2026年3月15日、パナソニックリゾート大阪(大阪府吹田市)で開催された「KWN日本コンテスト2025」表彰式が、感動とともに幕を閉じました。今年も、小学生・中学生・高校生の各部門から選ばれたグランプリ作品をはじめ、Panasonic賞など素晴らしい作品が数多く表彰されました。会場には笑顔があふれ、受賞者の喜びが伝わる瞬間がたくさん生まれました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。来年も、皆さんとまたお会いできることを楽しみにしています!
【KWN日本コンテスト2025 表彰式】
グランプリ受賞校の皆さん、おめでとう!!
【KWN日本コンテスト2025 表彰式】
入賞校の皆さん、素晴らしい作品をありがとう!
「KWN日本コンテスト2025」において、最も輝かしい栄誉であるグランプリが決定しました!小学生・中学生・高校生の各部門から選ばれた3作品は、独自の視点と卓越した映像表現で、審査員を魅了しました。また、⼆次審査通過作品の中から選出された「Panasonic賞」も発表されました。どの作品も、未来を担う子どもたちの想いと情熱が込められた素晴らしい映像です。ぜひ、その感動を作品を通じてご体感ください。
あっても、なくても。
制作:横浜市立西が岡小学校
チーム名:個別支援学級5組
せとスポ!~みんなでつくる、地域の絆~
制作:尾道市立瀬戸田中学校
チーム名:瀬戸田中学校3年生
言葉を知らなくても
制作:宮崎日本大学高等学校
チーム名:SUNNY-STUDIO
Take off!
制作:岡崎市立形埜小学校
チーム名:TEAMかたの
小学生部門・中学生部門・高校生部門それぞれで、計9作品が優秀作品賞に選出されました。未来を担う子どもたちが紡ぎ出したストーリーを、ぜひご覧ください。
※作品はエントリーナンバー順に掲載しております。
今年も、子どもたちの豊かな発想力と情熱が詰まった素晴らしい作品が集まりました。その中でも、特に印象的な作品が「佳作」として選ばれました。小学生部門、中学生部門、高校生部門それぞれで、個性あふれる作品が光る選出となりました。どの作品も、独自の視点と表現力が光るものばかりです。ぜひ、各作品をご覧いただき、子どもたちの想いと創造力を感じてください。
※作品はエントリーナンバー順に掲載しております。
小学生部門
中学生部門
高校生部門
関西大学
総合情報学部 教授
黒上 晴夫 氏
KWNはニュースをつくるプロジェクトです。とはいえ、事故や事件ではなくて、小学生から高校生までの参加者が「今、伝えたいこと」を、さまざまな形で表現してくれます。そこには、地域の歴史や伝統についての小さな発見、地域の方々との心温まる交流、障がいを持つ人たちの率直な声、自分たちの心の複雑な問題などが描かれます。何をとりあげるか、それをどのように表現するか、ほんとうによく練られた作品たちには、いつも新しく知ることがたくさん取り上げられていて、多くを学ばせてもらいます。そういう意味では、正に子どもたちが見た(witness)ニュースなんだなと、改めて感じました。
東京藝術大学
大学院 教授
伊藤 有壱 氏
応募作品からは、毎年、参加学生達の伝える熱意、関心ごと、そして彼らが生きる「今」を教えられます。その変化を見守る審査という立場に関われて光栄です。日本や世界が大きく変化する時代の中、今年は、手を伸ばせば届く人間同士の心のあり方や、学校という社会の中での変化、町の人口減少へのアクション、身近な所から日本の歴史文化を発見しその魅力を海外に発信する等、さまざまなテーマとアプローチで全作品が最優秀と言っても良いレベルに達していました。 いくつかの参加校は前年までのモチーフやスタイルを引き継いだことで洗練された完成度となり、継続ならではの強さに感心しました。でもその一方では、もっと自由で新しい視点で、果敢にチャレンジしてほしいと感じる気持ちもあります。他の映像祭でも話題になるのは「粗削りでも、それを超える力を持った作品」が次の時代を切り開くという事実で、それはいわゆるプロ風な技術や演出の模倣ではなく、映像の作り方を身につけた皆さんだからこそできる、「映像の可能性」の開拓でもあると信じています。
NHK解説委員室
解説副委員長
飯田 香織 氏
今回も社会的なメッセージが強い素晴らしい作品ばかりで、審査にあたってとても悩みました。少子高齢化や自分と異なる存在との共生、さらにはAIとの付き合い方など、どれも”日本のいま”を映し出す作品で、考えさせられる内容でした。CGやドローンなど最新技術を使う作品もあれば、愚直にカメラのアングルやドリー(移動しながらの撮影)勝負の見せ方もあり、多彩でした。作品の中で登場人物が「ショート動画を作ろう」と呼びかけるシーンがありましたが、今や誰もがショート動画を作れる時代です。今後はAIで簡単に翻訳や吹き替えもできるようになると予想されています。ぜひ、映像作品を通じて、日本について世界に向けてどんどん発信してください。今後も「聞いて、聞いて!こんなおもしろいこと/こんなびっくりしたこと/こんなひどいことがあったの!」と思ったことがあったらメモにして、次の映像作品につなげてください。次回も楽しみにしています。
《NEW》
プレジデント社
プレジデントファミリー 編集長
濱村 眞哉 氏
