ごあいさつ

小川さん

当センターの存在意義は、「解析のチカラを、幸せの、チカラに。」という一言に集約されます。
解析のチカラの「チカラ」には、「技術力」「人間力」「多様性(の力)」の3つの意味を込めています。

技術力

パナソニックグループの多岐にわたる事業領域で培った、
実事業に即した解析評価技術は、
私たちの強みであり、お客様のニーズに応える源泉です。

人間力

一人ひとりの技術者は、技術力だけでなく人間力の向上も重視し、
お客様視点に立った提案や対応を通じて、信頼関係の構築に努めています。

多様性

電気、機械、化学、バイオ、人間工学など異なる専門分野に加え、
さまざまな経験、視点、個性を持つ多様な人材が協力することで、
新しい発想や革新的な アイデアを生み出し、お客様の期待を超えるソリューションを提供します。

技術力✕人間力✕多様性=解決力

今世紀はデータの世紀とも言われ、様々な対象に対してデータに基づく科学的なアプローチの可能性が高まっており、商品・サービス開発においても、データや解析の視点は、ますます重要となっています。私たちは、科学的なアプローチで商品・サービス開発を支援するプロサービス部門として、今後も多くの皆様と繋がり、みなさまの「幸せのチカラ」となれるよう努力してまいります。

事業領域

パナソニックグループに限らず、あらゆるお客様に対して、研究段階から量産、販売まで全てのプロセス(川上~川下)のご依頼に対して、お客様視点で、科学的なソリューションをご提供できる番頭を目指しています。

業務プロセスとプロダクト解析センターがご提供するお役立ち

革新材料・デバイス開発→お客様ニーズの見える化→企画・設計への落とし込み→設計実現(CAE)→モニター評価→評価方法の提案・認定試験→お客様メリットの見える化・CMパンフレット→市場トラブル対応

プロダクト解析センターでは、これらを実現するために、8つの技術分野によるソリューションサービスをご提供しています。

    この番頭という言葉は、

    パナソニックの創業主(松下幸之助)が大切にしてきた、あらゆる製品について、それをお買い求めくださるお客様の立場に立ち、お客様の番頭になる気持ちで、性能、品質を試し、再吟味してみる。という考え方に基づいています。


    組織図

    プロダクト解析センター組織図

    認証取得

    情報セキュリティマネジメントへの取り組み


    プロダクト解析センターでは、安心して弊社をご利用いただけるよう、お客様からお預りした情報資産をあらゆる脅威から保護し、適切に管理するための様々な取り組みを行っております。

    ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム) ISO/IEC 27001 認定取得

    ISO/IEC 27001はISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)に対する要求事項を定めた規格です。
    組織が保護すべき情報資産について、内部不正者や外部者による不正アクセスや、情報の漏えいなどの脅威から情報資産を守り、情報セキュリティを確保するために必要な事項が規定されています。
    プロダクト解析センターはパナソニック ホールディングス株式会社 マニュファクチャリングイノベーション本部グループメンバーとして、ISO/IEC 27001の認定を取得しています。

    組織名称

    パナソニック ホールディングス株式会社

    組織部門名称

    マニュファクチャリングイノベーション本部

    初回登録日

    2009年3月13日

    認証機関

    株式会社日本環境認証機構(ISR007)

    認証登録番号

    IC08J0258

    適用規格

    ISO/IEC 27001:2013(JIS Q 27001:2014)

    お客様からお預りした情報資産の取り扱い

    プロダクト解析センターでは、以下の6つの側面から管理手順・ルールを定め、運用を行っています。
    業務の遂行に際して、お客様からお預りした商品の仕様書や設計図、サンプルは全て「秘情報」として、保管場所や方法、情報へのアクセスなどの管理を行っています。

    例えば、仕様書や設計図などの電子化情報のデータの受渡しについては、専用のファイル転送サーバーを用い、さらに電子化情報の保管もアクセスが制限された専用サーバーを用いています。たとえ解析センターの職員であっても、担当業務以外のサーバーへのアクセスや、データの持ち出しはできません。作業用のPCにおいても全てのPCのハードディスクドライブは暗号化されており、加えてデータの移動を含む全てのPC操作はログ管理されています。

    また、サンプルなどの化体物についても、複数のセキュリティゲートが設けられたゾーンに保管され、そのゾーンへのアクセスは担当業務のメンバーのみに制限されています。また、入退室のログ、入室者のカメラ撮影は常時行われ、トレーサビリティのため一定期間保管されています。
    そして、業務が完了し次第、お預りした化体物は速やかにお客様の元にご返却しております。

    入退室のログ管理
    入退室のログ管理
    セキュリティカメラ
    セキュリティカメラ
    評価サンプルの保管庫例
    評価サンプルの保管庫例
    1. 情報管理に関するルール 
    2. 人的セキュリティに関するルール
    3. 物理的セキュリティに関するルール
    4. IT関連セキュリティに関するルール
    5. 事故に関するルール
    6. 監査・運用状況のチェックに関するルール

    EMCテストラボ認証への取組み


    製品開発にとって最適なEMC評価をご提供するために、テストラボとしての様々な認証を取得しています。

    ISO/IEC 17025試験所認定
    ISO/IEC 17025試験所認定

    家電機器、照明器具、住宅設備、医療機器、車載機器、及び情報機器などのさまざまな電気製品のEMC評価をご提供しております。

    主要設備

    EMI測定のリファレンスとなるオープンサイトをはじめ、目的に応じた電波暗室を多数保有しています。また、iNARTE認定エンジニア/テクニシャンを取得した多数の技術者が信頼性の高い評価を提供しています。

    オープンサイト
    オープンサイト
    10m電波暗室
    10m電波暗室
    車載用電波暗室
    車載用電波暗室
    全無響電波暗室
    全無響電波暗室

    信頼性テストラボ認証への取組み


    温度試験、温湿度試験、腐食試験、振動試験など、JIS C 60068 シリーズ15項目に対して、ISO/IEC17025に基づき運営しています。認定取得先はIECQになります。 これにより、第三者的立場での試験をお約束します。

    IECQ ITL Approval IECQ-L JQAJP13 0004
    IECQ ITL Approval IECQ-L JQAJP13 0004

    主要設備

    信頼性施設
    熱衝撃試験
    熱衝撃試験
    ガス腐食試験
    ガス腐食試験
    複合振動試験
    複合振動試験