
6.ワークライフバランスのキーポイント、あなたの働きがいは?
2022年1月26日

こんにちは。材料ソリューション部 有機分析課の稲垣です。
これまで、プロダクト解析センターのワーク・ライフ・バランスについて、5回発信してまいりました。6回目となる今回は、ワーク・ライフ・バランスの中でも、ワークの充実に着目して、ズバリ「働きがい」について、有機分析課のメンバーとディスカッションをしてみました。
近年、働き方の多様化により、一人一人が働きがいを感じることが重要視されています。SDGsの一つにもなっており、「働きがい」を高めていくことは、個々人の「ワーク」の充実と、チームとしての成長へつながります。それゆえ、まずは、個々人の「働きがい」をチームで互いに認識し相互理解を深めることが、重要だと考えられます。
これまで、有機分析課のメンバー間で「働きがい」についてディスカッションすることはほとんどなかったのですが、今回、ディスカッションを通して、改めて個々人の「働きがい」について考えてみたので、その内容を紹介します。

皆さん、よろしくお願いします!



よろしくお願いします!

「働きがい」って、『この組織で働き続ける意義』とも言えると思うのですが、そもそも、皆さんは、どういった理由で今の職を選んだのですか?そして、どうして今、この職場で働くことを選んでいるのですか?きっとその答えが、「働きがい」の重要ポイントだと思うので、ぜひ聞かせてください!

今の職を選んだのは、自分の能力を活かせる場所だと思ったからかなぁ。学生時代に培った専門領域の知識、スキルが発揮できると思ったから。

私も同じです!大学までに身に着けてきた有機化学の知識であったり、スキルを活かせる職がいいなと思って就職活動していました。学生時代に分析装置を使って分析するのが好きだったので、「分析化学」の道を探していました。今の職に就けて、幸せだなと思っています。

私は、学生時代は高分子合成化学が専門だったので、新材料でも作れたらいいなと考えていたこともありました。でも、インターンシップに参加した時に、自分が持っているスキルを『材料分析』という形で活かせる道もあると知って、とても面白いな、と思ったことが就職した理由ですね。自分のスキルが活かせられることは「働きがい」に関する重要な要素の一つかなと思っています。

私は、それほど職種にこだわりはなく、パナソニックだったら幅広い分野の業種や製品に携わることができそう!と思って入社したのですが、結果的に、大学までの自分のスキルを活かせる職に就くことになってました。これはこれで縁があるということで、幸せかな、と思っています。やっぱり自分が得意なことを毎日活かせられる、というのは楽しいですよね。

私は、今の仕事に就くまでは、『材料分析』の仕事がこれほど奥深いものとは思っていませんでした。「分析化学って、ただ材料を分析装置に入れて、出てきた数字を結果として出すだけだ」と思っている方が多いのではないかな、と思います。でも実際は、そんなイメージとは全く違っていて、毎日四苦八苦することばかり。苦労して、やっとの思いで出したアウトプットが、お客様に喜んでいただけた時は、とても嬉しいですよね。

分かる!毎日、お客様に受託分析をご依頼いただいて、実験&分析して、アウトプットを出す、という連続なのだけど、なんとかご希望に応えられるように・・・と、もがいている日々だよね。

そうですよね。『全く同じ分析業務』というものがほぼなくて、色んな商品、色んな材料の分析に携われることが楽しいですよね。全く飽きない。私も、気づけば14年間、同じ職場で働き続けていますね。

色々な分野のお客様からご依頼をいただいて、分析した結果が、トラブルの解決や製品の開発にお役立ちできる、という貢献感が、とてもやりがいがありますよね。私は、まだ3年目なので、経験値は高くはないですが、これから、一つの受託分析から、さらに次の受託分析へと発展していくような、イイ仕事をしていきたいな、と思います!

皆さん、自分のスキルを活かせて、仕事が楽しいことに「働きがい」を感じる、ということですね。それに加えて、お客様に感謝いただけて、自分の仕事がお客様に貢献できることを実感できると、より「働きがい」がUPする、ということでしょうか。仕事に対して誇りを感じられることが重要なのかな。お客様に感謝し続けていただけるように、日々、進化していなかければなりませんね!

個人の能力をUPし続けると、より楽しくなって、より、「働きがい」がUPし続けるんじゃないかな、と思うなぁ。チャレンジし続けると楽しいよね。


その他に、皆さんの「働きがい」ってどんなものがありますか?

複数のメンバーと一緒に仕事をやって楽しさを感じたら充実度が増すかな、と思います。「働きがい」は、仕事の内容そのものも重要だけれども、それに加えて、仕事で関わる人との関係も大事かなと思います。

そうですよね。メンバー同士がお互いに尊敬し合っている関係性は重要だな、と思います。

確かに!尊敬し合っている人と一緒に仕事ができるって幸福ですよね。一緒に仕事をする中で、共に落胆したり、共に喜んだり、共感することが多いと、「働きがい」はUPしますよね。

お客様だけでなく、チームやメンバーへの貢献や達成感も働きがいに繋がる気がします。自分の存在意義を感じられると、「働きがい」を感じられると思います。チームとして、働きがいを高め合って、もっと充実したワークを目指したいですね。

なるほど、確かにそれもありますね!チームワークの良さも「働きがい」に直結しますよね。

他の観点で言うと、自由に発言・提案できる風土も「働きがい」の重要な要素だと思います。やっぱり、自由に発言できないと、より活発な議論はできないし、より良い仕事はできないですよね。より良い仕事ができなければ、「働きがい」は低下していくと思います。

そうですよね。今でも皆さんから発言・提案をしていただいて、可能なものは進めていけるようにしていますけど、もっと活発になっていければいいですね。課長としても、自由に発言・提案できる、オープンコミュニケーションな場作りを、心がけたいと思います。

皆さん、ありがとうございました。ディスカッションを通じて、普段は意識しない自分の「働きがい」を意識できたかな、と思いますし、これまで知らなかった、皆さんにとっての「働きがい」を知れたと思います。互いの「働きがい」を意識して、自分たちの「働きがい」を追求していき、より充実した会社人生を送りましょう!
有機分析課のメンバーの「働きがい」は共感できたでしょうか。挙がってきたキーワードを以下にまとめてみました。
✔ 日々の仕事が好きで楽しいことが「働きがい」につながる
✔ 個人の能力をUPし続けると楽しさ倍増で「働きがい」UP
✔ メンバー間の共感で「働きがい」UP
これからも、自分たちの「働きがい」を意識し、自分たちの『ワーク』をより充実させたものにすることで、より良いワーク・ライフ・バランスが実現できるのではないかと、改めて感じました。
これを読んでくださった皆さんの「働きがい」を考えるきっかけになり、皆さんのワークがより充実したものになれば、幸いです。