どの作品からも、制作者の「伝えたい」という純粋なエネルギーを感じました。SDGsや地域課題といった大きなテーマを扱いながらも、決して借り物の言葉に終始せず、自分たちの足で稼いだ情報と、自分たちの感性で捉えた映像で構成されている点に、次世代の表現者として頼もしさを感じました。ドキュメンタリータッチのインタビューから、ドラマ仕立てのコミカルな演出まで、各チームが「どうすれば視聴者の心に届くか」を深く考え抜いた跡が見て取れます。また、日常の何気ない風景の中に、社会の縮図を見出す鋭い視点や、複雑な問題を自分たちの等身大の言葉で解釈し直す姿勢に、一人の視聴者として好感を持てました。映像制作は、自分と世界との関わりを再定義する行為です。映像制作の経験を通じて得た「問いを立て、形にする力」を、今後の人生を通じて磨き上げていってください。
株式会社ハット
企画演出部 ディレクター
山口 香 氏
今年は自分たちの内心を描く、共感性の高い作品が多かったように思います。生きてきた中で醸成された「想い」を映像に昇華させることは作家として一番と言っていいほど大切なことだと思うし、見ている人の気持ちを動かす大きな要因でもあると思っています。撮影や編集の技術に関しては、学生とは思えないプロ並みのチームも出てきました。映像業界に身を置く者として、若者が映像の技術を学んで、腕をあげていくことはとても嬉しいです。でも、技術だけでは人の心は動かせないのも事実。技術が高いからこそ次のステージに進んで行って、観る人の心を動かしてほしいです。プロンプトひとつで、簡単に質の高い映像がつくれる時代がもうすでにやってきています。自分の手で映像をつくる意味を考えながら、僕自身も皆さんに負けないように進んでいきたいと思っています。
フリーアナウンサー
(公財)東京学校支援機構評議員
香月 よう子 氏
受賞された皆さま、おめでとうございます。子どもたち自身が課題を発見し、調べ、対話しながらテーマを設定している作品が増えたことが、とても印象的でした。このコンテストに関わるきっかけとなった約15年前、私は山間部にある小さな学校を訪ね、受賞の喜びを中学生から直接聞いたことがあります。保育園からずっと一緒で、10人に満たない学年でした。インタビューで驚いたのは、彼らの視野がすでに世界へ開いていたことです。自ら設定したテーマで作品をつくる経験は、表現を磨くだけでなく、自分たちの世界を大きく広げてくれるのだと改めて実感しました。このKWNコンテストをゴールとせず、これからも作品を作り、発信し続けてください。皆さんの次の一歩を、心から楽しみにしています。ご指導の先生方へ。忙しい日々の中で作品制作を支えてこられたことに、心から敬意を表します。子どもたちとともに悩み、励まし、前へ進む過程そのものが、正解のない学びの実践でもあると感じました。ぜひこのご経験を、学校の内外で、他の先生方とも共有していただければ幸いです。
パナソニックエンターテインメント&
コミュニケーション株式会社
イメージングソリューション事業部
事業部次長 (兼)プロフェッショナルAV事業統括
谷口 昌利 氏
今年度は、小・中・高いずれの区分においても、非常にレベルの高い作品が集まり、審査は例年以上に難しいものとなりました。ニュースコンテンツ風、ドキュメンタリー風、ドラマ風など、表現の異なる作品が並ぶ中で、それぞれの魅力を公平に評価するためには、同じ「ものさし」を当てられない難しさもありました。特に、出演者の演技や演出が一段と巧妙になっており、作品の意図をより深く理解するために、何度も見返しながら審査を進めました。しかし、そのプロセス自体がとても楽しく、今年度も作品の世界に引き込まれました。一方で、改善を期待したい点としては、まず音声面が挙げられます。セリフやナレーションが聞き取りやすいかどうか、そして挿入される音楽が作品の雰囲気と適切にマッチしているかどうかは、作品の完成度に大きく影響します。映像が年々美しくなり、現場の臨場感が高まっているからこそ、音に関する部分も改めて見直していく価値があると感じました。これからも、審査員を悩ませるほど魅力的な作品が生まれることを期待しています。その過程を通じて、生徒の皆さんがさらに大きく成長していくことを、心から楽しみにしています。
パナソニック ホールディングス株式会社
企業市民活動担当室
室長
堂本 晃代
今年も、どの作品からも子どもたちが、みんなで一緒に考え抜き行動したプロセスが伝わり、胸を打たれました。「障がいとは?」「AIのこれから」「地域課題」「多様性やコミュニケーション」 など、扱うテーマはさまざまですが、まさに「今の社会」を子どもたちなりに捉え、深く向き合おうとする姿勢が随所に感じられました。あえて、見る側に答えを委ねる作品もあり、その余韻が心に残り、何度も見返したくなりました。撮影・音響・編集の技術力は、年々進化し、表現方法を模索しながら「よい作品にしたい!」という熱い思いが、全体に息づいています。映像制作を通じて育まれた力は、これからの社会を生きるうえで、きっと大きな財産になるはずです。チーム一丸となって作り上げた情熱や想いは、確かに私たちに伝わってきます。制作スタイルが固まりつつある学校・チームもありますが、ぜひその殻を破り、新しいチャレンジにも期待しています! 新規校の応募も、ぜひお待ちしています!
