![写真:ワイセンベルク効果の展示](/content/dam/panasonic/phd-jp/ja/corporate/center-tokyo/akerue/pages/j015/pc/064_jpc@2x.jpg)
![写真:ワイセンベルク効果の展示](/content/dam/panasonic/phd-jp/ja/corporate/center-tokyo/akerue/pages/j015/sp/064_jsp.jpg)
ワイセンベルク効果
体が棒をよじ登っているように見えませんか。不思議ですね。この液体は「非ニュートン流体」の1つです。非ニュートン流体とは、ホットケーキのタネやペンキなどのように、力をかけると手ごたえ(粘度)が変わる流体のことで、さまざまな変わった性質をもっています。
流体が、棒を登ってきたのは「ワイセンベルク効果」のため。非ニュートン流体のなかでも、ゴムのように伸び縮みするものに見られる性質です。かきまぜることで引き伸ばされると、縮んで戻ろうとするため、しめつけるような力で中心に集まってくるのです。
身近な事例
みんなの生活の中でも、たとえば写真のようにハンドミキサーを使って、ケーキの生地をつくるときにワイセンベルク効果を見ることができます。ぐるぐる回るミキサーに、生地がもったりとからみついて、中心軸を少しずつのぼっていくようすを見てみましょう。生地がミキサーにからみついてのぼってくる高さや速さは、生地のやわらかさや軸の回転スピードによっても変わります。
そのほかにも、おもちゃのスライムなどでもワイセンベルク効果を見ることができます。
協力:東京理科大学教授 川村 康文
![写真:泡立て器でクリームが混ざっている様子](/content/dam/panasonic/phd-jp/ja/corporate/center-tokyo/akerue/pages/j015/pc/117_Coworo_b2@2x.jpg)
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