デザイン本部 FUTURE LIFE FACTORY のデザイナーが、60年前のステレオを現在のテクノロジーと融合させてリデザイン。本来のレコードプレーヤーとしての面影を残しつつ、絵で音楽を奏でるインタラクティブなステレオが誕生しました。生まれ変わった製品とともに、過去のデザイナーとの対話の中で、現在のデザイナーが発見したこと、感動したことなども紹介しています。
倉庫の片隅に眠っていたステレオとの出会いが、すべてのはじまり。
威厳さえ感じられるそのたたずまいは、私たち現代のデザイナーのソウゾウ力を大いに刺激しました。
1960年代初頭に発売されたキャビネット家具調ステレオ、見つかったのは、レコードプレーヤー部分が失われた状態。
しかし、そのつくりは堅牢で驚いたことに、スピーカーがしっかりと鳴ったのです。
そこから、過去の作り手との対話がはじまりました。
あらゆるものがデジタル化される現代改めてフィジカルでタンジブルな“ モノ”の価値を伝え
デジタルとフィジカルの交差する未来を問う。
過去へのリスペクトとともに、未来へと繋ぐ新しい価値創造の試みをご覧ください。
FUTURE LIFE FACTORY とは
「これからの豊かなくらしとは何か」を問い直し、具現化していくパナソニックのデザインスタジオです。
ユーザーの課題解決や、テクノロジーを中心に置いた従来の商品開発だけでなく、未来洞察を基にした、
人々の価値観の変化や社会課題を起点としたクリエイションが大きな特徴です。
従来の常識にとらわれない発想で、新規事業の種や未来のくらしのビジョンを世に問いかけています。