スピーカーのしくみ
スピーカーの上に置いたビーズはどんな運動をしましたか?実は「音」の正体は、目に見えない空気のふるえ(振動)です。スピーカーの振動板がふるえると、それが周囲の空気をふるえさせ、さらにそれが耳の鼓膜をふるわせて、私たちは「音」を感じます。
スピーカーの内部には、電流から磁石の力を発生させるしくみ(コイル)があります。これが磁石の力で振動板をふるえさせて音を出します。電流の強さが振動するように変化すると、コイルから力を受ける振動板も電流にあわせてふるえます。振動板のふるえは、空気のふるえとなり、音が発生するのです。
身近な事例
スピーカーの音の高さとビーズの動き方にも注目してみましょう。そこにはどんな関係がありそうでしょうか?音の高さが変わると、ふるえの速さも変わるのがわかったと思います。音の高さは、空気のふるえ(振動板のふるえ)が速いほど高くなり、ゆっくりだと低くなります。電気の流し方を変えると、音の高さも自在に出すことができるのですね。
ところで、マイクはどうやって音を「聞く」のでしょうか?マイクは、空気の振動によって内部の振動板がふるえると、コイルを通じてこれを電流のふるえに変えます。スピーカーとちょうど逆のしくみで作られているのですね。
協力:進藤電気設計 進藤 正彦
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