の7倍以上となる5kWに発電出力を強化。さらに、複数台を連結制御することで需要に応じて発電出力をスケールアウト可能にするほか、軽量・コンパクトな筐体サイズを生かして、建物の屋上や狭小地などさまざまな設置条件にも柔軟に対応します。
また、2022年度には、純水素型燃料電池と太陽電池を組み合わせた自家発電により、当社滋賀県草津拠点内にある燃料電池工場の製造部門の全使用電力を100%再生可能エネルギー※8で賄う「RE100ソリューション」実証施設「H2 KIBOU FIELD」を稼働させました。本施設をご見学いただくことで、水素を使ったCO2削減のソリューションを身近に実感いただけるようになりました。
パナソニックは、水素の本格活用という再生可能エネルギーの導入拡大に向けた新たな選択肢の提案を通じて、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
※6 2021年10月1日現在、純水素型燃料電池における発電効率において パナソニック調べ
※7 効率は全てLHV基準で表しています(LHV=燃料ガスを完全に燃焼させた時に生成する水蒸気の凝縮潜熱を差し引いた発熱量)
※8 環境価値証書の活用を含む再生可能エネルギーにて生成されたグリーン水素を活用することでRE100に対応可能、実証時は再エネ由来の水素を用いるものではありませんが、将来的には再エネ由来の水素を使用したRE100化を目指しています。
「AiSEG2」
「AiSEG2」は、家庭内の様々な家電や住宅設備機器をインターネットにつなげて連携させ、新しいライフスタイルを提案するHEMSです。「時短・便利」、「安心」、「自家消費※9」の3つのポイントで、すまいの「できたらいいな」を応援します。
特に「自家消費」では、電力使用量の見える化や、様々な生活シーンに合わせて節電しながら快適に機器を制御したり、設定した目標値を超えると自動で機器を制御し、節電をサポートします。
また、天気予報や日射量と連動したAI ソーラーチャージ® 機能により、創った電気をかしこく活用できます。
今後、近年高まる家庭のエネルギーマネジメントのニーズを受け、連携機器を広げていく予定です。
※9 太陽光発電システムで創った電気をできる限り家庭で使い切ること。
宅配コミュニケーションボックス「e-COMBO-LIGHT(イーコンボライト)」
日本国内における宅配便再配達は1日で約200万件にも上ります。
同じ数の不在票が消費されるだけでなく、約1,150トンのCO2が再配達のためのトラックから排出されると試算されます※10。
宅配コミュニケーションボックス eーCOMBO LIGHT(イーコンボライト)は、不在時の荷物の受け取りにより再配達に関わるCO2や不在票を削減するだけでなく、発送もできる電子錠(電池式)タイプの宅配ボックスです。※11
カラーは7色。据え置き・機能門柱への取り付け・外構への埋め込みと豊富な設置スタイルで、新築、リフォーム問わず様々な住まいに合わせることができます。
※10 2014年国土交通省調査を基に当社で試算
※11 集荷サービスの利用方法は、各宅配業者へお問い合わせください
耐震住宅工法テクノストラクチャー専用断熱パネル「テクノあったかパネル」
テクノあったかパネルは、耐震住宅工法テクノストラクチャー専用のパネルです。髪の毛の太さ(100ミクロン未満)ほどの微細な気泡構造に断熱性の高い発泡ガスを注入した断熱素材が用いられます。その断熱材と枠材を工場で一体化加工することで、高い断熱施工品質を実現しています。また、高い断熱性をもつ住まいを省施工で実現します。
テクノストラクチャーは、独自の木と鉄の複合梁「テクノビーム」と高度な構造計算により、従来の木造建築では実現することの難しかった大空間や斬新な外観デザインが実現可能な、耐震性に優れた木造住宅工法です。この工法の壁にテクノあったかパネルを使用し、天井、床などその他部位にもそれぞれ断熱を行うことで、ZEH※12に対応が可能です。
※12 ZEH:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス。省エネルギーと再生可能エネルギーの導入により、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した住宅。
真空断熱ガラス「Glavenir(グラベニール)」
プラズマディスプレイパネルの開発・製造技術を応用し、約6mmの薄さで業界最高クラス※13の断熱性能を有する真空断熱ガラスを製造、事業展開しています。フロートガラス※14仕様に加え、国内で初めて強化ガラス仕様も開発しました。真空層は熱伝導しない特性を活かし、約0.1mmの真空層を支えるために一定間隔でピラー(直径約0.5mm)を配置します。ピラーには非常に強い圧力がかかるため、通常、金属などの高強度な材料が使われますが、当社は「高強度断熱素材」の開発とそれを高速マウントする技術開発により薄くて高断熱な真空断熱ガラスを実現しています。
Glavenirはこれらの技術開発が認められ、2020年度省エネ大賞経済産業大臣賞を受賞いたしました。建築物の窓ガラスの断熱性向上や快適性向上だけでなく、強化ガラス仕様の登場により冷蔵冷凍ショーケースの大幅な省エネにも貢献しています。
ガラスの省エネルギーが必要な世界の各業界にご採用いただくことによりグローバルでカーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。
※13 真空断熱ガラス市場において。総厚約6mmの真空断熱ガラス単体の熱貫流率として0.7W/(m2・K)2024年4月1日現在 当社調べ。
※14 窓ガラスなどに一般的に広く用いられるガラス。
車載用リチウムイオン電池
当社は、大気汚染や地球温暖化の防止など地球環境保護への意識の高まりを背景に、急速に需要が拡大している環境対応車用の二次電池事業を強化しています。
主力である車載用リチウムイオン電池は、円筒形電池と角形電池をラインアップし、グローバルのお客様に採用されています。電池の高容量化、高出力化を進め、電気自動車やプラグインハイブリッド車の長距離走行、ハイブリッド車の加速性能向上に貢献しています。
著しい需要の拡大に対し、日本・米国・中国の世界3極での生産体制で対応してまいります。