実験番号029  キラキラ不思議な万華鏡を作ろう!

鏡に映った像がほかの鏡に映っていくつもの像になり、きれいな模様に見える万華鏡。ペットボトルに入れたビーズをのぞいて、鏡の不思議を楽しんでみよう!

キラキラ広がる不思議な世界!万華鏡をのぞくと、鏡に映ったものが別の鏡にいくつも映って、あでやかな景色が広がって見えるよ。
ペットボトルの中に水とPVAのり、好きな色や形のビーズを入れて、ひっくり返して元に戻してみて。万華鏡でのぞくと、いろいろなビーズが移動していく様子がいくつもの角度の違う模様になって観察できるよ。

使うもの

※水とPVAのりの割合は、1:1〜3:2くらいです。PVAのりが多いほどプラスチックビーズが移動していくスピードがゆっくりになります。スピードはビーズの素材や大きさによって変わるので、観察しやすい水とPVAのりの配合をためしてみてね。


材料集め

2つ折りの鏡やプラスチックビーズは100円ショップなどで、PVAのりは100円ショップや薬局などで販売されているよ。おとなの人と相談して材料を集めてみよう!


やり方(1)~(4)の順番にやってみよう!を押すとつぎのページがみれるよ!

やり方(1)
実験のポイントはココ! ペットボトルには色や形が違うビーズを入れることが、 万華鏡で見る模様に変化をつけるポイントだよ。

万華鏡できれいな模様は見えたかな?
ペットボトルのビーズだけでなく、花や景色など、ほかのものもいろいろ見てみよう!

万華鏡は英語でカレイドスコープと呼ばれているよ。 1816年にイギリスで発明され、日本には江戸時代末期に伝えられたんだ。当時は百色眼鏡と呼ばれていて、明治時代には大流行して万華鏡として子供のおもちゃとしても人気になったんだって。  鏡に映った模様が別の鏡に映り、いくつも同じ模様が見えて、不思議な美しさを楽しめる万華鏡。実験ではペットボトルをひっくり返したり戻したりした時にビーズが動くので、万華鏡で見るビーズの模様も一瞬一瞬で変化するね。 スマートフォンのカメラなどで、ベストショットを撮ってみるのも楽しいね。

どうしてこうなったか?わかったかな?では、次の実験にチャレンジしてみよう!