2025年度 表彰式 &『とびっきりライブ!』 配信決定!
今年度の表彰式は、2026年3月15日(日) に パナソニックリゾート大阪(大阪府吹田市)で開催されます! さらに、昨年に続き、会場の様子をリアルタイムでお届けする「観覧ビュー配信」も実施!現地での参加はもちろん、オンラインでも特別な瞬間を一緒に楽しみましょう!
今年度の会場情報
会場は、「パナソニックリゾート大阪」。 新しいドラマが生まれる特別な空間で、感動の瞬間をともに分かち合いましょう!
パナソニックリゾート大阪
〒565-0802 大阪府吹田市青葉丘南10-1
番組を盛り上げてくれるスペシャルMC!
図師 英嗣(ずし ひでつぐ)さん
東京都出身 DJ・ナレーター・スポーツ実況などをはじめとして幅広く活動。これまでの主な出演作はTBS『元気の源泉』『名作の風景』。NACK5『SUNDAY COUNT DOWN THE TOP 40』。FM長野『RIMIX SIGHT』など
参加校作品提出:2026年1月14日(水)
◆⼀次審査結果発表◆
2026年1⽉30⽇(⾦)
▶佳作発表(⼀次審査通過作品/各部⾨ごと選出)
◆⼆次審査結果発表◆
2026年2⽉6⽇(⾦)
▶優秀作品賞発表(⼆次審査通過作品/各部⾨3作品を選出)
◆最終審査結果発表/表彰式◆
2026年3⽉15⽇(⽇)/KWN⽇本コンテスト2025表彰式(Live配信有)
▶グランプリ発表(各部⾨1作品を選出)
▶Panasonic賞発表(⼆次審査通過作品の中から1作品を選出)
■表彰式会場︓パナソニックリゾート⼤阪(⼤阪府吹⽥市)
関西大学
総合情報学部 教授
黒上 晴夫 氏
メディアを活用した授業デザインやカリキュラム開発、「学び」に関するシステムや評価法などについて実践的な研究を行っている。2003年KWN日本の立ち上げ時より映像指導等に深く携わり支援をいただく。
東京藝術大学
大学院 教授
伊藤 有壱 氏
東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。日本アニメーション協会理事、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授、大阪芸術大学キャラクター造形学科客員教授、クレイアニメーター、CMディレクターとしても活躍。
NHK解説委員室
解説副委員長
飯田 香織 氏
2014年から2016年まで本コンテストの審査員を務められ、その後、2017年よりロサンゼルス支局長となる。帰国後も経済報道の最前線にて活躍。2019年より審査員再任となる。
《NEW》
プレジデント社
プレジデントファミリー 編集長
濱村 眞哉 氏
「プレジデント」副編集長、編集次長を経て、2026年より「プレジデントファミリー」編集長。創刊以来、20年以上、教育・子育ての世界を取材し続けているのがプレジデントファミリーの強み。
株式会社ハット
企画演出部 ディレクター
山口 香 氏
2001年にCM監督としてデビュー。カンヌライオンズ FILM部門ブロンズ、フジサンケイ広告大賞 メディアミックス部門グランプリ。CMだけでなく、キャンペーン映像やド キュメンタリー映像も手掛けている。
フリーアナウンサー
(公財)東京学校支援機構評議員
香月 よう子 氏
番組パーソナリティや、ナレーターなどを行うかたわら、話し方などの講演を行う。学校と学校外を繋ぐ「一般社団法人きてきて先生プロジェクト」にて、多くの出張授業をプロデュース。東京都生涯学習審議委員なども務め、学校地域連携の仕組みを作る。
パナソニックエンターテインメント&
コミュニケーション株式会社
イメージングソリューション事業部
事業部次長 (兼)プロフェッショナルAV事業統括
谷口 昌利 氏
入社して十数年、プロ用カメラ、VTRの方式開発、設計に携わる。その後業務用プロジェクター設計、事業推進を行い、ビジュアルシステム事業責任者を経て、2020年よりプロフェッショナルAV事業責任者を務める。
パナソニック ホールディングス株式会社
企業市民活動担当室
室長
堂本 晃代
入社以降、営業部門にてカメラ業界、通販業界(カタログ・Web・テレビ通販)等を担当、販路拡大や業界向け製品の開発に携わる。2008年 AV製品のサービス部門にて経営管理を担当、2019年 同サービスパーツ部部長、お客様価値向上と経営体質強化に取組む。2024年3月企業市民活動担当室 室長。