アルケミストインタビュー

アルケミストインタビュー

HIRARIさん

小学5年生(第2期生、2ー4期活動中)

虹をこよなく愛するクリエイター。プログラム中に「Think Different Rainbow」という自身のブランドを立ち上げ、プログラム活動内で商品製作などを行う。ECサイトでも販売中。

Think Different Rainbow

カラフルでパワフルに自分を伝える「虹」

ー HIRARIさんは虹やキラキラ・ギラギラのもの、それから絵を描くことも好きだと思うのですか、どんなところが好きなのですか?

アルケミストインタビュー
第2期の活動の様子。タブレットで虹のイラストを50枚以上描き、動画に仕上げ、プロジェクターで投影。自作のフィルターをかざすことで動画の色をアナログに変えられる作品を完成させた。

虹は、カラフルでパワフルで好き!本当に小さいときからずっと虹を描いてるんだけど、これって、自分の頭のなかで考えているものを書き写してる感じ。頭のなかのものをずっと覚えておくことはできないし、文字だけだとパッと見たときにユーモアが伝わらない。やっぱり、思ってたり考えてたりするものを表現するには絵を描くのが一番いいな。

絵を書いてて楽しい瞬間はふたつ!ひとつめは、キャンバスにラメとか絵の具を広げるとき。ラメを塗ることで普通の絵からキラキラの絵に変わる。それで他との違いが生まれるというか、「自分のアートができてる〜!」って嬉しくなる。ふたつめは絵を描き終わった瞬間。「上手くできてる!」って達成感がある。それが賞とか受賞したら嬉しい!

「わたし流のかわいい」が商品のこだわり

ー 第3期の今回は、販売にもチャレンジしましたね。自分のブランドを立ち上げて実際に商品をお客さんに売ったわけですが、どうでしたか?作品づくりで気をつけたことや、こだわったこともぜひ聞かせてください。

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第3期で制作した自身のブランド。今回はタブレットで絵を描くだけでなく、3Dプリンターやレーザーカッターにも挑戦し、ポーチやキーホルダーなど幅広い商品を手がけた。

すごく楽しかった!商品がじわじわ増えていくのを見て「これからどうなるんだろう?」ってワクワクしたし、私の作品を買ってくれるお客さんがいることが嬉しかった!

ものを作るときに大事にしているのは、やっぱり楽しむこと。それと今回気をつけてたのは、作品が「かわいい」こと。全部の作品に「わたし流の好き」があって、それぞれ違ういいところがある。絵を飾る向きとか考えたり、缶バッチのフィルムの種類とかバックやポーチにプリントする絵をどれにするかを一つひとつ選んだり、デジタルで設計するんじゃなくてあえて手書きでデータを作ってオリジナリティを出したり、私の思う好きを100%だせたと思う!

ただ好きだった工作に、とても真剣に打ち込んだ

ー アルケミストプログラムに通うようになって、変わったことってありますか?野望とか夢とか、今後やりたいことも教えてください。

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第3期の活動の様子。プロのデザイナーが使うAdobe Illustratorというグラフィックデザインソフトにも挑戦し、自身のブランドのロゴを作成した。

工作につかう時間が増えて、工作と一緒にいられる時間が増えたから、工作との距離を縮められた気がする。前はただ楽しいから工作をしてて失敗しても気にしなかったけど、作品を発表したり展示したりするから真剣に打ち込むようになって、少しもずれないように気をつけて作った。材料も大切に扱うようになったし、色々考えが変わったかな。

これからやりたいこと、たくさんある!まずジュエリーショップを開く!それから自分の絵とかを使ってVRのゲームも作って、お客さんに体験してもらいたい!あとオーロラのインクがでるペンとか、オリジナルの名札も作りたいし、やってみたいことはたくさんある!

プログラムに参加して[保護者の方から]

ー HIRARIさんは第2期からご参加いただきましたが、アルケミストプログラムに通わせようと思われたきっかけは何ですか?

パナソニックセンターで開催されたワークショップに参加した際に、講師の方に面白い人がいると鈴木さん(アルケミストプログラムエデュケーター)をご紹介頂いたのがきっかけです。テクニートを見学させて頂き、「この環境すごい!」と感激しました。3Dプリンター、レーザーカッター、建築模型などにチャレンジしたいタイミングでしたので、すぐにエントリーさせて頂きました。AkeruEには、プロのイラストレーターや建築家として活躍されている方々がクルーとしてサポートしてくださいますので、毎週たくさんの「はじめて」を体験させて頂いております。家庭では「やってみたい!」を全力サポートできるように、興味のスイッチが入った瞬間にベストな環境を用意する様に心がけています。

ー 6ヶ月間アルケミストプログラムにご参加いただきましたが、いかがでしたか?HIRARIさんの変化などがありましたらお聞かせください。

一緒に活動しているお友達との関わりが、とても響いているようです。第3期の作品発表会のあと、子供たちがビンゴゲームを開催していました。大人が何もしなくても、ビンゴ用のプログラムを組んだり、みんなに声をかけたり、ボードに数字を記録したり、それぞれの強みやキャラクターを活かして協力し合っている姿に感動しました。

デジタルファブリケーションが使えるようになり、ものづくりの幅が大きく広がったことももちろんですが、アルケミストの仲間やクルーの皆さんと関わりの中でお互いの得意な部分を尊重し、自分が仲間のために何が出来るか考え行動出来るようになったことはとても大きな成長だと思います。いつかアルケミストプログラムのメンバーたちが、共にイノベーションを起こす日が来るのが今から楽しみです。AkeruEにはいつもたくさんのひらめきとワクワクが溢れていて…子供たちのために全力でサポートしてくださるクルーの皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。いつも子供たちにたくさんのワクワクをありがとうございます。

聞き手/鈴木順平 AkeruEプログラムディレクター/アルケミストプログラムエデュケーター

撮影/中里亜純 AkeruEグラフィックデザイナー/アルケミストプログラムファシリテーター

ライター/長谷川菜月 アルケミストプログラムファシリテーター

 

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