このコンテンツは、パナソニックミュージアム「ものづくりイズム館」で現在開催中の企画展「電池100年の歴史と未来を変えるエナジー事業」をWeb用に再編集したものです。
パナソニックグループの使命は、創業者松下幸之助が生涯追い求めた「物心一如」、すなわち「物と心が共に豊かな理想の社会」の実現です。
1918年の創業以来、幸之助は事業を発展させるなかで自らの使命を探究し続け、1932年、「遂に産業人の使命を知った」と自覚するに至りました。幸之助が自覚した使命とは、事業を通じた貧困の払拭であり、その先に見据えたのが「物心一如、理想の社会の実現」でした。
以来、当社は「理想の社会」の実現を目指し、その時々の社会課題と向き合い、人々の幸せのために、事業を展開してきました。そして今、使命達成の確度を高めるために、喫緊の最重要課題と考えている「地球環境問題の解決」への貢献と、グループの総合力を発揮して「一人ひとりの生涯の健康・安全・快適」にお役立ちを果たすという二つにフォーカスしています。なかでも最も深刻な地球温暖化には、一刻も早く歯止めをかけていかなければなりません。
この使命感に基づき、当社が2022年1月に表明したのが、長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」です。目指すは2050年3億トン以上のCO2排出量削減。そして、目標達成の鍵を握るのが、事業会社の一つ、パナソニック エナジー株式会社が担当する分野での取り組みです。例えば2030年の削減目標はグループ全体で9,300万トン、その内6,000万トンを電池事業が担うのです。
こうして大きな期待が寄せられる電池事業は、1923年の開始以来、さまざまな挑戦を続けてきました。この展示では事業の歩みを振り返るとともに、「Panasonic GREEN IMPACT」の要となる今日の姿、そして明日への展望を紹介します。
<協力>パナソニック エナジー株式会社
前編「電池の進化」
電池事業の礎を築いたふたりの創業者とそのはじまりをご紹介。
人々の生活に変化をもたらした電池事業の代表的な事例をご紹介。
商品開発や海外事業など、先人たちが残した挑戦のエピソードをご紹介。
後編「事業の取り組み」
モビリティエナジー事業・エナジーソリューション事業・エナジーデバイス事業についてご紹介。
パナソニックグループ全体・パナソニック エナジーが取り組んでいる「より良いくらし」のための活動をご紹介。
企画展アーカイブズ
2023年
2023年7月1日(土曜日)~12月9日(土曜日)
2022年
2022年12月17日(土曜日)~2023年6月24日(土曜日)