材料分析

5. 実際どうなの?~プロダクト解析センターの在宅勤務~


2022年1月19日


こんにちは。材料ソリューション部 有機分析課の日永田です。
プロダクト解析センターの多様なワーク・ライフ・バランスについて発信していくWLBシリーズも、今回で5回目となります。

今回はズバリ「在宅勤務」の実情について、有機分析課のメンバーとディスカッションをしてみました。

在宅勤務は場所にとらわれない柔軟な働き方ができるテレワークの一種として、働き方改革の下、コロナ禍以前より、制度の整備や一部での実施が推進されてきましたが、緊急事態宣言下の出社制限の中で一気に加速し、多くの方が経験をされたと思います。

在宅勤務には時間や場所の制限がなく多様な働き方ができる一方で、コミュニケーションやデスク環境の問題など、チームとして解決していかなければならない課題も発生します。下記に、一般的によく挙げられる在宅勤務のメリット・デメリットをまとめてみました。

テレワークイメージ

在宅勤務のメリットデメリット

メリット

デメリット

  • ・務時間、場所の制約が少なくなる
  • ・通勤時間がないことによる時間の創出
  • ・通勤時リスク(感染予防、ストレス)の低減
  • ・ケアワーク(育児・介護)との両立
  • ・コミュニケーションの質・量の低下
  • ・精神的な問題(孤独感、閉塞感、切り替え)
  • ・運動不足
  • ・デスク環境の整備が必要

今後も、ワーク・ライフ・バランスやwithコロナで在宅勤務は活用されていくとは思いますが、メンバーの在宅勤務の環境、在宅勤務に対する考え方についてディスカッションした内容を紹介します。

日永田さん

皆さん、よろしくお願いします!

米住さん
下影さん
稲垣さん

よろしくお願いします!

日永田さん

私たち有機分析課は、材料の解析・評価のために、実験や装置を用いた測定が多く、会社でしかできない仕事も多いですが、皆さんはどのように在宅勤務を取り入れていますか?

稲垣さん

そうですね、実験や測定で出社しないとできないことは多々ありますし、実際に分析対象物を見て、直接お客様や部内メンバーと話さないとわからないこともいっぱいありますね。でも、考え込まないといけない作業や、データ解析などのデスクワークは家でした方が効率がいい気がします。
週1~2日くらいの頻度で在宅勤務を取り入れると、自分の場合は効率的だと感じています。それ以上多くなったら、ストレスになりそう(笑)

米住さん

分析の仕事をする時は、分析試料がないといけないので私も出社の方が良いですが、資料作成は在宅勤務がいいですね。お客様との打合せもWeb会議がほとんどになりましたし、上手に使い分けられたらいいかなと思います。

下影さん

自転車通勤ということもあり、出社制限がないときの在宅勤務はゼロに近いですが、子供の発熱で保育園に預けられない時に、瞬時に在宅勤務に切り替えて、会議に参加できたことがありました。選択肢の一つとして、在宅勤務ができるのはとても便利だと感じました。

稲垣さん

在宅勤務が当たり前になる以前は、例えば、子供の保育園や小学校の行事(たった15分の懇談会でも)のために半日年休を取っていましたが、在宅勤務が浸透してからは、在宅勤務とフレックス勤務制度を活用して、仕事を中抜けして子供の行事に参加することができるので助かっています。年休を子供の行事のために使うのではなく、自分や家族との時間のために使うことができ、私生活の充実感が増しました。


日永田さん

皆さん、色んな場面で在宅勤務を取り入れているんですね!
私も解析や資料の作成がメインとなるときは、在宅勤務にするようにしています。通勤がないため心と身体にゆとりを感じます。現在は週に1回程度で在宅勤務をしています。
在宅勤務の環境面はいかがでしょうか?仕事環境での悩みは少ないですが、ずっと一人で作業をしていると孤独感やコミュニケーション量・質の低下は感じますね。

下影さん

仕事環境については、ネットワークさえ問題なければ、 ノートPCを通して行う仕事環境は会社内と一切変わりませんし、モニターはプロダクト解析センターの設備を借りることができるので快適です。コミュニケーションツール(Teams)も皆さん活用されていますね。

米住さん

コミュニケーションについては、日ごろからの関係性も大事になると思います。コミュニケーションツール上でも、出社時と同じように気軽に接してもらって大丈夫ですよ。

稲垣さん

そうそう、在宅勤務中だとメンバーがどんな状況かわかりにくいけれど、コミュニケーションをとらないと仕事が進まないならば、遠慮せずにどんどんチャットなんかで話しかけていいと思います!強い心でぐいぐいいきましょう!

日永田さん

強い心を持ちます。
コミュニケーションツールは便利ですが、情報を文字に起こすという手間やスキルも必要になりますし、気軽に通話できればいいですね!

下影さん

いつでもすぐにビデオ電話できれば出社と変わらなくコミュニケーションが取れますし、顔も見れていいですね。
また、在宅勤務時は仕事のメリハリをつける意識は心がけないといけなくて、切り替えるきっかけなど仕組みも大事です。あと、運動不足も。

稲垣さん

在宅勤務しているとついつい運動不足になってしまいますよね。運動は、自分で時間を取らないと難しいですよね。以前、メンバー全員が在宅勤務をしていた期間は、毎日時間を決めて、オンラインでカメラONにしてプチ体操していて、良かったですね。

日永田さん

顔を見ると安心しますし、ちょっとしたコミュニケーションも取れていいですね!
これからも在宅勤務のデメリットを解決しながら取り入れていき、より良いワーク・ライフ・バランスを実現していければいいですね。
皆さんありがとうございました!

有機分析課の在宅勤務事情を感じていただけたでしょうか?在宅勤務に対する考え方はいろいろあるものの、上手に活用していくことで、感染拡大予防だけでなく、個々の生産性を高めたり、柔軟な働き方によるワーク・ライフ・バランスの実現が可能になりそうですね。
コミュニケーションや運動不足といった共通の課題も、互いに認識することで解決に向けた前向きな議論ができたと思います。
最後にもう一度、有機分析課の在宅勤務事情をまとめてみました!

✔ 出社メインのメンバーが多いが、必要に応じて気軽に在宅勤務を選択

✔ 在宅勤務とフレックス勤務を組み合わせることで、時間の有効活用

✔ ノートPCやモニター貸出で、出社とほぼ変わらない作業環境

今後、働き方の一つとして、在宅勤務を効果的に取り入れていくことは、ワーク・ライフ・バランスを考えていく上で大切なことであると再認識しました。
多様な働き方で生産性をUPしていくことで、働きがいUPに繋がるのではないでしょうか?

というわけで、次回のWLBシリーズではメンバーの「働きがい」について考えてみましたので、ぜひお楽しみに!